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日刊イオ

月刊イオがおくる日刊編集後記

大人も楽しめるアニメ、ピムとポム

2015-03-01 23:27:43 | (愛)のブログ
現在放映中の「ピムとポムのちっちゃな冒険」というアニメをご存知でしょうか?
2匹の子猫が主人公のお話しで、やんちゃなピムとおませなポムがわくわくを求めて毎日の生活のなかで繰り広げられるちっちゃな冒険といったようなお話しです。

元々は自分が猫好きなので、偶然みたこのアニメを何となく録画して、子どもと見始めたのがきっかけでしたが、たった6分なのに話しがおもしろいし、深い!

ある日のタイトルは「学校」。学校ごっこをしてるとピムがもうやりたくない、と。理由は字が書けないから。そこでポムが本当の学校に行ってみよう!と提案。その日の授業は自分の名前が書けるようになること。ピムは自分の名前が書ける面白さをみつけます!

ある日のタイトルは「がんばりやさん」。ピムとポムの前に脚に障害をもち、車輪をつけたダックスフントのパコが現れます。ピムは初め、パコを恐がります。そこでパコが鬼ごっこしようというとポムはいいよーと快く受け入れるものの、遠慮がちに遊ぶ。面白さを感じられないパコはピムを追いかけます。本気で逃げるピムにパコは僕のことこわくないよーと脚を触らせます。ピムは「ほんとだ!こわくないね♪」「後ろ足は不自由だけど、車をつけたらなんでもできる。ぼくたちと変わらないよ!」と。
ボール遊びもダンスもできるパコを見て、理由を説明するポム。なんでも諦めずに挑戦してるからだよーと。

6分間のお話しで子ども向けの番組なのに、大人の私もいろいろと考えさせられました。
絵もスタイリッシュで可愛いので、最近はこのアニメを見るのが楽しみです。
大人が見ても楽しめるアニメは結構あるんですね♪これからも沢山探していこうと思います。(愛)

東京おもちゃ美術館に行ってきました

2015-02-18 09:00:00 | (愛)のブログ
先日、めったにない平日休みがあったため、子どもも保育園はお休みして、家族で東京おもちゃ美術館に行ってきました。
通勤沿線のポスターで見かけてからずっと気になっていた場所で、小さい子どもも楽しめそう!と思っていたものの、なかなか機会をつかめずいたので、せっかくの平日休み、有効に使おう!と当日朝に決めて、行ってきました。

東京おもちゃ美術館は旧四谷第四小学校校舎(1936年竣工、東京市設計)の11教室を使って展示されていて、小さい子どもたちにぴったりのサイズでした。
世界のおもちゃなど、さまざまなおもちゃが展示されていたりしましたが、なんといっても素晴らしいのは、実際に子どもたちが触れて楽しめるおもちゃが揃えられた遊び場があることです!








おもちゃのほとんどが木でできていて、都会では普段触れることの少ない木のぬくもりの感じられる空間で思う存分遊ぶことができます。
木でできたおもちゃの木琴などもあり、子どもたちが夢中で木琴とずれた場所も叩きながら(笑)楽しんでました。
上の写真であるように、野菜やキノコ、リンゴなどを模した木で作られたおもちゃを、畑から収穫して、洗って、包丁で切る、といったごっこ遊びができる場所もあり、夢中で切ってました(笑)。

大人よりもまさに子どもたちの場所!といった素敵な空間でした。
木でできたおもちゃを全身を使い遊ぶことの楽しさを改めて目にして、小さい頃にゲームやテレビアニメよりも、こういう遊びの方が何倍も脳も刺激していいのだろうな~と夢中で遊ぶ子どもたちをみながら実感しました。
何よりも表情が違いますね♪

0~2歳児専用の遊び場もあり、平日でも近所のママさんらしき方たちが結構来ていました。
遊び場には棚もたくさんあり、そこにコートや荷物などを置くこともできます。
オムツ替えスペースや授乳室もあり、とても過ごしやすい場所でした。

何よりも子どもが楽しめる、子どものための美術館、とてもおすすめです!(愛)



