満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『アンダー・ザ・ドーム』

2011-06-16 07:23:54 | 

皆様ごきげんよう。徹夜明けでテンション高めの黒猫でございます。

さて、徹夜の原因の感想を。

『アンダー・ザ・ドーム』(スティーヴン・キング著、白石朗訳、文藝春秋)

メイン州にあるチェスターズミルは、人口およそ2000人程度の小さな街。
この街の食堂のコック、デイル・バーバラ(バービー)は、この街の出身ではない、いわゆるよそ者。少し前に町政委員の息子、ジュニア・レニーとその取り巻きに絡まれ、諍いを起こした彼は、今まさに街から出て行くところだった。
しかしちょうどその時、バービーの耳に爆音が響く。街の上空で飛行していた小型飛行機が突然墜落したのだ。事故現場に駆けつけた彼は、現場の状況が不自然なことに気づく。
事故の音を聞きつけてやってきたもうひとりの男は、バービーの少し手前で見えない壁にぶつかって鼻を折り、街へと通じる道を走ってきた車はある位置で見えない壁に激突して炎上した。
チェスターズミルは原因不明の透明な壁<ドーム>に覆われ、外部から完全に隔絶されたのだ。

出入り不能となったチェスターズミルを調査した軍は、既に除隊しているが軍隊経験のあるバービーを街の指導者に任命する。しかし第二町政委員ながら事実上のNo.1であり、権力を何よりも愛するビッグ・ジムはこれを一笑に付し、以前から目障りだったバービーを排除するために警察を手中に収め、次第に権力を強化しながらバービーを陥れようと画策する。

実はビッグ・ジムは以前から不正に街の資金を流用し、ドラッグ生産工場を作り巨万の富を得ていた。
バービーは以前からビッグ・ジムに不審を抱いていた街の新聞社オーナー、ジュリアや、前署長の妻ブレンダなどに助けられ、<ドーム>を作り出した原因を探るとともに、ビッグ・ジムによる独裁を阻止しようと試みるが・・・?

というような話。

原因不明の障壁に覆われて、完全に孤立してしまった街を描いた作品です。
ジャンルとしてはパニックもの?ホラー要素・超自然要素もあり、まあキングが一番得意とするジャンルだと思って頂ければよろしいかと。

いやあ、すごかった。
とにかく登場人物が多い。
街の人口は2000人程度ということですが、巻頭に挙げられた主だった人物(犬も数匹)だけで60人くらいいます。
最初のほうの<ドーム>出現のあたりは出現と同時にお亡くなりになる方も多いので、いちいち覚えなくてもいいですが、でもこのあたりで慣れておかないとあとが大変です。読む時は一気に読んだほうがいいと思います、登場人物多すぎて誰が誰やらになる前に読み終われるから。


主要な悪役は最初から既に真っ黒に悪く、精神的にもちょっとおかしい。
外から警察や軍が介入できないのをいいことにどんどん悪事がエスカレートします。それが街の権力者(町政委員)親子だったからさあ大変。町政委員は3人いるんですが、一人は傀儡、一人は痛み止めの薬物中毒で、最後の一人、ビッグ・ジムの思うまま。こういう人はやたらカリスマ性があるせいか、街の人たちの大部分を巧みに操り、自由の国アメリカはどこ行ったという状態になっていきます。閉鎖空間恐ろしい。
銃がなかったら相当違ってくるんでしょうが、アメリカは建国の歴史とともに銃があるようなもんですからね。銃のない世界のほうが想像しにくい。

バービーを始めとする少数のまともな人々はビッグ・ジムの外面に騙されず、それに抵抗しようとするんですが、最初から数が少ない上にこれでもかというほどピンチに陥り、ものすごいバッドエンドになるのではとハラハラし通しでした。

半ばでドームを作り出した正体がおぼろげながら明らかになるんですが、なったところで打つ手がなく、これの決着は最後の最後まで持ち越されます。正体はなんとなく予想はついていましたが、どういう風に決着するのかは予想がつきませんでした。
こういうオチかー。
途中途中で挟まれた主役クラスのふたりの過去がこんな風にオチに絡むとは。解決ではないけど終結した、という感じですね。

