あぁ、生きた証

日記、献血放浪記、気がついたり考えたりしたこと、地元清水エスパルスについて書いてます。

ぶらり献血の旅 本厚木献血ルーム(3回目)

2022-06-09 | 献血
かつて「ぶらり献血の旅」と銘打って、
「東京、神奈川、静岡、山梨の献血ルームを制覇」を目標に
一つ一つ塗りつぶしていく楽しさから活動していたが、制覇したらしたで、途端に遠出してまで献血する事が億劫になってきた。


ブログを読み返すと、最後に県外で献血したのは2019年8月31日、「かわさきルフロン献血ルーム」(神奈川県)だったらしい。
(もう3年近く前の話である)


2020年の年明けと共に新型コロナウイルスが猛威をふるい、県外への移動自粛の呼びかけもあったことから、
そもそも20、21年については、県外へ移動すること自体(色々他県というだけで風当たりは厳しかったし)、
「道義的にもどうなの?」ってことで、もし仮に訪問対象ならが未訪問の献血ルームがあったとしても訪問することは、
難しかったかと思われる。(先送りにしただろうなぁ)



で、前置きは随分長くなったけど、今回超久しぶりに「ぶらり献血の旅」を決行。


先日、このブログでも触れたが、6月26日(日)で、本厚木献血ルームが閉所されるということで、最後に一度訪問することにした。
(もちろん、記念品狙いでもある)





ということで、
ぶらり献血の旅、第56弾(33箇所)の訪問先は
本厚木献血ルーム
(久しぶりにこの件を書いてみた 笑)

※この第●弾って書き方は、途中からやらなくなっていたので、今回改めて数えてみた。(合ってるのかなぁ?)

6月26日まで、もう少しだけ時間はあるものの、数量限定のグラスを考えると、早めに訪問した方がいいに決まっている。
行ってはみたものの、もう全て配布終了となるとキツい。




変則シフト勤務の自分は、今日までが4連休で、休みの間、天気の様子を毎日伺っていた。
出来れば1日中、清水も厚木も雨が降らない日に行けたらなぁと思ってたら、連休最終日となっていた。

今日なら、なんとか天気はもちそうだ。



最初から、午後の開始の時間帯(14:00〜)狙いだったので、朝はゆっくり。
今日も在来線で揺られて移動。


10:03 清水駅 〜 11:55 小田原駅 〜 12:54 本厚木駅
(JR)              (小田急線)


乗車時間重視での移動でもなかったせいか、乗り換えのタイミングが非常に悪く、それぞれで待つ形となった。
(そもそも東海道線は、スムーズな乗り換えになるものは1時間に1、2本くらいしかない)




最近では、すっかり電車移動はJRオンリーとなったので小田急線に乗るのも久しぶりだった。


しばらく見ないうちに小田原駅も少しだけ変わった感じだった。


本厚木駅到着。



本厚木駅で下車したのは、2度目の本厚木献血ルームへ行く際の時、以来だと思う。
(ということは、約7年ぶり)

ざっくりだけど、献血ルームの場所はなんとなく記憶がある。



13時過ぎに献血ルーム到着。





入り口に「ただいまの時間は受付のみ」とあったので、とりあえず昼飯を食べてから再訪することにした。
で、再び訪れ受付をする。




なんと!!




事務員さん曰く、閉所間近ということもあってか予約で一杯とのこと。

自分は、ここ何年もの間、地元の「献血ルーム あおば」では、本当に気が向いた時にフラッと行っていたせいか、
すっかり予約するという考えが抜け落ちていた。


「全血ならば割と早めに行けるが、成分だと16時に1枠キャンセルが出たので、その時間になりますが」とのこと。



うむぅ〜



最近、全血をやることが多くなったが、ここで全血をやると、来月の海老名の献血ルーム開所の際に献血する事が出来ない。
(2ヶ月くらい先になる)
成分だと2時間以上待つことになるのか・・・

自分の当初頭の中で描いていたプランでは、午後イチに受付。まぁ多少まつこともあるだろうけど、なんやかんやで16時頃には
終了して、そこから電車に2時間半くらい揺られ19時過ぎには家に帰っているというものだった。


それが、16時からとなると、家に到着は21時近くになるよなぁ・・・きっと。




どうする?どっちにする?