産後のすれ違いを考える

2015-02-06 09:00:00 | (愛)のブログ
現在放映中の「残念な夫」というドラマをご存じでしょうか。
子どもが誕生するまではいい関係の夫婦だったのに、出産後、男女の関係がすれ違っていくのを面白おかしく描いてるドラマです。
私は第1話から見ていますが、産後の「あるある」がたくさんでてきて、(あるある!)と共感しながら見ています。

あのドラマの場合、確かに夫ばかりが完全に悪いのではなく、妻の方にも非があるのでは?と思いもしますが、産後の女性の情緒不安定さを実感した身としては女性の立場がとてもよくわかります。
一番幸せであるのかも知れない時期ですが、新米オンマは慣れない子育てで一番いっぱいいっぱいな時期でもあります。そんな時に傷つけられた一言や行動は、きっと一生忘れないと思うほど(誤解のないように言いますが夫に限りません)。

今週のドラマの回も「誰のおかげで飯が食えてるとおもってるんだ!」といってはいけない爆弾投下。でもその返しもうまくて、「誰のおかげで朝から晩まで働けるとおもってるの、家事育児を引き受けてる妻がいるからでしょーっ」と。
オチはお互い偉そうに言ってごめんと謝り、仲直り。
やはり家庭ではお互いに尊重の心を持ち、どちらかに負担が偏りすぎないようなバランスが大事なんだろうな~と、ふと思いました。

産後クライシスという言葉ができて、あたらしく言葉ができたことで、すこしずつその回避方法も最近は議論されてきてるように思います。

産後クライシスといえば、今年から新たに始まった子育てエッセイの新米オンマ編も「脱・産後クライシス」という言葉がタイトルに入っています。1回目、私も興味深く読みました。
なかなか子育てをするなかでのこういった悩みなどは心の中で思っていても表にでることが少ないので、手前味噌になるかもですが、私はこういった内容の連載は画期的なのでは?と思っています。
産後の無神経な一言、行動で離婚に至る例も多いと聞くので、今後封建的だと言われている同胞社会でも脱・産後クライシスのために、少しずつでも議論されていけばいいなーと思います。(愛)

スイスデザイン展

2015-01-28 09:00:00 | (愛)のブログ
先日、東京オペラシティアートギャラリーで開催されている「スイスデザイン」展に行ってきました!
展示会に行くのは実に半年ぶり、デザインに携わるものとしては恥ずかしい限りですが、なかなか時間をとれずにいました。

なぜこの展示会を見たいと思ったかというと、その展示説明の文章に、デザインに携わる者として、デザインの普遍性につながるなにかを見つけられるかもと思ったからです。

「永世中立国として独自の道を歩んできたスイスは、デザインの分野でも質の高さとユニークさで世界の注目をあつめる存在です。実用性と機能性を好み、伝統と最新技術を融合させながら手仕事的なぬくもりと美しさを愛するスイス人気質は、「スイスブランド」として現在に受け継がれています。日本とスイスの国交樹立150年にあわせて開催される本展は、両国の交流の始まりを導入として、近代デザインの草創期から、その開花を迎える20世紀中葉、そして多様な価値観とアイデアの展開する現在まで、スイスから世界に向けて発信されたさまざまなデザインを紹介します。」
そう、スイスとはデザイン分野では質が高いと有名。まず、国旗からして単調な、赤い縦に白い十字という、とても完成されたデザイン。そして出版やグラフィックに関わっているデザイナーには有名な書体である、とても完成度が高く、汎用性がある「ヘルベチカ」という書体のデザイナーもスイス人デザイナーなのです。

まず展示場に入ると、写真撮影可能という、2作品が展示されていました。

スイスの国旗を表したインスタレーション。


そして何枚ものパターンの布を前後に張り巡らせた展示物。ひとつひとつ独立した模様がレイヤーのように前後に重なると、また違う模様になる。その実例をありのままに見せられて、デザインの無限の可能性を感じました。
スイスのデザインはシンプルな線、そして、色、形、それらが絶妙に組み合わさっていて、完成されたもの。驚いたのが1950年代のもののデザインが現在でも通じるデザインのかっこよさで表現されていたこと。
そして面白かったのが、グラフィックだけではなく、様々な分野のデザインが見れたこと。子ども用玩具のネフスピールやテキスタイル、バッグやスウォッチ、照明器具など。そしてヘルベチカなどの書体も展示されていました!

