日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

ディズニーの短編映画

2012-02-28 12:52:05 | (麗)のブログ
昔、私の家にはディズニーの短編映画のビデオがあった。
幼い頃の私は夢中になって擦り切れるくらい、何度も何度も見ては夢を膨らませていた。
ディズニーの短編映画といってもシリーズものがかなり多く、初期などの作品は童話を原作としたものも多く製作されている。

私が見ていたシリーズは主にディズニーの顔である主要キャラたちを扱った作品で、これがまた今見ても新鮮でかなりの傑作。
そのひとつで「ミッキーの移動住宅(1936年公開)」という作品は、ミッキー、グーフィー、ドナルドダックがトレーラーハウスで暮らす物語で、ボタン一つで車内が自由自在に変化する夢の車に子ども心を鷲掴みにされる。
「こんな車に住みたい!」と憧れを抱きながら見ていたものだ。
素人目から見ても1936年に制作されたとはとても思えないほどの技術。


そして短編集の中でも特に好きなのがドナルドダックが主人公のシリーズ。
ドナルドダックは短気で喜怒哀楽が最も激しく、自己中心的な性格で、作品中でも“悪役”的な立場に回ることが多い。
劇中のラストにはいつも容赦ない洗礼を受けるドナルドの“残念さ”と“報われなさ”“不憫さ”に同情していた部分もあったり。

そんなドナルドを取り巻くキャラたちの中でも、彼といつもひと悶着あるリスのチップとデールのやり取りが面白い。

「リスのおもちゃ合戦」「リスの汽車ごっこ」「リスの大逆襲」など、彼らの痛快で愛らしいやり取りは見ているこっちもワクワクするし、いまだに笑える。なんとかドナルドが懲らしめられずハッピーエンドに終わる展開はないものかと期待していたが、そんな愛さずにはいられない、不憫で愛おしいキャラクターが大好きだった。

ちなみに私は、いまのミッキーのデザインより初期のミッキーの方が断然可愛いと思っている。
それに比べて初期のドナルドダックはよりアヒルに似せていてお世辞にも可愛いとは言えない。(笑)
当時は悪役的存在になるひとつの要素として、それっぽく描かれていたのかもしれない。



…ディズニー短編アニメーション、おススメです。他にもたくさん、あげたい作品があるんですがきりがないので…^^ 
多分見た事がある人はいるはず。「懐かしいー!」っと思わず叫びたくなる、古きよき良質アニメーションの一つです。(麗)

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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
それはもったいない (ramyon)
2012-03-02 12:27:34
麗さん、それはもったいない。
それじゃあ、ディズニーランドに行っても、あまり面白くなく無いですか?
見てから行けば楽しいですよ!!
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Unknown ()
2012-03-02 09:38:19
Ramyon様

コメントありがとうございます。
私、実はアラジンは見たことありません…。
あと美女と野獣とかの王道系もです…。(笑)
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ディズニ- (Ramyon)
2012-02-29 19:19:57
ディズニーは永遠ですよね。
ちなみにベタですが、アラジンが好きです。
ディズニーには、2Dに戻ってきて欲しいです。
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