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じゅんやの喜界島便り

カトリック信仰による救いと癒しを発信

ヒカンザクラ

2010-01-20 17:33:56 | 植物

Dsc05518 Dsc05513 Dsc05512 メンハナ公園のヒカンザクラ

大寒の今日、喜界島の気温は24℃、まるで初春の陽気、メンハナ公園のヒカンザクラ(別名カンヒザクラ)が様子をうかがうように、ちらほら咲いていた。数十本のヒカンサクラが満開になるのは今月末頃か。

「朝が来れば花を咲かせ、やがて移ろい、夕べにはしおれ、枯れて行きます。」  (詩編  90:6) 


いやだー

2009-10-10 19:08:21 | 植物

Dsc04922 Dsc04924 Dsc04925 Dsc04927 食べられるのいやだー

 おばーの畑の木の枝に冬瓜(シブリ)が大きくなって挟まっていた。押しても引いても取れない、まるで人間に食べられるのがいやだー とだだをこねているようだった。

 手前の木の枝を鋸で切ってようやく取り出せた。なんと重さは9㎏もあった。ヤギ肉と一緒に煮ると、とても美味しいよ。 まな板の上の冬瓜?

 「お前たちが進んで従うなら、大地の実りを食べることができる。」(イザヤ  1:19)


元祖彼岸花

2009-09-29 08:04:04 | 植物

Dsc04799_3 Dsc04798 Dsc04796ハイビスカスと彼岸花

 黄色い彼岸花が咲いていたのを数日前(9月25日)に紹介したが、日曜日に赤い 元祖?彼岸花が咲いているのを発見して嬉しくなった。

 庭の祠(喜界のマリア)のそばには、南国の花 ハイビスカスと一緒に彼岸花が茎の先に大きな花びらが開げていた。次のつぼみもスタンバイ。

  「 先に出てきた子は赤くて、全身が毛皮の衣のようであったので、エサウと名付けた。」 (創世記 25:25)


教会にも彼岸花

2009-09-25 11:20:15 | 植物

Dsc04786 Dsc04785 彼岸花の変種(ショウキズイセン?)

 掲載が遅れたが、丁度彼岸の頃にいつも咲く。葉が無く花だけが咲いている。通常の彼岸花は赤色であるが、変種もあるようだ。

 喜界島の北部の集落では、彼岸の頃墓参りに行く。シバサシ(柴挿)と呼び、早朝お墓にお供え物を備え、墓参りをする。その日は内地から親族が帰省し一緒に夕食を共にする。

 カトリック教会でも亡くなった先祖のためのお祈りは大切。名瀬のマリア教会では、毎月命日を迎える信徒の方の名前を掲示し、皆で一緒に祈っている。今週(21日~27日)は13名の方が掲示されていた。

「言われた。「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供のようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。」 (マタイ 18:3) 


サクララン

2009-08-28 17:22:42 | 植物

Dsc04592_2 Dsc04593_4 Dsc04594 小さいサクララン

 サンゴの石垣で有名な阿伝(あでん)集落で、石垣を覆うように這っていた蔓に、小さく可憐な サクララン が咲いていた。蝋細工のような小さく可憐な花に魅せられて、シャッターを押すのも忘れてしばらく眺めていた。

 「 そのような者は、これらの小さい者の一人をつまずかせるよりも、首にひき臼を懸けられて、海に投げ込まれてしまう方がましである。」 (ルカ  17:2)


白ゴマ

2009-08-25 20:24:24 | 植物

Dsc04007 Dsc04009 日本一の生産を誇る白ゴマ

 ほとんど輸入に頼っているゴマ、喜界島では古くから黒砂糖と混ぜてお菓子を作るための材料として白ゴマが栽培されていた。最近栽培面積も100ヘクタールを超えて、ついに生産日本一になった。

 隆起サンゴ礁によるアルカリ性の土質が白ゴマの栽培に適しているのだろう。白い可憐な花がサトウキビ畑の間に良くみかける。9月になれば、白ゴマの収穫が始まり、各家の石垣に並べられ干している白ゴマが見られる。

 香りの良い喜界島の白ゴマをどうぞ。

 「すると、主なる神は彼の苦痛を救うため、とうごまの木に命じて芽を出させられた。とうごまの木は伸びてヨナよりも丈が高くなり、頭の上に陰をつくったので、ヨナの不満は消え、このとうごまの木を大いに喜んだ。」 (ヨナ  4:6)


ハマユウ

2009-07-17 21:23:06 | 植物

Dsc03989_2 Dsc03987_2 ハマユウ(浜木綿)

和名:ハマオモト、別名:ハマユウ、梅雨の終わった夏の夕方から花が咲き始め、ほのかな香りがある。喜界島教会には十数本のハマユウがあり、その内5本ほどに花が咲いている。一本のハマユウから2~4本の花芽が伸び先端に白い花が咲く。葉は薬用として、皮膚病の治療に使われていた。

「 ヤコブが近寄って口づけをすると、イサクは、ヤコブの着物の匂いをかいで、祝福して言った。「ああ、わたしの子の香りは、主が祝福された野の香りのようだ。」 (創世記  27:27) 