デザインをする際に一番難しいのが、「シンプルに仕上げる」ということ。
イオ編集部にきて上司から習ったのが、「DTPデザインはプラスのデザインではなく、マイナスのデザイン」というもの。余計なものをそぎ落として、マイナスにしていく、それが良いデザインにもつながる、というものだったと思う。
いまでもシンプルに仕上げてください、と言われると、記事などの素材によってはとても難しいのです。
しかし、今回のデザイン展では改めてシンプルな線、配色、形による完成度の高いデザインを目に触れることができ、シンプルなデザインの訴求力の高さを実感しました。
雑誌デザインをする際にも、今回のデザイン展で目に焼き付けたものたちを取り入れていきたいと思います。(愛)


締切前日のインフルエンザ

2015-01-19 09:00:00 | (愛)のブログ
今回は年末年始休暇を挟んでいたので、いつにもましてスケジュールがタイトでした。
〆切前の日にラストスパート!といった感じで、デザイン担当もフルスロットル全開でした。
そんな日の午前中、私の携帯電話に「callig 保育園」の文字が。
え、まさか!?と思いながら取ってみると、子どもが高熱がでたとの呼び出し。
しかも今回はインフルエンザが園で流行っていたこともあり、その疑いもあり。

仕事は山積み、しかも今日中に入稿をある程度しなくては、全速力で仕事してもすぐには片付かない。。。
でもインフエンザも疑われるということはすぐに病院に行かなくては。。。一瞬頭がパニックになりました。
えーーーと、どうしましょう、とりあえずパパとも相談して折り返して電話します、とだけ伝えて園からの電話を切り、アッパに即相談!すると、仕事の調整をつけてくれて、すぐにお迎えにいってもらえました。
病院も受診してもらい、検査の結果インフルエンザという電話をもらいましたorz

2日間はどうしても仕事を抜けることができなかったため、アッパにお願いして看てもらえました。ちょうど調整がつく日程で本当によかったと心底思いました。
子どもを育てながらバリバリ正社員として働く姉からは、「子どもってね~忙しい時に限って熱だすから覚悟しておいたほうがいいよ!」と言われていたのを思い出しました。

インフルエンザは感染力が強いため、5日間は登園禁止になるので、働くオンマには厳しい状況になりますが、上司や同僚のサポートももらいながら、無事自分もかかることなく完治してくれました!
自分がこういった状況になり、改めて働くオンマたちの悩みのひとつに直面した思いです。
まさに今回の特集とリンクするような状況に、思わず笑ってしまいました。


今回3月号に掲載されている「女性が輝ける社会づくりって?」という特集は様々な女性たちや専門家たちが登場します。同胞の就職奮闘記も掲載。
たくさんの同胞女性、そして同胞男性にもぜひ読んでもらいたいなと思います!(愛)

2月号特集「女性が輝ける社会づくりって?(仮)」

2015-01-07 09:00:00 | (愛)のブログ
イオ編集部は現在イオ2月号の〆切に向けて目下編集中です。
イオ2月号の特集は「女性が輝ける社会づくりって?(仮タイトル)」です。
イオWEBマガジンの次号予告の文章を紹介します。

女性が輝ける社会づくりって?(仮)
日本における女性の雇用状況を見るとき、女性の6~7割が第1子出産を機に無職になるという傾向が、なんと30年間も変わっていません。同胞女性も例外ではありません。そこでイオ2月号では、女性が働きやすい社会づくりとは何なのか、専門家の知恵を借りながら、考えてみたいと思います。



自分自身、妊娠、出産、子育てしながら仕事を続けていると、20代では気付かなかったことにたくさん気づかされました。
そのひとつがこの問題。
「女性が輝ける社会づくりを!」と安倍政権は言っているけれど、何ら変わってない女性の子育てと仕事の両立への生き難さ。
私の周りにはやはり子育てしながら仕事を続けている人は少なく、仕事をしている人は産休・育休をとり同じ仕事場で働き続けている人がほとんどで、結婚、出産を機に退職し、いちから再就職をした人はほんの一握りです。

・妊娠を望んでいるため、仕事をがっつりできない。
・働きたくても、子どもが小さいうちは子育てしながら働ける場所がない。
・都心だと、そもそも就職しなければ保育園に入れるのかもわからない。
・同じ職場で働きつづけている人も、職場の理解や家族の協力がなければとても無理。


悩みは尽きません。
 それでも中には模索しながらも様々なことに挑戦して、第1線で働いている同胞女性もいます。
この特集ではそんな同胞女性たちも何人か紹介しつつ、専門家の意見も聞きながら少しでも出口がみえるような企画になれるよう、編集部員たちで目下編集中です! 私は今回デザイン担当なので、少しでも楽しく読みやすいようにデザインしようと思います! イオ2月号は1月19日発行予定です。(愛)


忘年会!

