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それでは知覚過敏症はどのような原因で発症するのでしょうか?

2019-09-09 14:45:19 | 日記
知覚過敏症の仕組みをお話するにあたって、まず歯の構造について簡単に説明します。
歯の一番外側にあたる部分はエナメル質という最も固い組織で覆われています。その中にある歯髄(神経)を取り囲んでいるのが象牙質というものです。 この象牙質には象牙細管という無数の細い管があり、それは歯髄とつながっている為、象牙質に伝わった外来刺激は神経に伝わるという仕組みとなっています。 つまり、何らかの原因で象牙質が露出することにより外来刺激(冷気、冷水、酸味・甘味食品、歯ブラシなどによる刺激)が象牙細管を通じて歯髄(神経)に伝わると歯に瞬間的な痛みを生じます。
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この状態を知覚過敏症といいます。
う蝕(むし歯)との違い
象牙質の露出によって発症する知覚過敏症と違ってう蝕(むし歯)とはお口の中の細菌が歯を破壊している状態の事です。 むし歯が象牙質に至っていると知覚過敏症と非常に近い症状を呈しますが、進行して神経(歯髄)に近付くにつれてズキズキとした痛みを伴ったり、熱いものでも痛みを感じたりするようになります。知覚過敏症の場合、歯自体はきれいな人が多く初期の場合は回復する事もありますが、う蝕(虫歯)は一度罹患したら治療を受けない限り元の状態に回復することはありません。

知覚過敏症の原因
それでは知覚過敏症はどのような原因で発症するのでしょうか?
① 歯周病による歯根露出
歯周病で歯槽骨が吸収されていくと歯肉が後退する(歯茎が下がる)ようになり歯根の象牙質が露出する事で起こります。

② 不適切なブラッシング方法による摩耗
歯ブラシで力任せにゴシゴシこするとエナメル質が傷つき、削られてしまい象牙質が露出する事で起こります。
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③ 歯ぎしりやくいしばりによる歯質の摩耗や微小破折
歯ぎしりの原因は定かではありませんが、歯ぎしりは直接、歯のエナメル質同士をこすり合わせる為エナメル質が削れる原因となり象牙質の露出を誘発する事があります。 

歯を強く噛み締めるくいしばりは、歯と歯茎の境目の部分に応力が加わりエナメル質が微小に破壊され続け、次第に象牙質が露出します。 また、歯ぎしりやくいしばりをすることで歯周組織に負担がかかり、歯周病を悪化させることもあります。 ①~③の原因が複合して起こることもあります。

正しい歯みがき指導、フッ素塗布やシーラントなど予防的治療をおこないます。

2019-09-09 14:23:13 | 日記
多くの方は歯がしみたり痛みがあって、虫歯に気づくのではないでしょうか?
しかし、このような刺激は象牙質まで進行して起こるため、多くの場合歯を削ることになってしまいます。虫歯を削らずに治すには早期発見・早期治療が欠かせません。歯科医院で定期健診を受け歯を大切にする意識を持ちましょう。

C1:エナメル質の虫歯
歯の表面のエナメル質が溶け始めた状態で虫歯の始まりです。
痛みがないためなかなか発見できません。
治療
正しい歯みがき指導、フッ素塗布やシーラントなど予防的治療をおこないます。
虫歯に進行する可能性が高い場合はつめ物をすることもあります。
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C2:象牙質の虫歯
象牙質まで虫歯が進行した状態です。エナメル質より柔らかい象牙質は虫歯の進行が早く、歯髄(神経)に近づくにつれて歯のしみや痛みを感じるようになります。
治療
虫歯に侵された象牙質を除去し、つめ物をします。一般的にはレジン(プラスチック材)を詰める治療になります。比較的大きな奥歯の虫歯は金属を詰める場合もありますが、ハイブリッドセラミックなど歯と同じ色の材質を詰めることもできます。2~3回の治療が必要です。
インレー修復法
奥歯の歯と歯の間に虫歯ができてしまった場合に比較的多く用いられる治療方法です。
歯を削って型を採取し、型にあわせて製作した修復物をはめ込みます。修復物には目的や希望に応じて、レジン(プラスチック)・金属・セラミックなどがあります。
C3:歯の神経(歯髄)の虫歯
歯の神経に達した虫歯で大きな穴が開いた状態です。すでに歯の神経は死に、炎症(歯髄炎)している場合はズキズキと激しい痛みがあります。
治療
歯の神経を除去(根管治療)し、虫歯に侵された象牙質の除去をきちんとすることで、歯を助けることができます。
つめ物やかぶせ物をして治療終了です。
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C4:末期の虫歯
虫歯で歯の頭の部分(歯冠部)が溶け歯根だけが残った状態。歯の神経(歯髄)は死に痛みもありません。歯根先端部に膿胞(袋状の膿)ができると、歯を残すことも困難になり、抜歯することもあります。痛みがなくても無数の虫歯菌の住み家になっています。他の健康な歯を守るためにも早急な治療が必要です。
治療
歯根を生かせる場合はC3と同じ治療になります。
抜歯した場合は両側の歯を支えにブリッジをおこないます。2本以上歯がない場合は部分入れ歯になります。

