Gabbie's Cafe

 天使のカフェへようこそ

Eri-Ne

2006年08月15日 | Guest Book

  夕暮れの空に飛び立つ飛行機を、私たちは両手を振って見えなくなるまで見送りました。

Eri-Neは私にとっては姉のような人なので、彼女にとってTは甥っ子のようなものかもしれません。川崎での子育ての中で、彼女は電車を乗り継いで幾度となく私たち親子を訪ねてくれました。
Tも彼女が大好き。久しぶりにその甥っ子に会いに、そして半年前に生まれたもう一人の“甥っ子”を抱っこしに、忙しいスケジュールを繰り合わせてこの大分の地までやってきてくれました。

どうしてもお客さん扱いできなくて、ご飯を作るのを手伝ってもらったり、Rに離乳食を食べさせてもらったり。色々働かせてしまいました(笑)。思えば、川崎にいたときもそうだったなぁ…何でもかんでもまかせたなぁ。随分本音も受け止めてもらったなぁ…なんて思い出したりして。

             

三月に素敵なマザーズバッグを送ってくれたEri-Ne。このバッグに色々入れて、一緒に湯布院温泉に行きたいなぁ…そんな希望も今回かないました。突然のゲリラ雨からも不思議に守られて、おいしい沖縄料理の店に行ってみたり、素敵な古布アートの店でお茶をご馳走になったり。

夜、布団を並べて、以前のようにあれこれ色々な話をしながら、いつのまにか心が解きほぐれていき、自分自身でもわからなかったあんなことこんなことに気がつく。私は一人っ子なのでわからないけれど、仲の良い姉を持つというのは、もしかしたらこんな具合なんだろうな…と思いながら快い眠りに落ちました。

日曜日の礼拝では、一緒に特別賛美をささげる恵みにもあずかりました。Tも飛び入りして、三人でMEG&KOJIの“主のみ手の中で”を賛美。私たちは、共に大きな神のみ手に守られて生きている…離れていても、こうして共に賛美する主はひとつ。そんな幸いを感じました。

楽しいときはあっという間に飛ぶように過ぎました。
最終日は、ゆったり家を出てワイナリーに立ち寄ったりしながら、余裕を持って空港に到着し、レストランで最後にお茶をしました。窓の外で発着する飛行機たちを眺めながら、“またいつでも会えるよね”“T、今度はEri-Neの家に泊まりにおいで”と別れを惜しみました。

共に歌ったあの賛美の歌詞のように…God be with you 主があなたと共におられますように…搭乗口に消えるEri-Neを見送りつつ、心の中でそう祈りました。Eri-Ne、ありがとう。きっとまた近いうちに…!