それにしても今回章タイトルがよかったです。特に最後の「それを着てうちに帰りな、ワンピースに見えるよ」は秀逸だと思います。


久しぶりのキングの共同体ものを満喫した感。間違っても爽やかな読後感ではないですが、読み応えたっぷりで面白かったです。わたしキング作品ではこの手のが一番好きかも。
まあ、キングファンとしては今回の舞台チェスターズミルがキャッスルロックに隣接という時点で既に死亡フラグが立っているといわざるを得ないんですがね。メイン州呪われてるよ、キング世界的には。
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徹夜した

2011-06-16 07:09:53 | 雑記

皆様おはようございます。アニメ『TIGER&BUNNY』の続きを早く観たい(※バンダイチャンネルで水曜更新)ものの、読みかけの本『アンダー・ザ・ドーム』も佳境に入っていてしかも明日(というか今日)返さないといけなくてギギギとなりながら結局徹夜してしまいました黒猫でございますよ。
スノウのレベル上げにかまけていたせいで、すごく急いで読む羽目になりましたが、読み終えたよ!あとタイバニ(=TIGER&BUNNY)の最新話も今観てきた!


とりあえず『アンダー~』はもう返さなきゃいけないので、これのレビューの下書きでもやろうと思います。

またのちほどお会いしましょう。
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黄金バット 第8話

2011-06-14 06:46:52 | 雑記

皆様おはようございます。また変な時間に起きてしまった黒猫でございますよ。どうなってるの・・・。

さて、今週のバットさんを。

黄金バット 第8話




今週はバットさん大活躍!まあ毎週大活躍なわけですが、喋るわ新技は炸裂するわでバットさん大忙しやでぇ。バットさんがヤマトネ博士たちに話しかけてきたのって初めてじゃないだろうか。今まで会話ひとつなしに散々助けてもらっている面々って一体・・・。
今週は先週で色々頑張りすぎて力尽きたのか、ダレオさんがほぼ空気です。

今週のゲストキャラのレオ博士が、登場早々怪我をして頭に包帯を巻くんですが、どう見てもシク教徒でした。高級ホテルの入口によくこんな人いるよね。

今週はOPの歌にもある「宇宙の怪獣」(アリゴン)が出てきたんですが、どう見ても被害者でした。可哀想に。地球外生命体を捕獲した上勝手に地球に連れてくるなんて、この世界は科学は発展しているのに倫理観は退化しているんでしょうか。アリゴンさんが進んだ文明を持っていたら星間戦争になるレベルの蛮行だよ。
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最終的に勝てばよかろうなのだァァァァッ!

2011-06-13 09:38:24 | ゲーム

皆様ごきげんよう。最近生活が乱れ切っていて、我ながらヤバい黒猫でございますよ。

その一因、ラプソディア。結局毎日やってます。でも仲間が増えるたびにとりあえずレベル上げをするのであまり進みません。

ここ数日はスノウをLV1から叩き上げる大作戦を展開していました。LV1とかマジ勘弁。
ラプソディアは正史の幻水とは違ってシミュレーションゲームなので、戦闘メンバーに含めていて戦闘に勝ちさえすれば経験値が入ってくるというものではないのです。自分が何らかの活躍をしないと全く経験値が入らず、レベルも上がりません。
そして一度に使える人数も戦闘によって変動します。(今のところ最大12人くらい?)
シナリオ戦闘以外に自由にできる「モンスター退治」というのがあって、そこでLV上げをしています。

1回の戦闘に使える人数は決まっているものの、このゲーム、なんと途中で「交代」ができます。つまり魔力切れとか体力切れとかのメンバーと、HPMP満タンのメンバーとの入れ替えができる。これは素晴らしい。素晴らしいチート。
つまりこれを利用して、強いメンバーに敵を瀕死にしてもらってからスノウとチェンジ、トドメを刺させてレベルアップ!という、卑怯の限りを尽くした戦法でレベルを上げてます。最終的に勝てばよかろうなのだァァァァッ!まさに外道!

