満月と黒猫日記

わたくし黒猫ブランカのデカダン酔いしれた暮らしぶりのレポートです。白い壁に「墜天使」って書いたり書かなかったり。

タイフェスティバル

2006-05-14 03:51:48 | 雑記

皆様ごきげんよう。週末になると一日に2個も3個も日記を更新する黒猫でございますよ。暇人ですいません。

今日(5/13)、タイフェスティバルに行って参りました。

一昨年から行き始めて三回目。初めて雨降りの中でのタイフェスでした。
初めて行った時は、甘く見ていて午後から行ったため、アイスひとつ買うのに30分くらい並んだりする羽目に陥りました。その教訓を生かして、二回目は10時の開幕を前に9:45に駅に集合、現地についてからも開いている店も人出もごく小数でした(笑)。
しかし今回。あいにくの雨天にも関わらず、開幕時間前に現地についたわたしたちが見たものは、既に開いている屋台と満席の飲食席でした。
・・・びっくりしました。時間が早いのにこの人の多さにも驚きましたが、飲食席のふさがり具合、そして明らかに飲食席なのに「STAFF ONLY」と書かれてロープで区切られて座れない席があるのには。
実はそれが大半を占めていました。既に座れずに立って飲み食いしている人がたくさんいるというのに、閉鎖された飲食席があるというのは明らかにおかしいと思いませんか?昨年はこの時間には飲食席ガラガラでした(笑)がちゃんと全部開けてましたよ。友達がスタッフらしき人に聞くと「午後から開けます」とのこと。その横で立ち食いしている人がいるというのに。
晴れていれば地べたに敷物でも敷いて座れたでしょうが、雨が降っているのにこの仕打ちは何?何それ何の罰ゲーム?マジで。


わたしたちは席を探してかなりの間うろうろしましたが、ようやくふたり分の席を確保。雨の中散開して食べ物を買いあさりました。そして例年通り「美味しい美味しい生きててよかった」とか何とか言いながらタイの美味を貪り食ったのですが、今年は雨で寒かったのが本当に残念でした。おかげで辛いものを食べても大して暖かくもならず。でもお料理は全部美味しかったです☆タイ料理万歳!

何度も何度もここで申しあげている通り、わたしはマンゴー大好きッ子なのですが、やはりここでも買ってしまいました、タイ産マンゴー。だって美味しそうだったんだもの・・・!冷蔵庫の中に3個もマンゴーが入っているなんて幸せ。わたし以外の誰かが食べたら泣き喚いてやろうと思います(アンタいくつだ)。
あとマンゴージャムとジュースも買いました。GW中にも横浜でも買ったけど、それとこれとは別。そう言ったら、同行していた友達に生暖かい目で見られました・・・。いいんだ、気にしない。

色々見て回りましたが、代々木寄りの入り口付近でPSPソフトのデモブースがあり、ちょっと体験してきました。発売されるのは7月のようですが、南の島でまったりするゲームでした。特にクリア目的とかはないようで、島で釣りをしたりウクレレ弾いたりする癒し系のゲームのようですが、なかなか面白かったです。4800円(予価)とのことですので、買おうかなあ。

タイには2度行きましたがいい国でした。大好きです。あとタイ航空大好き。ご飯も美味しいし、ロゴマークも可愛いし。
今回、タイ航空のブースもあり、パンフを貰ってきました。タイ航空は女性の客にはデンファレ(蘭)のコサージュをくれるのです。これ、結構大きいと思いませんか?何か音楽とかダンス系の活動をしていて、発表会でもない限り、お花を貰う機会って女性でもそうそうないと思うんです。まあ貰う人はしょっちゅう貰っているのかもしれませんが。わたしはそうそうありませんので、タイ航空の飛行機に乗って貰った時には嬉しかったんです。今回もパンフと一緒に頂けました。可愛いなあv
とりあえず、ポーションの空き瓶に入れて飾りました(笑)。デジカメが見つかったら撮って画像をアップしたいところですが・・・見つからなかったら携帯で撮ってアップしようかな。

なお、タイフェスティバルは14日の日曜日まで代々木公園で開催している模様です。お近くの方、ご予定のない方は行ってみてはいかがでしょうか。


『あしたのロボット』

2006-05-14 03:02:11 | 

小説の感想です。

『あしたのロボット』(瀬名秀明著、文藝春秋)

人類が滅亡し、ロボットだけが残った未来で、自分を育ててくれたロボットが語った「テヅカオサム」がつくりだしたという正義のロボット「アトム」を探して旅に出る少年ロボットの挿話と、現在より少しずつ未来を舞台に、人間とロボットとの関わり方を描いた、全部で5話の短編から成ります。

少年ロボットの成長と探索の旅が語られる挿話、そして回を追うごとに現在より少しずつ未来になっていくロボットと人との関わり方を描いた短編、どれも非常に面白かったです。しかもその短編が少しずつ他の話と関連していて素晴らしい。
たいていは多少なりともロボット開発に関わる人間が主役で、どの人物も「ロボットに「たましい」はあるのか」という命題に非常に悩みます。これはわたしの大好きなテーマです。ロボットと魂。自律学習型AIを積んだロボットを、より人間に近づけよう、或いは人間の知性に近づけようとする開発者たち。もし期待通りにロボットが経験を積み、自己の判断のみで行動できるようになったとして、どこでロボットは「たましい」を持つのか。知性体になるとして、我々とどう違うのか。
などなど。SFではありがちなテーマですが、作中で語られる時代が非常に近いのと、作者がその分野の現状についての非常に詳しい知識を持ち、きちんとした取材を重ねた人であることが物語を非常にリアルなものにしていると思います。それでも小難しい理論はほとんど出てこないので、すんなりと物語に入っていけます。