2014-12-22 09:00:00 | (愛)のブログ
さて、イオ編集部は先週ぶじに忘年会も終えました。
今年の忘年会は料理の企画頁でも紹介しているお店でしました。
どこのお店かは、イオ1月号を見てください♪



例年とはちがうおしゃれな料理にテンションあがりっぱなしでした。
ただ連載の写真撮影も同時にしてもらったため、気の抜けない仕事モードに切り替えるのが大変でした。
スパークリングワイン、白ワイン、そして美味しい料理に〆ではデザートまでだしてもらい、大満足でした!

そして忘年会の出し物として、今年1年を振り返った企画を若手の同僚3人が用意してくれました。印象に残った特集、特別企画。そして、先日行われた撮影会の合評。
そして、誕生日占いまで!
1年間の総括や来年度の抱負などが話し合われ、とても楽しく有意義な会となりました。

リニューアルしたてのイオ1月号も皆様のお手元に届いたころだと思いますので、またご意見ご感想など、どんどん送ってきてください!
2015年度からは「読者へ会いに」という企画も始まったので、読者はがきをきっかけに、どなたかの元に取材の依頼が行くかも知れませんので、読者はがきもどんどん送ってもらえればうれしいです。

今年の(愛)担当のブログは以上です!来年度もよりよい頁デザインを皆様にお届けできるようがんばりますので、どうぞ宜しくお願いいたします!(愛)

料理の取材と新連載について

2014-12-11 09:00:00 | (愛)のブログ
やっと、やっと、やっと!
怒涛のイオ2015年度1月号進行の山場を越えました!
あとは最終確認のみです。毎年一番忙しい時期になりますが、今年は3日前でも終わる気配が全然感じられなく、しかも締切前日に子どもがお熱!という個人的な緊急事態も起こり、いつにもまして焦っていましたがどうにか終わりました。
(相)さんのブログでもあった「3割増しの殺気」をとばしていたひとりだったかもしれません(笑)


2015年度の料理頁は今年は男の方が担当して作ってくれます。
先日、(淑)さんと料理の取材に行ってきました。とあるコンセプトで来年度は料理企画の連載がスタートする予定です。
ひとしきり写真を撮り終えたあとは、お待ちかねの試食タイム!
ひと口食べてみると、あまりの美味しさに目が覚めました!
(淑)さんに、「オンニ、なんで笑っているんですかw」と言われるくらい、ひとりで黙々と食べながらにやけてしまうほど美味しかったです。
しかもその料理は10分以内にはできるというからおどろき!
イオが刷り上がったら、イオ片手に自分でも作ってみようと思います。

おいしい料理を食べて、(淑)さんと行き帰りでもたくさん話をして、楽しい取材。
この日は家に直帰して楽しい気分で駅の改札を抜けようとしたら、
あれ?
定期はいずこ?
探すこと10分、見当たらない。。。
そう、定期を落としたのです(涙)。
(どんまい自分。。。)と自ら励まして、この日は家路につきました。

そのほか2015年度は新連載が多く登場します。
何と言っても表紙と連動した企画がスタートします。
イオ創刊以来挑戦したことのない表紙企画だったので、企画会議ではなかなか決まり難ったのですが、2015年度は表紙も一新しようということでチャレンジしてみることになりました。
民族教育の過去を綴ったり、民族教育の課題を対談したり、働く夫婦が登場したり、そして人気のマンガも新しいお話でスタートするなど、とにかく盛りだくさんでお送りします!
イオ2015年度1月号は12月17日に出来上がる予定です。
それまで、いましばらくお待ちください!(愛)
 


キムチ試食会!

