日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

ブログ「日刊イオ」の10年

2019-03-06 09:40:47 | (K)のブログ
 3月1日の日刊イオで、(瑛)さんが「「3・1独立運動」から100年、ブログ「日刊イオ」開設10年」https://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/b5724cd3b33d87b64fd30e5004da3807という文章をアップしています。
 日刊イオの開設から10年、今日は日刊イオについての思いをいろいろと書きたいと思います(写真は第1回のブログの画面です)。

 (瑛)さんのブログでも少し触れられていますが、日刊イオを開設した理由はいくつかあります。月刊イオが月刊誌なので、ホームページの更新が基本的に月に1度となり、毎日更新できるブログがあればよいと考えたのが一つ。編集部員の素顔をブログを通して伝えて月刊イオに親近感を持ってもらいたいというのが一つ。月刊イオの数多い記事の中で編集後記の人気がなかなか高いということを聞き、各編集部員が書く気軽に読めるものをと考えて開設に至りました。
 現在は平日のみの更新ですが、日曜日から月曜日まで、本当に毎日、日刊で更新していた期間もけっこうあります。最初は1日の訪問者が十数人という数字でしたが、現在はその何倍もの人たちが訪問してくれています。

 開設当初のブログは、個々人の日々の出来事や思いなど、今よりもキャラクターが出ている内容だったと思います。内容に大きな変化が生まれたのは、2010年から。2月に高校無償化からの朝鮮学校排除の問題が出てきて、そのことに関する情報を頻繁に発信するようになり、その後は朝鮮半島や在日朝鮮人社会の動きや社会的な問題を多く書くこととなりました。
 昔も今も取材に出掛けるメンバーは、取材の内容を書くことが多いでしょうか。ブログでは文字数や写真の枚数の制限がないので、雑誌よりも詳しく報告している場合が多いですね。せっかく取材した内容なのに誌面ではほとんどが載せられず割愛せざるを得ないわけですが、私もそれが残念で日刊イオで詳しく報告するということが何度もありました。そういうことができるのも、ブログを開設して良かった点だと言えます。
 ブログを読み返してみると、結婚し子どもができて成長していくなど、メンバー一人ひとりの生活上の変化がわかって面白い。私も息子の話を結構書いています。

 PCで日刊イオを開くと画面の左に「カテゴリー」という欄があります。そこを見ると、(k)から(茂)まで、12人のブログが並んでします。今日のブログが2893回目。わたし(k)のブログが今日で490回と他のメンバーより少し多いのは、朝鮮訪問時にその内容をほぼ毎日発信していたこと、大阪朝高ラグビー部の試合の速報を書いたこと、取材に行った際などブログの順番を無視してゲリラ的にアップしたことなどがあげられます。いずれにせよ、職権を乱用した結果によるものです。

 10年前の3月1日、日刊イオは(k)(瑛)(愛)(里)(蒼)(茂)の6人でスタート。4月にすぐに(麗)が加入して、しばらくこの7人で更新していきました。10年の間に、(相)(淑)(理)(S)(全)が入り、(蒼)(茂)(里)(淑)(S)が出て行きました。現在は(k)から(全)までの7人で更新しています。こうして見ると、10年間のメンバーの入れ替わりは、あまり多くありません。それだけ、編集部のみんなが、誇りとやりがい、責任感をもって編集の仕事に携わってきたということではないでしょうか?

 (瑛)さんは、「10年たった今、さらなるバージョンアップが求められていると感じています」と書いていますが、どのようにバージョンアップされるのか、楽しみに待ちたいと思います。(k)

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