トクホ

トクホって特定保健用食品のこと。
特定保健用食品とは個々の製品ごとに消費者庁長官の許可を受けており、保健の効果（許可表示内容）を表示することのできる食品＝からだの生理学的機能などに影響を与える成分を含んでいて、血圧、血中のコレステロールなどを正常に保つことを助けたり、お腹の調子を整えるのに役立つなどの特定の保健の効果が科学的に証明されている（国に科学的根拠を示して、有効性や安全性の審査を受けています。）ということ。
なんかこれって、国から体に良いよ！ってお墨付きをもらっているような気がして同じ商品ならば出来ればソレに…と考えてしまいます、例えばコーラ。
以前このトクホコーラが発売された頃、へぇー体に良いんだ、と思い買って飲んだものです、でも当時これ１４０円かそれ以上したように思います、通常のコーラよりかなり高い。
かなり高い…とつい飲むのがおっくうになってしまいます。
昨日仕事を終えて、とあるスーパーに買い物に出掛けました。
ふと冷蔵ケースを見るとトクホコーラ：ペプシが１０５円で売られています。
真っ先に思ったのが、高くて売れないから値下げして特売をしているのかな、と。
でも１０５円なら飲もうという気がするモンです、別にのどが乾いていた訳じゃありませんがつい買って飲んでしまいました。
値段がほぼ同じなら、そちらトクホを買ってしまいますよね！
じつは今回のブログはここまでのつもりだったのですが…
今、これを書くにあたってネットで調べたんです…最初の特定保健用食品の定義についてはその引用です。
トクホコーラの比較や配合・問題点が書いてありました。
アスパルテームやデキストリン…、私が食品メーカーにいた時に目にした添加物が書いてあります、自分のいたメーカーでこれを使っていたという意味ではなく日生協や学校給食の仕事もしていたので、各団体で使用が禁止されている食品添加物についても勉強しました。
デキストリンは不思議な添加物です、例えばウズラのゆで卵は冷凍出来ません、分離してしまうというか変質してしまうのです、ところがこのデキストリンに浸して串カツやフライにして冷凍すると変質が抑えられるのです、つまり製品化出来るのです。
その他、多くの野菜はブランチング（軽く加熱）すれば冷凍出来ますが、例外である煮たにんじんや大根他の野菜にもこのデキストリンは大きな効果をもたらします、不思議な薬品なのです、でもソレって体に影響は無いのでしょうか？
※トクホコーラではこのデキストリンは難消化の食物繊維として使われています。
アスパルテームはカロリーのない甘味料です、甘さは砂糖の数百倍と言われます。
スゴイじゃないか！甘いのに太らない、体に良い！と思ってしまいます。
ですが、このアスパルテームはアメリカではなかなか認可されなかった添加物で、現在は認可されているのですが、その発がん性や他の異常をもたらす物質として問題視されているのです。
で…、そういったモノを大量に使用して太りません・太りにくいですって言っていいのかな…。
トクホってあることに対して効果的で、あることについては危険、でもそんなの関係ねぇ…なのかな。
ちょっと国からのお墨付きである「トクホ」その信用について疑問を感じてしまいました。
当初のブログの〆結論と違う結果になってしまいました。

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