おかげさまでスノウはそこそこなレベルになりました。4様との協力攻撃もできたよ。
でもこの協力攻撃がまたねぇ・・・正直あんま使えない(笑)。
何度も言いますがシミュレーションゲームなので、パーティーに入れていれば使えるというわけではないのです。4様とスノウの立ち位置が敵を挟んで90度にある時じゃないと使えないの。それなのに同じパーティーに入れておくと、「よし!協力攻撃だ!」とか吹き出しが出たりする。お前らそんだけ離れたとこに居て協力しようもねえだろとかいうこちらのツッコミなどお構いなしです。なんだかなぁ。

他のメンバーもそうなんですが、協力攻撃も最初からできるわけではなく、同じ戦闘メンバーに入れていて、戦闘中に「会話」を何度か交わして親密度を上げないとできない。微妙に呑気な戦闘ですね。

昨日は幻水4でも主要メンバーだったケネスとカタリナが仲間になったんですが、これがまた大変でした。
ケネスとカタリナが敵と戦っているところに助太刀しに行く形の戦闘で、これで敵を全滅させれば仲間になるんですが、この戦闘中はケネスとカタリナは自分で動かせず、好き勝手に動くので、ケネスさんが一人で敵陣に突っ込んでいくのに対応しきれず何度もリトライさせられましたよ。ちょ、おま、そんな遠くで一人で攻撃くらいまくられても回復できないだろ!
お前そういうキャラだったっけ・・・?
これはこのあとスノウと会話させた時に「へえ、お前も来てたのか」というような、軽く見下す系の発言をしていた時にも感じました。
お前そういうキャラだっけ・・・?

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『英国王のスピーチ』

2011-06-12 03:14:28 | 映画

皆様ごきげんよう。ぼーっとしたままの頭で支度をしてジムに行ったら、左右で色違いの靴下を装備する羽目になった黒猫でございますよ。まあ、準備してったのも自分なので誰も責められないです。もし誰かに指摘されたら「ガイアが俺にもっと輝けと囁いているから」と答えるつもりでしたが、靴を履いてしまえばほぼ見えなかったので問題なしでした。無駄にドキドキしたぜ。


今日は映画のレビュー。

『英国王のスピーチ』

英国王ジョージ5世(マイケル・ガンボン)の次男・アルバート(コリン・ファース)は幼い頃から吃音があり、立場上時折行わなくてはいけない大衆の面前でのスピーチを大の苦手としていた。
アルバートの妻・エリザベス(ヘレナ・ボナム=カーター)は夫のために様々な言語聴覚士を訪ね歩き、スピーチ矯正の専門家・ライオネル(ジェフリー・ラッシュ)に辿り着く。アルバートは渋るが、ひと悶着の末結局ライオネルのもとで矯正をすることに。
オーストラリア人のライオネルは、大声を出す、腹筋を鍛える、力を抜いて身体を揺するなど、今までにかかったどの専門家とも違ったやり方でアルバートの吃音矯正をしていく。

そんな中、アルバートの父であるジョージ5世が崩御し、アルバートの兄・デイヴィッド(ガイ・ピアース)がエドワード8世として王位を継承する。デイヴィッドには結婚するつもりで交際している女性がおり、彼女は離婚経験者だった。英国国教会は離婚女性を王妃に迎えることを容認することはできない。周囲の説得も虚しく、結局デイヴィッドは愛する女性のために退位することとなり、アルバートが王位を継ぐこととなる。

折りしもイギリスはドイツと対立しており、ナチスドイツとの開戦を余儀なくされ、国内は不安に揺れていた。
そんな国民に向かって、アルバートはイギリス国王としてラジオでスピーチをしなげればならず・・・?

というようなお話。

以下ちょっとネタバレがありますので知りたくない方は読まないほうがよろしいかと。



いやあ、素晴らしかったです。
何がって、英国紳士たちのスーツぶりが。主役のコリン・ファースはもちろん、他の出演者たちのスーツの着こなしの美しいこと。まあ主に上流階級が舞台の話なので、それぞれみんな最高のスタッフに仕立ててもらったものを着ているんでしょうから似合って当たり前なんでしょうけど、下々の皆さんもそれぞれ素敵でした。言語矯正担当のライオネルは下町の人間として描かれていますが、それでも毎回お洒落だったなあ。
兄のパーティーに呼ばれたシーンでキルト姿のコリンも一瞬拝めます。これはこれでいいものだ。
いやあイギリスは真に紳士の国ですな、とか、内容にあまり関係ないことをしみじみ思いました(笑)。

コリン・ファースの王族ぶりも素敵でした。すきすき。喋るのは苦手だけど実は癇癪持ちという役柄で、プライベートなことまでぐいぐい突っ込んで訊いてくるライオネルにキレて怒鳴ったりします。その神経質そうな雰囲気がまたいい。ちょっとネタバレになってしまいますが、謝る時も上から目線な態度にグっと来てしまいました(笑)。まあ、王様だから当たり前なんですが。