2014-12-02 09:00:00 | (愛)のブログ
イオ2014年12月号は皆さまのお手元に届きましたか?
いま編集部は目下2015年1月号に向けて編集作業中です!
新連載が多いので、デザイン担当の私の頭の中もいつにましてこんがらがっています。

そんな中、少し息抜きできる楽しい取材がありました。
1月号の特集は「やっぱりキムチが好き!」(仮)、という企画ですが、その特集の1企画として、全国のおいしいキムチ屋さんを紹介しようという頁を作ることになりました。
大都市の大規模キムチ屋さんではなく、全国の同胞たちが口コミでおいしい!と広がり、求めるキムチ屋さんを紹介する企画です。
そこで、紹介するキムチ屋さんにお願いしてキムチを送ってもらい、イオ編集部でも実際に試食会をすることになりました。
全国から9つのお店のキムチ屋さんから届いたキムチたち。
キムチを実際にお皿に綺麗に盛り付けて、誌面に載せる写真もパシャパシャと、編集部総出で撮影しました。

そしてお昼からはご飯片手に試食タイム!!
それぞれのお店のキムチを堪能しました!
キムチは손맛といわれているだけあり、やはり味がそれぞれ違う。どれもキムチに懸ける愛情が感じられました。
少々甘め、ぴりりと辛いながらも塩のバランスが絶妙に美味しい!、海洋系の旨味からくるフルーティさが感じられる、など等、キムチを食べながら思いついたことをそれぞれ記入していきます。


今回は白菜キムチ以外にもタコのキムチや、サザエのキムチ等もあり、とてもおいしかったです。いろんな食材で作ることも可能でキムチにして食べると、一味ちがうな、と改めて思いました。
個人的な好みもあると思いますが、キムチは愛される料理だな~とつくづく思います。
個人的には、何の料理にでも合うキムチが本当に大好きです。


最後らへんはどれも辛いので舌がマヒしそうでしたが、私も食べながら感じたことをメモし、記者さんに渡しました。
試食後は甘いものが食べたくてどうしようもなく、ココアを買いに走ってしまいましたが(笑)

イオで紹介するキムチ屋さん、イオ1月号片手に、ご自分の気になったキムチをぜひ注文してみてください!(愛)


映画「川の底からこんにちは」を見て

2014-11-20 09:00:00 | (愛)のブログ
最近、DVDを借りて映画を2本みました。
ひとつは洋画「レ・ミゼラブル」。もうひとつは邦画「川の底からこんには」です。


「レ・ミゼラブル」は皆さんごぞんじかと思いますので、特に紹介はしませんが、噂に違わず素晴らしい映画でした。もう一度じっくり見たいくらいです。

なので、今回は邦画「川の底からこんには」を紹介したいと思います。
この映画はいまをときめく実力派の女優、満島ひかり主演の映画です。最近満島ひかりさんの演技の魅力にはまっていることもあり、いろいろ調べてみると、この映画にたどり着き、なんとなく借りてみました。
2010年ベルリン国際映画祭フォーラム部門でも招待を受けた映画だそうです。

自分のことを「中の下ですから~」と言い、恋も仕事も中途半端、すべてにおいて妥協して生きている女性が主人公。
ある日父が病に倒れたとの知らせを受けて、飛び出してきた実家のしじみ工場を継ぐことになるのですが、工場は倒産寸前、工場のおばちゃんたちもいじわる、そして彼氏も奪われる。。。
自称「中の下」といって自らを卑下した女性がどん底から這い上がっていく様が独特のテンポで描かれていきます。
全般にわたって流れるゆる~い感じ。重い現実ばかりが主人公にのしかかりますが、自分なりにひとつひとつ受けとめてゆく主人公。
最後のシーンで主人公満島ひかりの顔のドアップが映るのですが、その泣き顔に全ての想いが詰め込まれていて、じわっと胸に沁みこんできます。
この映画をみると、こんな自分でもなにかできるかもしれない、と段々思わせてくれます。


それと、もうひとつのみどころが奮い立った際に主人公が書く自社の社歌です。以下引用します。

上がる上がるよ消費税 金持ちの友達一人もいない
来るなら来てみろ大不況 その時や政府を倒すまで 倒せ倒せ政府
シジミのパック詰め シジミのパック詰め 川の底からこんにちは

(省略)
(主人公のセリフ)
(中の下 中の下 どうせみんな大した人生じゃないし 鼻っから期待してませーん)