そして日本のロボット開発者とSF好きの手塚治虫信仰をここに見たような気がしました(笑)。みんな最初は鉄腕アトムが好きで、あんなロボットを作りたくてこの道に入る。実際そういう人はかなり多いようですし、日本のアニメ文化を創ったのも手塚治虫だと言っても過言でもありますまい。
わたしはあいにくリアルに手塚治虫の作品に触れた世代ではありませんが、コミック文庫等で多少は作品を読んでいます。今読んでも古くないと思えるし、彼の作品を読んだあとは「漫画は子どものもの」なんて決して言えないとも思います。すごい人だったんですよねえ。『火の鳥』の未完が惜しまれます。どこまで物語が拡がったのか見てみたかった気がします。

わたしの世代ですとドラえもんが好きで・・・というきっかけでその道に入る人が多いような。いずれにせよ、からくり人形の昔から、日本人はロボット好きな民族であります。手塚「治虫」とか、「ドラえもん」が一発変換できる(或いは変換候補に入っている)こと自体、その浸透性を現していると思います。作品に触れたことがない、知らないという人はまずいないのではないでしょうか。

残念ながらわたしは理系に適応する頭脳を持っておらず、その道に進むのは生まれ変わらないと無理という感じなのですが、せめてSF読者という立場でこれからも夢を見させて頂きたいと思います。

科学ってロマンチックだ。未来って楽しみだ。
そう思わせてくれる、素敵な作品でした。

わたしのデジカメ知りませんか。

2006-05-14 02:24:43 | 雑記

皆様ごきげんよう。いくら雨が降ったからと言ってこの寒さはないだろう、と思う黒猫でございますよ。
昨日は帰宅後本を読んでいてそのまま寝てしまったようです。日記がなくてごめんなさいよ。


ところでどなたかわたしのデジカメ知りませんか。探したけど見つからないよ・・・!GWに使おうとして、「ソフトプロテクトがかかっています」という表示が出て撮影できず、あーでもないこーでもないといじり倒したのは覚えています。その後の行方が杳として知れません。デジカメよ、今いずこ。目撃情報お待ちしております(無理)。
わたしの部屋は例によって散らかり放題なので、片付けつつ探してみたのですが、それなりに片付けても出てこない。・・・どうしてなの。

実は母の日にデジカメを買ってあげようかと思いまして、ネットで熟年層にも使いやすいものをちょっとリサーチしました。今日某○ックカメラに寄って偵察してみたのですが、買い替えキャンペーンなるものを行っていて、古いデジカメ持ってくと3000円引きになるらしいんです。新しいのを買うなら2台もいらないし、古いのを引き取ってもらって値引きもされるならまさに願ったり叶ったり・・・なのですが。

見つからない・・・。

ど~こ~じゃ~。うう~~~。自分のだらしなさが悔やまれます。
でも諦めきれないのであとでまた探してみます。


ところで昨日は岩盤浴に行ってみましたよ。初体験。
オープニングキャンペーン中、且つ、どちらかというと安さを売りにしたお店(通常80分3000円のところをオープニングキャンペーンにつき半額の1500円)というところに行きました。
フロントで先に会計を済ませて、その場で紙に退室時間を書かれて、その時間までにロッカーキーをスタッフに返して下さいというシステムでした。ロッカーキーさえ返せばそのあとシャワー浴びたり着替えたりするのは時間に含まれないと言われたので、のんびりできるね~と言い合っていたのですが、いざ体験してみたら意外と時間が足りませんでした・・・。

お店側の説明によると、5分うつ伏せ→10分仰向け→部屋を出て5分休憩というのを繰り返して下さいということだったのですが、最初の1巡では大して汗も出ない割りに意外と熱く感じ、「うわコレ5分も持たないんですけど」という感じでした。どうにか15分が過ぎ、休憩部屋に行き友達と「結構熱いよねえ。そして汗出ない」とか行っていたのですが、2巡目からはいい感じに身体が温まり、汗もじわじわ出て参りました。しかし全部で80分とはいえ、実際始めるまでに着替えたりメイクを落としたりと準備をした時間も含まれたので、全部で3巡したところでタイムアップ。もう1巡くらいすればかなり汗が出たんじゃないかと思います。しかし時間は時間、鍵を返して退室しました。

そのあとシャワーや着替えなどをゆっくりできたのはよかったです。お店によっては岩盤浴で出た汗はパックのような効果があるので洗い流さないで下さいとか言われるようですが、ここはシャワーがありました。わたしの人生でも1、2を争う狭苦しいシャワー室でしたが。そしてこのお店、岩盤浴中に着るスウェットみたいなもの(なんかすごい緑色。同じスウェットの人が揃って寝ている風景は、何この女囚たちという感じでした)とか、タオルとかメイク落としとか、ひととおり揃ってますので身体ひとつでお越し下さいとのことだったのですが、備え付けの乳液を使ったらヒリヒリしました(笑)。別に敏感肌じゃないんですが。

すべて終わったあと、アフターティーという名目でお茶も一杯サービスしてもらえたりして、全体的にはなかなか良かったですが、また行くかどうかは微妙・・・といったところでしょうか。わたしは友達と行きましたが、こういうのはひとりで行ったほうがのんびりできていいかもしれません。
全体的にはおおむね満足したんですが、新しいお店のせいか、いかにも研修中と言った感じのお店のスタッフ(アルバイト?)がカウンターにひしめきあっていて、わたしたちが説明を受けている横でそれを遮らんばかりの勢いで雑談していたのが気になりました。というか、あんなに人いらないだろ。