断罪！断罪！また断罪！！

最近、どうしても読みたい漫画があったので、ブックオフ巡りをしていた。
しかしどこにも置いていない。文庫版でも１５年前の本だし、もう発行してない本だし。
何より、有名な本じゃないというのも…しかし、今の私はこの本を読まなければいけないはず。
しかし探せども探せどもどの本屋にも無く、仕方なく途方に暮れる。
最終手段でamazonで頼むかと思ったが、中古でも1,500円…そこまでするかネ。

散々悩んだが、ふとある事を思い出した。確かまんだらけって福岡にあったよな…
まんだらけって言うくらいだから品揃えは豊富なはず。店に入った事無いけど。
ショッパーズ横から移転したのは知っていたが、移転先は知らん。という事で調べて天神にゴー。
本の山に辟易したが、しっかり置いてた。しかも上下巻で750円。まんだらけ恐るべし。
しかし客層の凄さが…店の奥に行くほど客層がアングラ＆それっぽい人達ばかりに。
独り言率が高いのに狂気を感じた。これがホンモノか。ホンモノはやっぱり一味違う。

で、今回何の漫画を買ったのかというと。

ジョージ秋山著：デロリンマン（上下巻）

ギャグ？ズッコケ？とんでもねェ！いや、確かにギャグもズッコケもあるんだが…
テーマがあまりにも深すぎる。内容があまりにもダークすぎる。理想と現実の剥離を笑えというか？
この本をどう捉えるか？昭和40年代に書かれた漫画だが、今でも十分通用する内容だと思う。
是非一読をオススメしたい漫画なのだが…何せ探すのにひと苦労。徳間コミックスに再版希望。

ひとびとよ！魂のふるさとへ帰れえっ！私の名はデロリンマン！
そんなデロリンマンを諭すオロカメン。オロカモノメ！力無き正義は無意味だ！