4年前に作られた映画なのに現在にぴったり当てはまる内容の歌詞に思わず笑ってしまいました。
少し悩んでることもふっとぶくらい、ゆるやかでありながらも楽しい映画でした。
久々に邦画でアタリの映画を観ました。
お気に入り映画のひとつになりました。(愛)



子どもと「遊ぶ」

2014-11-11 09:00:03 | (愛)のブログ
昨日ブログで(淑)さんが書いていた取材に撮影担当で同行しました。
子どもを撮影する取材は久しぶりだったので、少しわくわく。
親子がリラックスする場所での撮影だったためか、はたまた天性のモデルか、とにかくバッチリいい写真たちが撮れ、私自身もとても楽しい取材になりました。
取材をしながら、監修してくれた先生の話しに耳を傾けると、子育て中の私にとってはとてもリアルで勉強になる話しばかりでした。
例えば、遊びを義務や押しつけのようにすると、「遊ぶ」がつまらないものになってしまう。
特に「遊ぶ」を強要しなくとも、子どもたちが自然にそこにあるものを使って遊ぶ、など。

確かに自分の子どもをみていると、大人が考え付かないような遊びをします。
例えば、三輪車に乗るのではなく、まるで大きなおもちゃを転がしているようにただ押しながら歩くのを繰り返していたり。大人にとっては何が楽しいの?ということも、子どもにとっては立派な「遊び」なのです。

本当に子どもたちと接していると新たに気付かされることが多いです。
子どもたちは、大人になるとつい忘れてしまいがちな大切なことに気付かせてくれます。
取材中、「自分たちも子どもだったはずなのにね~何でこんなになってしまうのだろうね~」と先生方と無邪気に遊ぶ子どもを見ながら話したのが印象的でした。(愛)

子育てのおもしろさ

2014-10-30 09:00:00 | (愛)のブログ
さて、来年度のイオの新年度リニューアルに向けて、新連載たちがようやく決まりました。明日また会議を持ち、各担当者が決定し、私たちデザイナーもともに企画内容やデザインをこれから詰めていく予定です。
子育てに関する企画もあるので、私自身すこしワクワクしています。

子育てをしていると大変なこともありますがおもしろいこともたくさんあります。
先日、こんな事がありました。


登園したときに、ママ友が「○○ちゃんおはよう~!」我が子に明るく声をかけてくれました。
その時少しぐずってしゃがんでいた我が子の目線まで、一緒にしゃがんで手を差し出しながら「はい、タッチ~!できるかな?」と。

あれ?なかなかしないぞ?
どうするのだろう?できるかな?


すると少し考えた我が子は。。。





すくっと立ち上がりました!


(あ、そっちの「たっち」か~)と思わずママ友と2人で笑ってしまいました。

子どもは子どもなりに言葉を理解しているようです(笑)。
単語から話し始め、最近は二語文もでてきて、これからスポンジのように何でも吸収していく子どもの成長をみていると、新しい驚きがたくさんです。
子どもの発達のひとつひとつを間近で見れるのはとてもおもしろいです。

それと同時に、一番近くにいる大人として下手なことができないな~とも思わされます。

そんな中、来月号では3、4、5歳児の幼児教育に関する特集をイオで組むことになりました!
デザインは私が組むことになったのですが、いまから原稿を読むのが楽しみです。
11月中旬に発行される予定のイオ12月号もどうぞお見逃しなく!(愛)

イオ撮影会@横浜

2014-10-21 09:00:00 | (愛)のブログ
先週イオ編集部の皆でイオ撮影会を久しぶりにしました!
各自の写真撮影向上のための撮影会で、度々イオで企画されていましたが、今回の撮影会は前回の浅草での撮影会から実に2年ぶり!
当日は雲一つない晴れ渡った秋空で、絶好の撮影日和でした~。

まず赤レンガ倉庫からスタート。皆各々思い思いに移動しながら撮影していきます。


私は子どもが遊ぶ姿や犬などを撮っていきます。
お店の中の小物もかわいかったのでパシャリ。買い物欲と闘いながら、撮影しました。笑

当日はダウンベストを着ていったのですが、照りつける日差しが思いのほか暑く、帽子でももってくればよかった~と思うほどでした。



続いて山下公園、カップルや家族連れが多くて、ほのぼのしてました。


そして中華街!編集長が皆に中華まんを買ってくれました。
私はその後、小龍包も若手3人と一緒に買って食べました。美味しかったです~


中華街で有名な観光スポット、関帝廟!
きらびやかな装飾に圧倒されました。


その後少し遅めのランチをとるため、イオ編集部で関帝廟から少し歩いた先にある「湖の風」というお店へ。
会社の元OBのお店で、無添加食材などを利用した創作和食のお店です!
ビールもふつうのビールは置いてなく、少し変わったお酒が置いてありました。
料理も何を食べても健康的で味も絶品で、美味しかったです!



