皆様ごきげんよう。気がついたら寝ていました黒猫でございます。昨日飲み放題だったんだもん・・・。
でも試写会レビューの下書きがあったので、今日はこれを。
『THE焼肉MOVIE プルコギ』
九州のとある街に、小さいながらも常に繁盛している焼肉屋があった。白肉(ホルモンなど)をメインに扱うその店の店主は、業界では知らぬ者がないほどの焼きの名人(田村高廣)で、今も挑戦者があとを絶たなかったが、皆ことごとく敗れて去っていくのが常だった。
その店で一番弟子として修行するタツジ(松田龍平)は、幼い頃母と死別し、兄と生き別れになった過去を持つ。今でも兄を探し続ける彼は、暇をみてはネットカフェなどで情報を募るのだった。
一方、焼肉料理対決番組で破竹の連勝を続けるトラオ(ARATA)。高級食材を惜しみなく使用し、贅をつくした赤肉のみを使うのが彼のやり方だ。トラオはその手法と義母(桃井かおり)の手腕で全国に焼肉チェーン店を展開していたが、北九州支店だけ売上げが振るわない。調査してみると、どうやらプルコギ食堂に客が集中していることが判明。金にあかせたキャンペーンや買収もうまくいかず、ついに彼は店主と面談する。しかし店主が急逝し、あとに残った一番弟子タツジと店主の孫娘ヨリ(山田優)を相手に、焼肉で対決することになる。
白肉VS赤肉、勝つのはどっちだ!?
というようなお話。
とにかく全編「焼肉~~!」という感じの映画です(笑)。
上に貼った公式サイトも凝ってます。肉画像を網の上にドラッグするの(笑)。
主人公タツジと師匠の名人の会話なんかすごい。「目に頼るな、耳で判断しろ」とか言うんだよ。焼き加減の話なんですが、食べ頃を目で判断しないで音で判断しろ、ということらしいです。わかんねえよ(笑)。
そもそも白肉って内臓系の肉の総称らしいんですが、あまり一般家庭では食べませんよね。少なくともわたしは家では食べたことがないし、焼肉屋でもあまり食べたことがありません。なので、正直なんだかよくわかんなかったです。でも食べてみたいな、白肉。
全体的にふざけた感じなのに、焼肉調理のシーンは真剣に作ってた感じがしました。焼肉屋協賛だからかな。
トラオサイドのあからさまなまでの金満ぶりとか、明らかに「料理の鉄人」だよねコレみたいな番組とかは面白かったです。服部先生とかきよ彦とか、出てたよね鉄人に(笑)。そして何故か司会は竹内力兄貴。兄貴、そのヅラヤバいと思います!(笑)
桃井かおりはハマり役だったと思います。なんかわたしのイメージはあのままです。やり手の経営者的な感じ。部下のことをちゃんづけで呼びそうな(笑)。
あと、主人公タツジの幼馴染・ヨリ役で山田優が出ているんですが、やはりその素晴らしいスタイルにほれぼれしますね~。自転車に乗ったタツジを走って追いかけるシーンがあるんですが、走る姿の美しいこと。アスリートみたいでした。サバサバして元気な役だったせいか、山田優によく合っていたと思います。
ストーリーとしては主人公タツジとライバル(?)トラオは実は因縁(というのか?)があるんですが、どうしてそうなったのかがさっぱりわからないまま終わりました。その辺がかなり微妙。細かいことは気にするな、とかそういうアレですか。