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【拳骨日記】カイロプラクティック・コンディショニング・ルーム・Kの日々の臨床現場を通して医療のあり方を診療日記にしました

No 402 ハチ・毛虫刺され

2006-09-22 | NAETアレルギー治療







ハチ刺されと毛虫に刺された症例報告

患者Gさんは植木屋さんである。日頃から雑木の手入れをしてる。一昨日の作業中にハチに刺され、更に毛虫にも刺された。

右手甲の小指の付け根にハチに刺され、腫脹と痒みがでている。右手首の内側の前腕末端の部分を毛虫に刺されて、小さい丘陵上の痒みをともなった湿疹が複数出ている。

ハチ刺されは今回で2回目の経験である。ハチによるアナフィラキシーは無いようである。しかし、昆虫毒による症状は高度な痒みがある。ハチさされの痒みはヒスタミンなどの生化学の影響があるらしい。

もちろんアレルギーとして捉えなければならない。ハチ毒の成分はヒスタミン、セロトニンなどのアミン類、ホスホリパーゼ、ヒアルノニダーゼなどの酵素類、キニン、mast celldegranulation (MCP)ペプチドなどの低分子ペプチドが含まれている。

成分を知っていると役に立つこともあるが、臨床は試験管の出来事ではないので参考程度まで。やはり臨床家は治すことが重要である。

治療前と後の写真を掲載する。一回の治療後、翌日の写真である。発赤や湿疹は改善した。痒みが若干残っている。

青色バックが治療前、ピンクバックが治療後、写真の順番がわかりにくいがご勘弁を。

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