自然と会話も弾み、来年度のイオの企画がひとつ確定しそうなほどでした。笑
カメラを持って街を歩く。結婚してからはそんな時間がほとんどなくなりましたが、久しぶりのこんな貴重な時間が楽しくてたまりません。^^(愛)

家の中での民族教育?

2014-10-09 09:00:00 | (愛)のブログ
先週のアジア大会の女子サッカー決勝戦 朝鮮VS日本選の中継は盛り上がりましたね!!
私たち家族もその日はテレビの前で一喜一憂、大興奮でした!
最近いろいろなことがわかってきた我が子も「がんばれー」という私の掛け声をまねするように「ばれー!」と続けて応援してました。
ゴールの時にはバンザーイと手をあげると同じようにまねっこをして、その状況を純粋に楽しんでいました。

でも、ふと頭によぎったことが。
今回の試合は朝鮮VS日本戦、そしてこの子が通っているのは日本の保育園。
当然に周りのお友達は日本チームを応援するだろう。そんな中わたしたちが応援しているのは朝鮮代表。
子どもはもう少しいろんなことが理解しだすと、やはり疑問を抱くようになるだろうか?
そんな時、私はどういって話すのだろうか?うまく説明できるのかな?
これはある意味では家の中での民族教育のひとつかも知れないなと思いました。

もう少し先のお話になるかもですが、そんなことが頭をよぎった朝鮮VS日本戦でした。(愛)

10月号の特集、元毎日新聞記者の西山太吉さんのインタビュー

2014-09-30 09:00:00 | (愛)のブログ
イオ10月号はお手元に届いたでしょうか?
今回の特集は「どこへゆくニッポン」です。
「戦争ができる国」作りを着々と進めるニッポン、日本社会全体の右傾化、集団的自衛権の閣議決定や侵略の歴史抹殺が消されていく現在の日本の未来を憂い、行動する人々の足取りを追う企画となっています。
この特集は様々な日本の方たちの声も掲載されています。

その中で個人的にぜひ読んでほしいのは、特定秘密保護法について聞いたインタビュー、元毎日新聞記者の西山太吉さんのインタビューです。
「情報犯罪と秘密国家の誕生~特定秘密保護法、問われるメディアの役割」


西山太吉さん、そう、「沖縄返還密約事件」という実際の起こった事件のご本人です。
「沖縄返還密約事件」は約40年前に実際に起こった事件で、沖縄返還の密約に潜む国家の欺瞞についてスクープするも、取材をめぐりッ国家公務員法違反容疑で逮捕、起訴された事件です。
その事件を題材にした山崎豊子の小説「運命の人」は大ヒット作になり、2012年にドラマにもなりました。
私も2012年にこのドラマを欠かさず見て、「沖縄返還密約事件」について知り、当時イオのブログにも書きました。
http://blog.goo.ne.jp/gekkan-io/e/aed4f5948fc644341cf328805b18f172

デザインを組むうえで原稿を読みながら、国家の欺瞞を徹底的に暴き、長年闘ってきた西山太吉さんだからこそ発せられる、重い言葉の数々は胸にズシーンときました。


話しは少しそれて、先日、SNSでつながっている知人がまるで「木を見て森を見ず」の新聞記事をうのみにして、支持したいといった趣旨の投稿をしていました。(詳しくは控えます)
私は仲の良い知人だっただけに少なからずショックを受け、メディアの怖さを感じました。
しかし、その感覚は一般人に共通するものなのだと受け止め、月刊イオというメディアの中にいる自分を反省し、少しでもできることをして行こうと思います。
まずはその知人にイオ10月号を手渡そうと思っています。

イオ10月号の特集、ぜひ、読んでみてください。(愛)