コリンもよかったけどライオネル役のジェフリー・ラッシュもアルバートの奥様役のヘレナ・ボナム=カーターも素晴らしかったです。そらアカデミー賞4冠獲るわ。


ライオネルが持ち前の気安い態度で色々と治療に関係なさそうなことまでうまいこと訊き出した結果、アルバートが幼少期に乳母に虐待を受けていたことが判明し、それが吃音の原因のひとつであるとわかります。
王族が虐待されるってマジかよ、と思いましたが、イギリスの上流階級って子育てを直接親が行わないので、発覚しにくかったのかも。あと、現代にあっては虐待だろと思われるようなことも、躾の一環として平気で行われていたということもあります。このことを告白するシーンは観ているだけでかなしかったですが、一番重要なところだったかも。
王族に生まれていなければそこまでやる必要もなかったんでしょうけど。

しかも次男だったので、いわゆる帝王学は受けていなかったのに、結局王位を継承する羽目になってしまい、スピーチ以外も色々大変だったろうと思います。そんな彼を支えたのが妻と二人の子供。家族の仲はとても良く、二人の娘にお話をしてあげるシーンなど、見ていて実に微笑ましかったです。王女ふたりがとっても可愛かった。このうちの上の娘さんが今の国王エリザベス2世というわけですね。

クライマックスは英国王としてのスピーチです。ラジオ放送なので大勢の人の前で喋らなくても済みますが、今までのスピーチとは責任の重さもプレッシャーも桁違いです。しかも当時はオーストラリアとかインドとか、今は独立している植民地の王でもあるわけですから、演説のたびに「イギリスおよびカナダ、オーストラリア、インドの王として」とか言わなきゃいけないわけです。これ吃音ない人でもハードル高すぎるよ。

このシーンは本当に国民と一緒になって固唾を飲んでスピーチに聞き入る心境でした。コリンがんばって!かっこいいから大丈夫!と(笑)。

wikiを見るとジョージ6世はご本人の真面目な性格から国民には非常に愛され、「善良王」と呼ばれたそうです。よかったよかった。


それにしてもエドワード8世(デイヴィッド)はあのご時世で恋のために退位するって逆にすごいなと思いました。ロマンス小説か。
この人によってジョージ6世の色んなハードル上がっちゃったんだろうなあ。

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『アニマルズ・ピープル』

2011-06-10 03:28:30 | 

皆様ごきげんよう。派遣会社から今更離職票が来た黒猫でございますよ。しかもこれ1回送り返さなきゃいけないっていう・・・どういうことなの。


今日は本の感想を。

『アニマルズ・ピープル』(インドラ・シンハ著、谷崎由依訳、早川書房)

読むきっかけは勿論舞台がインドと聞いて。
でも実際読んで、モデルになった街を調べてみたら北インドでしたが。


実際にあった化学工場事故による公害を受けた街のスラム街を舞台にした話。

背骨が曲がっているために直立できず、両手を足のように使い四本足で歩く「動物」と名乗る主人公が、外国人の記者の依頼で自分がどうしてこうなったのかなど、自分を取り巻く環境をカセットテープに吹き込んだ体裁で話が進みます。
作者は実際に作品のモデルとなった街・ボーパールの被害者支援に長く関わっているそうで、インドのスラム街の描写は空気まで伝わってきそうなリアリティがあります。


動物が生まれてすぐ、動物の街の化学工場で事故が起き、街は人体に有害な化学物質で汚染された。そのせいか、動物は幼児の頃に高熱を出し、背骨が曲がり、直立することができなくなった。
二本足で歩くことのできない動物は、アムリカ(=アメリカ)からやってきた女医のエリに詳しく診察してもらえばもしかしたら自分も普通の人間のようになれるかもしれないという希望を抱く。
しかし、エリが事故を起こした工場の会社の持ち主と同じアメリカ人であるという事実、エリに近づくことによって自分の愛する人を裏切ることになるという後ろめたさ、愛すると同時に憎んでもいる、街の指導者ザファルに対する想いから、散々逡巡し、取るべき行動を決めかねる。
そうこうしているうちにカンパニ(化学工場)に公正な裁判を求める街の空気は不穏になり、ついに・・・。