16時からでお願いします。(実は、割と即答だったりする)


予約カードを手渡され、16時より少し早めに再訪する様に促された。
この時点で、時計は13:40。
(2時間近く時間を潰さなくてはならない。)



さて、どうしようか。
厚木市役所前の道を国道246号から海老名へ向かっては、今まで幾度となく車で通ってきたが、
本厚木駅周辺ともなると数える程度で、土地勘はかなり乏しい。

何処になんの店があるのかも分からない。

折角なので、天気も曇っているし、ウォーキングも兼ねて、海老名へ歩いていくことにした。
(日差しが強かったら諦め、どこかエアコンの効いたところでゆっくりしていた事だろう)




(あゆみ橋からの風景)
そういえば、初めて本厚木献血ルームに行った時、海老名に車を止め、とぼとぼと歩いて献血ルームに行った。
風の通りも良く且つ真冬で、橋を渡りながら非常に寒かった記憶がある。



(クリエイトSD 河原口店)
ここのクリエイトがオープンした当初から、海老名へ車で行った際はよく立ち寄っていた個人的には思い出スポット。
(ただのドラッグストアと言われればそれまでだけど)

ここも久しぶりの訪問となった。(2021年3月以来だろうか?)


日々生活している中で、どちらかといえば、「ここでも少し時間があったらなぁ」と思うケースが多いので、正直なところ、
時間を無駄に潰すのいうのは、なんだろうなぁって感じだった。

まぁ特にすることもなく、また来た道を戻り、献血ルーム向かいのイオンやら、北側のブックオフで時間を潰していたが、
良い加減やることも無くなってきたので、待ったら待ったでいいやで、15:45 再訪。




ほぼ待つことなく手続きを終え、椅子に腰掛けてしばし待機。
そういえば、ここの献血ルームってこんな感じだったなぁ。割と覚えている。
(トイレに行くには一旦外に出ないと行けないことも覚えていた)



問診で呼ばれ、部屋の中へ入っていく。
扉を開けると・・・




「あれ?先生はどこにいらっしゃるのでしょう???」
(覚えてなかった 笑)



固まってた自分に気づいた看護師さんが右手を上げ問診室へ促す。

問診室って、こんなに小さかったんだーーー(全く覚えていない 笑)




その後、事前検査のため待機。
採血室内を見渡す。この部屋の様子は、結構覚えている。

初めて訪問した時にフラッシュバックする感じだった。
天井を眺めると蛍光灯は沢山点いているのに、なんか薄暗さを感じる。
1階ということで、採血室の窓は全てブラインドに覆われているせいなのだろうか?
(当時も同じことを感じた)

ベッドは14床だったのかぁ・・・
(おまけの情報)



そして、採血。
両隣の人と看護師さんとの会話が聞こえてくる。

右隣の人は、藤沢に住んでいて、日頃はクロスウェーブ湘南藤沢献血ルームで献血しているらしいが、
今回、閉所と聞いて献血しに来たとのこと。

「わざわざ遠くからバイクで来ていただいたいのですか?大変ですよね〜」と、看護師さんが話されていたが、
「自分は献血のためだけに静岡から来てるぜー」と、心の中で思った。


左隣の人も藤沢在住で、日頃は都内も含め、いろんな所へ献血に行っているらしい。
今回は閉所なのでこちらへという内容だった。


やはり「閉所」というのと、閉所記念でグラスがもらえるのは大きいと思う。

神奈川の場合、横浜へ行って、東口クロスポートと西口のLeafのローテーションだけでも楽しいよなぁ。
都内へ行くのも近いしね。




17:40頃終了ーーーーーーーーー
腕に包帯を巻かれ、神奈川県で献血をやっていることを実感。
(なんで止血バンドじゃないんだろうと、以前から思ってるけど)



最後に受付であれこれ説明を受けた。
「2022年のすたんぷカードキャンペーン」をいただく。
(期間内に献血できたらPtが貯まり商品と交換出来るよという昔からあるやつ)


この時、一緒に献血カードをカード入れの袋(透明のカードホルダー)に入れてくれた。
(これに関しては、東京、神奈川でしか受けたことないけど、いいなぁと思う)


