日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

猛暑と熱帯夜とクーラー

2013-07-10 09:00:00 | (K)のブログ
 先週土曜日、関東地方の梅雨明け宣言が出された。そこから猛暑が続いている。記録的な暑さだとか。子どもの頃も夏は暑かった。しかし暑さの次元が今とは違って、それほど不快感はなかった。特に大阪の堺市に住んでいたときは「暑くてつらい」と思ったことはなかった。

 クーラーが家に設置されたのは中1の頃だったように記憶している。その時は京都に住んでいた。京都は「冬は寒くて、夏は暑い」とよく言われるがそれは本当で、京都の夏は確かに暑い。今から振り返ると、音ばかり大きくてそれほど冷えなかったけれど、クーラーは画期的だった。クーラーの導入は個人の家としては少し早かったほうではなかったか。もちろん居間に1台あっただけだ。夜は寝苦しかったが、子どもの寝る部屋にクーラーが入るなんてことは夢物語だった。

 その後、大学時代は寮生活を送り、東京に出てきてからはぼろアパートでのひとり暮らしで、ずっとクーラーのない生活をしてきた。そして今も、寝ている部屋にはクーラーがない。振り返ってみると、クーラーをつけたまま寝るという生活をこれまでの人生でしたことがない。また、「クーラーをつけたまま寝ると身体に悪い」という子どもの頃に聞いたことを今も信じていて、クーラーをつけたまま寝ることに抵抗感もある。

 しかし、ここ数年の夏の暑さ。夜になっても気温が下がらず、熱帯夜が続く。クーラーというものは基本的に、室内の熱を外に出しているわけだから、外の温度がそれだけ上昇することになる。クーラーがフル稼働しアスファルトで覆われた都会の外の暑さは本当に異常だ。昼間の高い気温がそのまま夜になっても下がらず、さらに熱帯夜となるという悪循環。
 なかなか寝られないし快眠できないしで、寝不足状態となり昼間がつらい。それでなくても、いろいろとつらいのに。

 最近のクーラーは性能がいいので、オン・オフだけでなくタイマーで微妙な温度調節や湿度調節もできるのだろうか。クーラーをつけたまま寝るとして、どのような使い方が身体に悪い影響を与えないのか、いろいろと調べたいと思う。もし、その方面に詳しい方がいるなら、アドバイスのコメントをお願いしたい。ちなみに、扇風機の場合、風を直接身体に当てると良くない、壁にいったん当てるようにするとよい、ということを聞いた。

 ここまで書いてきて、「クーラー」という言葉はもう「死語」で、今は一般的に「エアコン」と言われているんだと気がついた。でも、個人的には「クーラー」のほうが断然、言葉としてぴたっとくる。
 とりあえず、この異常な暑さのなか、熱中症などで多くの人が倒れ死亡者も出ているようなので、水分をこまめにとるなど十分に気をつけていただきたいと思う。私も少しでもよい睡眠が取れるよういろいろと対策を考えます。(k)

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2 コメント

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Unknown (Rawan)
2013-07-12 00:01:28
ホントに暑くて参りますね。

建物の構造にもよるのですが、コンクリートで密閉された部屋や、睡眠障害をきたすほどでしたら、やはり就寝時にもエアコンは使ったほうが良いと思います。
一晩中つけっ放しにするのがどうしても抵抗のある場合は、途中で一旦切れて、起床の1~2時間前に再度入るようにタイマー設定するのがおすすめです。

日中にエアコンをつけている間は、扇風機を「首振り」にして、出来るだけ広い範囲の温度を下げておくことも有効です。

ちなみに私は就寝時の「保冷枕」が夏の必需品です。これは随分助かりますよ。
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Rawanさまへ ()
2013-07-12 10:20:25
コメント、ありがとうございます。
やはり、この暑さでは、エアコンを使うほうが良いようですね。保冷枕なども利用してみます。
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