満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

『ゲド戦記』大人買い

2006-05-27 01:20:43 | 

皆様ごきげんよう。
風邪気味だけどピラテスに参加したらいつも以上に起き上がれなかった黒猫でございますよ。だって風邪気味なんだもん。そのせいよ、きっと。


ところでわたくし、幻水3を最初敬遠していたのも「ゲド」というキャラクターがいたからで、ゲドの名を冠するキャラクターがもしヘタレだったらもう耐えられないと思って長いことプレイせずにいたくらいの『ゲド戦記』好きです。(まあ結果的には大いにハマったどころかストライクゾーンを鋭く抉られてサイトまで作ったわけですが)
そんなわけで、ゲド戦記(特に第一巻『影との戦い』)シリーズは長年の愛読書・・・なのですが、実は一巻しか持っていませんでした。
読みたくなると図書館で借りてました。もうお前いい加減買えよというくらい借りてました(笑)。子どもの頃は自分で買えるほどのお金を持っていなくて買えなかったのです。懐かしいね。(何故か親に買ってもらうという発想はなかった)まあ読もうと思えばいつでも読めた、というのがあるかもしれませんが。

ですが今、ジブリが『ゲド戦記』(主に第三巻『さいはての島へ』)を映画化するというので、ゲド戦記は書店でも一押しという感じで平積みになっていたりします。しかもより手頃なソフトカバー版も出ました。ハウルの時も思いましたがジブリ効果ってある意味異様なくらいすごい。

そこで。

買っちゃった 6巻セット 大人買い。(なにこの五七五)

ゲド戦記は長いこと三部作とされていて、第四巻『帰還』が出た時は誰もがたいそう驚いたものですが、それからさらに巻を重ねて今現在では全6巻となっています。それら全部、一気に買ってしまいました。大人買いです。大人でよかったと思いました。自分のお金で自分の好きなものが買えるのって素晴らしい。

そういえば、『指輪物語』の三冊分冊の愛蔵版(A3くらいの大きさで全三巻)を初めて図書館で見た時、「うわコレいくらなんでも個人で買う人いないよ(笑)」と思ったのですが、いつの間にか持っている自分がいます(微笑)。

ちなみにゲド戦記・・・というかアースシーを舞台にした物語は個人的にはこれからもまだ出るんじゃないかと思っています。ル=グウィンさんもそんなようなこと言ってたし。
いつでも大人買いOKの準備態勢を整えて待っていようと思います~(笑)。