というような話。

ここに至るまでの盛り上げ方がとても上手いです。
全編にわたって動物の葛藤が語られていて、彼は街のみんなを嫌っているが同時に愛してもいて、それがとてもよく伝わってきます。
特に動物がただひとり愛する女性・ニーシャは、街の指導者・ザファルと恋仲で、そのふたりがふたりとも自分に優しくしてくれるのが嬉しいけれども腹立たしいという、そのどうしようもない気持ちがよく伝わってきます。

作中でザファルが言うように、動物はかなり頭がよく、そのぶん色々考えてしまうのでしょう、重要なことを知っていながらそれを告発するのを躊躇います。

ラストの動物の意外な選択も含め、とてもいい作品でした。

物語の舞台となるカウフプールは架空の街ですが、作中冒頭に挙げられた

http://www.khaufpur.com/

に実際にアクセスしてみると結構作りこんであって面白いです。

読み終えてからネットで調べて、初めてモデルとなった事件の概要を知りました。未だに裁判にも至ってないんですね・・・被告側が酷いのはもちろんですが、政府ももうちょっと積極的になんとかすべきですよね。


ちなみにわたし、最近(11年4月~)は特に長い感想を述べるほどでもない読了本はブクログでひとこと感想をあげています。ご興味のある方は左端のブックマーク欄からどうぞ。
なかなかマイベスト本のレビューが書けない・・・。
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役に立たないってレベルじゃねえぞ

2011-06-09 02:49:51 | ゲーム

皆様ごきげんよう。相も変わらずラプソディアプレイ中の黒猫でございますよ。

昨日の夜から今日にかけて結構進めて、仲間が倍以上に増えました。先ほど4様(幻水4の主人公)とスノウ(幻水4の腕痛担当)もめでたく加入。データコンバートの甲斐がありました。


ところですっかり忘れてましたがわたし4様に「キムじちょう」って名前をつけてたよ。
(※キム次長:韓ドラ「冬のソナタ」の登場人物。空気を読まないお笑い担当の脇役。幻水4の主人公がネット上で「4様」と呼ばれていたので、じゃあ冬ソナ関係で、と、なんとなく洒落でつけてしまった)

データを引き継いだので、当然その名前で出てきましたが、4様がいる無人島(つか人が居る時点でこの名前おかしいんだけど)を4様の名前島って呼んだりしているらしいのです。つまりわたしの場合キムじちょう島。

どうすんだよこれ・・・。

この先幻水の続編が出たら、ずっとついて回るよキムじちょうが。どうすんだ。
まあそれはそれ、わたしの幻水世界はフリーダムということで諦めるしかないか。


※以降でラプソディア仲間集めに関する軽いネタバレが入ります。知りたくない方は読まないで下さい。






まあキム次長の件はいいとして(いいのかよ)、実は4様とスノウは一緒にはおらず、バラバラに勧誘しました。
スノウを仲間にする時「あまり役には立てないかもしれないけどよろしく」とか言ってたんですよ。ウンまあ期待してないから、とは思った。
もさもさ(幻水シリーズ共通で最初期に登場する最弱と思われるモンスター)ごときに苦戦している姿を見たその瞬間から思ってた。

で、仲間にした直後にステータス画面を見てみたら、

まさかのLV1でした。(※この時点での他の仲間の平均LVは17くらい)

おま・・・!
役に立たないってレベルじゃねえぞ!4で積み上げた経験どこ行った!!
あまりの驚きに即セーブして今これを書いています。
LV1・・・いくらスノウだからって・・・イヤでもスノウだもんなあ・・・。

幻水4をご存知ない方のために申し上げますと、スノウは身分の高い甘えたお坊ちゃんキャラ且つウザキャラです。無茶ぶりしたり腕が痛くなったり裏切ったり、色々面倒臭いキャラですが、主人公の仕える家の坊ちゃんで、一緒に育った仲なので、彼をどう遇するかでエンディングも変わるという、ゲームの内容の記憶の薄れたわたしでも未だに鮮明に覚えている迷キャラです。

まあ仲間にしちゃったので、今後育てていくつもりですが、使える人材になってくれるのかしら。とりあえず4様との協力攻撃ができないか試してみます。
ただ、一言でも「腕が」と言ったら二度と使わない(笑)。
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ケララバワン