蘇鉄の雌花

2009-07-02 08:05:50 | 植物

Dsc03817_2 蘇鉄の雌花

喜界空港の庭にある蘇鉄30本の内、たった一つだけの雌花を見つけた。小さな蝶が蜜を吸っていた。受粉が進み、秋には赤い実を付けたソテツの実が見られるだろう。

人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。 (詩編  103:15 )


蘇鉄の花

2009-06-16 16:22:18 | 植物

Dsc03733_2 Dsc03765 蘇鉄(ソテツ)の花

喜界空港の庭にソテツの雄花が咲き始めていた。大きなものは40㎝~50㎝になる。雌花に受粉すると赤いソテツの実が実る。次回は雌花を探してカメラに収めよう。

「彼がそてつの木の下や、浅瀬の葦の茂みに伏せると
そてつの影は彼を覆い、川辺の柳は彼を包む。」 
(ヨブ40:21~22)


島じゅうりの実践

2009-05-02 10:54:27 | 植物

Dsc03541  Dsc03539Dsc03544先日紹介した『島じゅうり』(島料理)の本に掲載されていた フチイ(喜界島の方言)、ツィバシャ(奄美大島の方言) ツワブキの料理に挑戦した。

教会の庭に雑草の様に生えているので食材は豊富、ツワブキの茎を茹で、一晩水にさらしてあくを抜き、薄皮を剥いた。

翌日、豚骨などを加えて煮物にして食べた。懐かしいおふくろの味がした。一人で食べるのはもったいない、半分は冷凍にしてある、誰か食べに来ないかな。

  「地上にはまだ野の木も、野の草も生えていなかった。主なる神が地上に雨をお送りにならなかったからである。また土を耕す人もいなかった。」 (創世記  2:5)


復活祭

2009-04-12 10:17:38 | 植物

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キリストの復活こそ、

わたしたちの慶び。

Happy  Easter!      Buona  Pasqua!

復活の主日の朝、庭に咲いた雑草のような花たち。

「あなたはわたしの魂を陰府に渡すことなく、あなたの慈しみに生きる者に墓穴を見させず、命の道を教えてくださいます。わたしは御顔を仰いで満ち足り、喜び祝い、右の御手から永遠の喜びをいただきます。」 (詩編16:10~11)


製糖工場

2009-03-13 10:06:47 | 植物

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   喜界島にある製糖工場を「WAKAGE」の皆さんと見学した。

主な行程は、砂糖キビを細かく砕く⇒搾る(絞りカスは発電ボイラー用の燃料)⇒蒸気で熱し濃縮⇒沈殿槽へ(沈澱物は良質の飼料)⇒結晶化⇒遠心分離機で糖蜜を分離(糖蜜として出荷)⇒結晶のみ乾燥させ製品倉庫へ(まるで砂山)⇒粗糖(ザラメ)として出荷

黒砂糖を作っていると思ったが、黒砂糖はどこにもなかった。グラニュー糖など色々な砂糖の製品を作る原料となる粗糖と糖蜜を作っていた。操業期間は12月頃から翌年の4月頃迄で、その間は装置のメンテナンスを行っているそうだ。

製造工程は全自動で自動制御されている。全行程を見学するのに約30分、途中で発生する廃棄物は全て燃料、飼料になり、全く環境に優しい。

 「もし、我々が主の御心に適うなら、主は我々をあの土地に導き入れ、あの乳と蜜の流れる土地を与えてくださるであろう。」 (民数記  14:8)


菜の花

2009-02-28 19:50:37 | 植物

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教会の庭に菜の花が満開

アブラナ(油菜、菜種)は雑草のように自然に生えてきれいな花が咲いたので、刈り取らないで、しばらく花を楽しんでいる。

昨年の3月1日、喜界島教会に赴任して来た時も、菜の花が庭一杯に咲いて迎えてくれたのを思い出す。

「そしてその夜、肉を火で焼いて食べる。また、酵母を入れないパンを苦菜を添えて食べる。」 (出エジプト記  12:8)


こどもと共に

2009-02-21 09:33:15 | 植物

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荒木小学校のガジュマル

カトリック喜界島教会のある「湾」集落の西側約2㎞先の集落「荒木」の小学校の校庭の中心に樹齢100年以上のガジュマルの木がある。

運動会の時は、ガジュマルを中心にトラックが設けられて、ガジュマルの周囲をこどもたちは走ることになる。

ガジュマルの木は、100年以上もいろんな時代の「こどもたち」を眺めて今も一緒に過ごしている。

荒木小学校の卒業生の皆さん、このガジュマルについての思い出があったら、コメントください。

 「愛する人たち、わたしたちの主イエス・キリストの使徒たちが前もって語った言葉を思い出しなさい」 (ユダ 1:17)


メンハナ公園

2009-02-11 10:01:20 | 植物

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Dsc02864 喜界島、僧俊寛の墓の裏手の小高い丘にメンハナ公園がある。

広い公園にはモクモオウ、ガジュマルの木が、周囲の林との堺にはランタナが植えられており、中心には公園の主人公、数十本の“寒緋桜”が満開。

今、島ではサトウキビの収穫期で忙しく、花見に来る客もいない。

奥まった所には、設備の整ったキャンプ場もあるDsc02872

 「 人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。」 (詩編  103:15)