Gabbie's Cafe

 天使のカフェへようこそ

1st of July 2016

2016年07月01日 | Cafe Gallery


Gabbie's Cafeに ようこそ!

なんと、去年の10月に、このGabbie's Cafeは10周年を迎えていたのですよ!!
このブログに、今までどれだけ幸せをもらい、そして助けられていたんだろう。
なのに、記念すべき10周年を忘れてしまうなんて…なんて恩知らずなワタシ。


私がこのブログを始めた10年前は、1つの記事を投稿するのに、結構いろいろ手間だったんです。
当時はスマホなんていうものもなくて、写真はデジカメで撮ったのをPCでサイズ処理して、とか。でも、今はずいぶんと便利になって…ねぇ。


秒速で進んでいく私たちの日常。いつも前へ前へと急き立てられて生きている私たちが、ふと立ち止まり、振り返る。
そんなことは、例えば病気で寝込んだり、キャリアに失敗したり、人生が思った通りに行かなかったり…「予期せぬ喜ばしくないこと」が起きたりしてみないと、なかなかできないことのような気がする。
私たちはとかく「後ろのものは忘れ、前へ前へと」励まされる。

前向き思考は、もちろんとても大切。
でも、物事にはいつも表と裏がある。
そしてしばしば「真実は物事の裏にある」のです…。


考える暇もないくらい忙しくしていた私から、突然神様が「やり甲斐」を取り去ったのは、今年の3月の初め頃。
「なぜ」「どうして」、そして不本意の嵐。
それはあまりにも「みこころにかなって」いるように見えたから。

でも。
確信に満ちて握っていたその「やり甲斐」を手放した時、ふと立ち止まり、空っぽになった部屋の片隅に転がった「フタをしたままのパンドラの箱」を思い出した。


四年前、あまりにもツラくて苦しくて、夢中でフタを閉めたまま
もう過去にしてしまおうと見ないようにしていたその箱を
今更開けるのは勇気が要ったけど。
「主よ、もう四年も経って臭くなっています」と
つぶやきながら開けることには
少なからず痛みも伴ったけど。

でも、きっと、開ける時だったんだね。
そこには私にどうしても知ってほしいと、神様が用意していたものが、入ってたんだよ。

それはどうにも抗えないほどの勢いで、箱から飛び出してきた。
「待ってたんだよ」と言わんばかりに。
それは私の日常をかき乱し、昼も夜もなく吹き荒れて
「過去」や「不可能」という名の閉じていたドアを全部開け放ち
私の思いや考え方すべて、180度変えて行った。
「ホントの愛」ってなんなのか
今まで何にも分かっちゃいなかったということが
分かった。


…そして私はまた、このGabbie's Cafeに帰ってきた。
近年、嬉々として自信満々で
「もうこんなハラの足しにならないような、無駄に時間を取られるばかりのラブソングは
私の人生には要らないの」としまい込んで
ずっと聴かなかったアンジェラ・アキやセリーヌ・ディオンをBGMに選んでみたりして。
新しいものとしては…Israel Houghtonの"It's not over"なんかも
ソングリストに加えて。

それもみんな「スマホ」のせいかもな。
Apple musicなんていう、以前は想像もできなかった
便利なシステムのせいかもしれない。

…でも、いいじゃない。
与えられたものは、黙って素直に謳歌したら。

ハラの足しにならないこんな歌詞も、年甲斐もないこういうキモチも
きっと今の私には必要なものなんだろう。
まだ見ぬ明日のために神様があえて私から
取り去らずにいるものなんだろう。

もう「やり甲斐」もなくなったし、あの頃を知ってる「家族」以外
知ってる人は誰も来ないだろうカフェの片隅で
今更格好つけることもない。
金曜の仕事を終えた頭がちょっとほろ酔うのにまかせて
こんなヤル気のない記事を更新してみても、いいじゃない。


万年弱小な我がチームの負け試合を応援しながら
万にひとつの逆転勝利に望みを繋ぎながら
目に見えないあの大きな腕に、すべて委ねてみても、いいじゃない。

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