2011-06-08 04:15:39 | エスニック料理

皆様ごきげんよう。「ラプソディア」でキャラの喋りが長々しいのにイライラしながらプレイしていたんですが、某所で×ボタンを押すと喋りをキャンセルできることを知り、今後は2倍速くらいで進められそうな気がしている黒猫でございますよ。YATTA!つかそういう大事なことは取説に書いて、と思ったら、よく見たら書いてありました、サーセンwwww
飛ばせないとわかっていながら無駄に○ボタンを連打した日々にさようなら。これからはキャラが一語発した瞬間にグイグイ飛ばしていこうと思います(笑)。


さて。

今日は遅くなりましたが溜めてた話題をひとつずつ消化、ということで、まずはごはん関係の一。
結構エスニック料理を食べた話を載せることに今更気づいたので、今回からカテゴリに「エスニック料理」を追加しました。かなりな今更感は気にしない。そして過去記事をいちいちこのカテゴリに入れなおしたりはしない、それが俺流ということでご了承下さい。

で、今回は練馬のケララバワンです。練馬駅から近く、練馬区役所のそばです。



上のリンク先はお店の公式サイトなんですが、トップに早くも奥様の流水(もう間違えない!)りんこさん(漫画家)が描かれたサッシーさん(店長)がいますね。サッシーさんをクリックすると流水さんのサイトに飛べるようです。

ケララバワンオープンまでの経緯を描いた漫画『働く!インド人』を読んでから行くと、もっと感慨深いかもしれません。

今回こちらに行ったのは、もちろん流水さんの漫画で知っていたというのもあるんですが、南インド料理屋だからというのも大きいです。
インド料理屋は今じゃ日本でもとても多いですが、お気づきだろうか、その多くは北インド料理だということを・・・。

皆様ご存知のように、わたしはラジニの映画観たさに一人で南インドに行った人間です(笑)。一ヶ月弱南インドのご飯を食べ続けました。美味しいんだよコレが。
・・・じゃなくて、北と南だと結構違うのですよ。まあ、どっちも主にカレーなのは同じですが、南は主食はお米です。なので、カレーと一緒に食べるのはナンじゃなくてご飯、もしくはチャパティかパロタ。(公式サイトのメニューで画像が見られます)これが置いてあるお店は少ないのです。

それはいいとして、今回いっちばん食べたかったのがドーサ!
インドでの朝ごはんは主にこればっかり食べていたドーサ!!

マサラドーサカモン!!



パリッパリなの、皮がパリッパリなの。そしてジャガイモとタマネギの炒めたものが包んであるの。超美味しいのです大好き。
もしかするとインド旅行ぶりに食べたかもしれません。置いている店が少ないので、なかなか食べられないのです。
具はカレー風味ですが辛くはないので、もし出先で食べる機会に恵まれた方は是非食べてみるといいよ!!マジ美味しいから。

このドーサを一緒に行った友達と半分こして、あと他にそれぞれカレーを頼みました。
ほうれんそうとチキンのカレーとキーマカレー、あと普通のナンといちじく入りのナン。



どちらも美味しかったです。南インド料理なので辛さはマイルド。
いちじくのナン初めて食べましたが美味しかったです。
先にドーサを食べているので、相当お腹いっぱいになりました・・・メニューの種類がたくさんあって、ホントはもっと色々試したかったんですが、残念。

あとひとつ、ここの素晴らしいところは、アルコールが濃かったところ。マサラドーサの手前に写っているのがそうです。チリウォッカカクテルというのを頼んだんですが、ガツンといい感じでした。これならこのあと飲み屋に行かなくてもいい感じ。
とか言いながら結局飲み直したんですけど。

是非ともまた行きたいです。
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黄金バット 第7話 + 今楽しみなアニメ

2011-06-07 02:11:39 | 雑記

皆様ごきげんよう。この一週間で3回も近所の映画館に行っております黒猫でございますよ。急にどうした。
それぞれ『英国王のスピーチ』『はやぶさ』『ブラックスワン』を観ました。あと『星守る犬』の予告編だけで既に泣いてきた。ダメだよあんなの映像化しちゃあ。漫画も人前で決して読めない危険度なのに。

レビューは近いうちに、と言いながら、実行できていない諸々を思うとちょっと不安ですが。

でも今日はバットさんの日なので、今週のバットさんを。




今週はバットさんの出番が早かったです。一度目のバットさんお帰りのタイミングで今週終わりでもいいくらいで逆に焦りました(笑)。

今週の見所はです。
今のご時世で言うとダメ、絶対。としか言いようがないアレを堂々と・・・まあ、「目を覚ます薬」という意味で使っているのだと思いますが、ドキっとしました。あとダレオさんが半端に覚醒して、結構いい働きをしてました。本当はやればできる子なのかしら・・・。