歯の奥の神経に達した虫歯です。常に激しい痛みがあります。根管治療を行い、被せ物を装着します

2019-09-09 10:55:46 | 日記
誰もが知っているもっとも有名なお口のトラブルといえば、「虫歯」ですよね。にもかかわらず、多くの方が虫歯に悩まされているのはなぜでしょうか? それは残念ながら虫歯のことを、正しく理解できていないからです。虫歯はしくみが解明されている病気であり、適切なメインテナンスを継続すれば予防が可能です。
虫歯治療について
虫歯は、歯垢に棲む虫歯菌が食べものに含まれている糖分を栄養にして酸を放出し、歯を少しずつ溶かしていく病気です。一度虫歯になると、ごく初期の場合を除いて決して自然治癒することはなく、放置すればどんどん悪化してしまいます。
また初期の虫歯では症状が乏しいため、気づいたときにはかなり進行していたというケースも多いうえに、一度治療をしても再発しやすく、治療をくり返して最後には歯を失ってしまうことも。つまり虫歯で歯を失わないためには、早期発見・早期治療がもっとも大切なのです。ご自分の将来のためにも積極的に定期検診を受ける習慣をつけましょう。
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虫歯にならないために
虫歯になりやすい人には、次のような特徴があります。間食が多い、 歯質が弱い、食後にブラッシングをあまりしない、 免疫力が低い、歯並びが乱れている 、お口の中に虫歯菌が多い、唾液の分泌量が少ない、 口呼吸をするクセがある、
つまり虫歯を防ぐには、食後にしっかりブラッシングをする習慣を身につけることはもちろん、だらだら食べをせず食べる時間を決めることが大切です。さらに、定期検診に通い、お口の中のチェックと専門的なメインテナンスを受けるようにしましょう。
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CO ごく初期の虫歯
【症状・治療法】
歯の表面を覆うエナメル質にできたばかりの虫歯です。白濁した部分が現れますが、まだ痛みはありません。適切なブラッシングやフッ素塗布で治癒する段階です。
C1 エナメル質の虫歯
【症状・治療法】
エナメル質がさらに溶け、黒ずみが現れます。冷たいものがしみることがありますが、まだほとんど自覚症状はありません。虫歯菌に冒された歯質を削り、レジン(歯科用プラスチック)で補います。
C2 象牙質の虫歯
【症状・治療法】
エナメル質の内側にある象牙質まで進行した虫歯です。冷たいもの・甘いものがしみることがあります。虫歯菌に冒された歯質を削り、詰め物で補います。
C3 神経に達した虫歯
【症状・治療法】
歯の奥の神経に達した虫歯です。常に激しい痛みがあります。根管治療を行い、被せ物を装着します。
C4 歯根に達した虫歯
【症状・治療法】
歯冠部分はほとんど溶けてなくなった、歯根に達した虫歯です。ここまで進行すると、ほとんどの場合抜歯となります。抜歯後は、入れ歯やインプラントで機能を回復させます。

口臭発生の主な原因は歯周病や舌苔など口の中の病気や異常ですが、そのほとんどが歯や口の中の汚れと関係しています

2019-09-09 10:03:56 | 日記
したがって、口臭予防には口の中を清潔にすることが一番大切です。毎食後のブラッシングは口臭予防だけでなく、歯周病やむし歯の予防にも効果があります。小さめの歯ブラシを用いて、歯面に押し付けるように小刻みに動かして歯の汚れを取りましょう。また、歯ブラシでは汚れが取れにくい歯と歯の間の清掃には、デンタルフロスや歯間ブラシなどの補助用具を利用しましょう。なお、入れ歯を使用している人は、歯だけでなく入れ歯のお手入れも必要です。
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唾液
口臭を気にする人は、口を大きく開けてはっきり話すことが少ないようです。しかし、唇や舌を動かすことが刺激となって唾液の分泌量は多くなるのです。例えば、舌を前方に突き出し左右に大きく動かしてみてください。また、舌先で唇を一周グルッとなめるように動かしてみてください。さらに、今度は左右の頬の裏側を舌で膨らますように交互に動かしてみてください。唾液が少しでてきませんか? また、ガムを噛んだり、あめをなめたりすることによっても、唾液は多くでてきます。口臭を気にして人とあまり話さなかったり、食事を控えたりしていると、かえって唾液量が減少して口臭が強くなる場合もあるのです。
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舌苔の除去
舌苔を除去するには、舌ブラシや柔らかい歯ブラシを使用します。1日1回、特に舌苔の量が多い起床直後に舌の清掃を行うのがポイントです。舌の奥の方にブラシを入れると嘔吐反射が出そうになりますが、それを予防するには、舌を思い切り前に出し、水に濡らしただけのブラシで磨くとよいでしょう。歯磨き剤などをつける必要はありません。注意しなければならないのは、歯と違って舌は柔らかい組織なので、1日に何回も磨いたり、力を入れすぎたりすると、味を感じる味蕾(みらい)を傷つけてしまうということです。舌表面をよく観察して、あまり力を入れずに磨いてください。なお、舌苔がついていない人は、舌をみがく必要はありません。

口臭の対策グッズ
口臭予防効果をうたっている洗口剤、歯磨き剤、ガム、口中清涼剤などが数多く市販されています。それだけ口臭を気にする人が多いことを示しているといえるでしょう。これらの製品は、香料、殺菌剤、消臭剤などを含んでいますが、直接口臭を防止する効果はそれほど高くなく、香料でにおいを隠す遮蔽効果や、精神的に安心させる心理的効果のほうが大きいと言われています。