画像の左上が「すたんぷカードキャンペーン」、左下が「透明のカードホルダー」
 


かつては、このカードホルダーに献血カードを入れたまま「献血ルーム あおば」でも受付に差し出したものだ。
(優越感は皆無だけど、大半は地元静岡市の人しか訪れないであろう献血ルームで
「他の人とは違うぜ」って感じが好きだった。なんだそれ 笑)




今月末の最終週、日曜日である26日に本厚木献血ルームは閉所。

そして、27日から月末にかけて引っ越し、7月1日から開所だそうだ。
(ちなみに採血している際、隣の人の会話で聞こえてきたのは、引っ越し後はこの空きスペースに他の何かが
入るそうで、取り壊しとかではないらしい)


本厚木献血ルームの看護師さん、スタッフさんも、そっくりそのまま海老名へ引っ越される様で、
「また、海老名でお待ちしてますね」
というフレーズが、何だか寂しくも思えた。
(本厚木献血ルームが終わっちゃうんだなぁ〜って、感じ)

「成分献血なら、閉所までにもう1回できますね」とも言われた。
(流石に、もう2週間ペースで献血を行う、かつてのモチベーションは無いなぁ・・・)



「今日の記念品を」と言われた。

カレー、コーヒー、ハーゲンダッツのアイス、歯磨き粉の4択だった。
(神奈川県の方が静岡より処遇品良いよなぁと感じた。まぁ、処遇品を比較すべきではないだろうけど。)

ハーゲンダッツのアイスをよく食べたような記憶がある。そんな中、目に止まったのが歯磨き粉。


この歯磨き粉は何回かいただいた記憶があるが、おそらく神奈川県の献血ルームでしか目にしたことが
ないと思うので、懐かしさからか今回歯磨き粉にした。
(けんけつちゃんグッズがあれば、迷わずそれにしたけど)


これがその歯磨き粉
神奈川県内で献血する分にはお馴染みなんだろう(都内でもいただいたかなぁ?)



そして、閉所記念のグラス。


箱(外観)


グラス


ガラス表面のデザインがわかりやすい様に中にティッシュペーパーをいれてみた


これもまた、神奈川県内で献血するとデフォルトだけど、水分補給でいただいたスポーツドリンク

KIRIN LOVES SPORTS


ということで、久しぶりに処遇品を一緒にパシャリ





外に出ると18時。

随分日が延び、あと1時間くらいは明るい。
そのせいか遅い時間とも感じてない。(当初の予定より2時間以上遅れているけど)

しかし、今から家に帰るとなると間違いなく21時頃になる。(真っ暗だ)
帰りは、電車の揺れが心地よく睡魔に襲われ、抗うことなくそのまま受け入れた。



今回の「ぶらり献血の旅」は、個人的には、非常にノスタルジックな想いで一杯だった。
小田原駅で下車し、小田急線の改札を通ったところからそれは一気に始まった感じだった。

あくまで個人的な想いなので、それを文字で表現することは難しいし、他の人が理解出来るものだとも
思わないけど、次から次へと目に移るものに懐かしさを覚えると、心は高揚していくばかりで
そこには楽しさしかなかった。

そして、(たかだか数年前のことだけど)当時と変わってないことへ何かよく分からないけど感謝。
あの当時も、こんな空でこんな感じに日が差して、街には人が行き交い、
水が張られた田んぼのみなもは、太陽が反射しキラキラしていた。


やったことは、ただの献血ルーム訪問だし、そもそもそんな遠方までわざわざ献血をしに行く行為は、どう考えても
疑問符がつくものだし、ある種の馬鹿下駄行為なのかもしれないが、しかし、そこに付随する様々な事柄が自分にとっては
振り返ったり、再びその地に足を踏み入れた際、記憶を刺激することばかりで非常にいい気分にさせられた。




来月は、海老名献血ルーム



海老名自体、「思い出」と「思い入れ」の詰まった街だけに、これまた久しぶりの訪問に胸躍らせる事が多いと思う。

それ故に、今回2時間の時間ができた際、敢えて海老名駅周辺へ行くのは止め、手前の河原口までに留めた。


献血の方は、これで通算214回
今年に入って2回目だった。残り半年でこの数字はどこまで伸びるのだろうか?
ここ何年もの間、数字にとらわれることがなかったが、久しぶりに今年中に220回を目指してみるというのもありかもしれない。
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