ちなみに今、毎週楽しみにしているアニメが黄金バットさんの他にもうひとつあります。
それはTIGER&BUNNY

一言で言えばヒーローモノです。
近未来?の都市・シュテルンビルトで、「NEXT」と呼ばれる超能力を持ったヒーロー達が、スポンサー企業のロゴをつけた戦闘用スーツを着て繰り広げる活躍を「HERO TV」という番組が放送して、活躍ぶりに応じて獲得できるポイント数を巡って競う話です。

なんというか、真っ当なヒーローモノからはちょっと外れた雰囲気がとてもいい。天体戦士サンレッドといい、わたしそういうのが好きなようです。

主人公?の虎徹(ヒーローネーム:ワイルドタイガー)は純粋に正義のためにヒーローをやっているが、最近はあとから出てきた他のヒーローたちに押されて人気も獲得ポイントも低迷。そんな折、今までスポンサーだった企業が買収され、新たなスポンサーの下で働くことに。しかも「5分間だけ100倍の力を出せる」という自分と全く同じ能力を持つイケメンルーキー・バーナビーと無理矢理組まされ、コンビとして活動する羽目に。しかしバーナビーは虎徹を「おじさん」と呼んで見下し、しかも正義のためでなくポイント獲得が第一の目的だと明言する。
そんなバーナビーと虎徹が合うはずもなく・・・?

というような感じの話です。

キャラクター原案が漫画家の桂 正和さん(『電影少女』等)なので、キャラクターが皆やたらお洒落、そして細いです。
ヒーロースーツ姿もかっこいいんだけど、中の人もかっこいいんだ、みんな。女性もいますしニューハーフ的な人もいますが、みんなそれぞれ魅力的。
しかしわたしはやはり主人公の虎徹が好きです。こういう損な感じの報われない人大好き(笑)。あとKING OF HEROのスカイハイも好き。残念なイケメンっていいよね。

第一話はバンダイチャンネルにて無料配信、最新話は毎週水曜更新で一週間無料配信です。
ご興味のある方は是非。


視聴していて薄々感じていましたが、ちょっとネットでググってみたらやはり女性向け同人関係がえらい盛り上がってました。
こりゃあ夏コミは薄い本出まくりやでぇ・・・。
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プレイ続行中

2011-06-06 13:39:36 | ゲーム

皆様ごきげんよう。黒猫でございます。

昨日あのあとラプソディアを結構プレイしました。今、シナリオで言うと「運河の街メルセト」までプレイしました。
初プレイなので攻略サイトなどは見ないで進めるつもりではありますが、仲間が108人なのかだけ確認したくてちょこっと見てしまいました。仲間キャラは全部で54人、4のクリアデータ引継ぎありで56人だそうです。ふむ。まあ何も独力でだと全部仲間にするのは難しいだろうな。

4と時代が被るので、4の108星が結構出てきます。既にキカ姐さんが仲間になりました。でも4の記憶はちょっと薄いので(笑)、「あーなんかこの人見たことあるなぁ」ぐらいの人がちょいちょい出てくる感じ。

シミュレーションRPGという特色のせいか、なんかセーブが面倒。というよりセーブ画面に行くまでがちょっと面倒。まあ、慣れればどうということもなさそうですが、シミュレーションゲームはあまりやったことがないのでどうかなあ。

とりあえずここまでプレイして思ったことは、アンダルク弱ッ!
一番最初から主人公キリルに同行しているキャラクター、幻水1的に言うと坊ちゃんのお供キャラなんですが、その腰の低さも相まってイライラさせられます。HPが0になると「離脱」か「死亡」になるんですが、アンダルクほぼ毎回離脱してるのでLVがなかなか上がらない・・・わたしの采配がまずいのか?離脱する前に「申し訳ありません・・・」とかなんとか言い残すんですが、ホントだよ!諦めんなよ!と言いたくなります(笑)。お供はもっと強くないといかんと思うよ。性格的にも。今まで何度か主人公が何かを選択する時に「どうしようか」と訊くシーンがあったんですが、「キリル様のよろしいように」としか言いません。このお供大丈夫か。

あと、ジャケット絵にも居るキャラクター・ヨーン(角のある子)ですが、居るだけで使えないの?戦闘時全く出てきません。何なの・・・。

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