じゅんやの喜界島便り

カトリック信仰による救いと癒しを発信

皆既日食

2009-07-22 20:01:11 | 天文

Dsc04114 Dsc04178_2 Dsc04187_2     ~薄曇りの日食~

午前9:36:08部分日食開始、10:56:41皆既日食開始、10:59:07皆既日食終了、12:23:31部分日食終了。(喜界島)、世紀の天体ショーが終了した。

いつも夕陽を眺めるスギラビーチで本土からのお客さんと一緒に感動を分け合った。早朝は大雨で心配していたが、午前8時頃から薄曇りになり何とか太陽が見えたので期待して見ていた。

太陽の上の方から欠け始め、次第に周囲が薄暗くなり、気温も下がり始めた。太陽の周りには大きな傘のような虹色の輪ができていた。写真も鮮明ではないがとにかく、コロナを撮ることができた。

完全に太陽が隠れた時には、島の北と西の方角だけが暗くなり東の空は日の出前のような薄明かりがさしていた。

次回は26年後北海道での2035年を楽しみに。来年は南米のチリであるそうです。

 「光を昼と呼び、闇を夜と呼ばれた。夕べがあり、朝があった。第一の日である。」 (創世記 1:5 )


皆既日食前夜

2009-07-21 23:27:51 | 天文

Dsc04026 Dsc04043 Dsc04056 19日~21日前夜祭

皆既日食に向けて、飛行機に乗れなかった大勢の人たちが鹿児島からフェリーで早朝(午前5時)に来島した。息子もその中の一人だったので、朝4時に起きて港に迎えに行った。

喜界島ではテントサイトが3ヵ所設定され、それぞれのグランドで歓迎会が開かれた。湾(わん)集落では空港に隣接しているスギラビーチで19日夕刻に各種の演芸会が開催され、その一つに我々も「はまゆうコーラス」として出演した。

とにかく、明日の晴天を待ち望むのみ。「あーした天気にしておくれ」

その時こそ、あなたは晴れ晴れと顔を上げ、動ずることなく、恐怖を抱くこともないだろう。 (ヨブ  11:15)


ハマユウ

2009-07-17 21:23:06 | 植物

Dsc03989_2 Dsc03987_2 ハマユウ(浜木綿)

和名:ハマオモト、別名:ハマユウ、梅雨の終わった夏の夕方から花が咲き始め、ほのかな香りがある。喜界島教会には十数本のハマユウがあり、その内5本ほどに花が咲いている。一本のハマユウから2~4本の花芽が伸び先端に白い花が咲く。葉は薬用として、皮膚病の治療に使われていた。

「 ヤコブが近寄って口づけをすると、イサクは、ヤコブの着物の匂いをかいで、祝福して言った。「ああ、わたしの子の香りは、主が祝福された野の香りのようだ。」 (創世記  27:27) 


幼虫

2009-07-15 22:10:47 | 生物

Dsc03968_3 Dsc03967 オオゴマダラの幼虫とカマキリ

皆既日食まで一週間、オオゴマダラのたまごから幼虫が孵って、小さな体でホウライカガミの葉を裏から食べていた。

ホウライカガミには毒があり、幼虫のうちから毒を体にため込んでいるためか、カマキリもそっぽを向いていた。

「今日、心変わりして、我々の神、主に背き、これらの国々の神々のもとに行って仕えるような男、女、家族、部族があなたたちの間にあってはならない。あなたたちの中に、毒草や苦よもぎを生ずる根があってはならない。」 (申命記  29:17)


たまご発見

2009-07-11 16:36:29 | 動物

Dsc03955_2 Dsc03957_2 オオゴマダラのたまご発見

先日、オオゴマダラが庭をひらひら飛んでいたので、もしかしたら と思い蓬莱鏡の葉の裏を見たら、小さな白いたまごが見えた。

蓬莱鏡(ホウライカガミ)を植えてから約1年、ようやく オオゴマダラが見つけてくれた。先日救出した オオゴマダラが恩返しに産卵したのかも知れない。これからが楽しみ。金の蛹が見られるのはいつのことか。

「やもめに子や孫がいるならば、これらの者に、まず自分の家族を大切にし、親に恩返しをすることを学ばせるべきです。それは神に喜ばれることだからです。」(一テモテ  5:4)


七夕

2009-07-09 17:22:58 | 天文

Dsc03912 Dsc03922 Dsc03925 星の見えない七夕

喜界島の七夕は旧暦の5月15日、満月が明るくて星が見えず、天の川もまったく見えなかった。皆既日食の7月22日には、この満月が新月になり(旧暦6月1日)太陽をすっぽりと隠すことになる。

地上では近所の「オオゴマダラ」が金色の蛹から羽化して羽を乾かし広げていた。宇宙の神秘、地上の神秘。自然の営みを肌で感じる一日だった。

「あなたの天を、あなたの指の業を、わたしは仰ぎます。月も、星も、あなたが配置なさったもの。」 (詩編  8:4


梅雨明け

2009-07-05 22:39:39 | 気象

Dsc03867 Dsc03870 Dsc03880 奄美地方梅雨明け

今日、7月5日ようやく奄美地方の梅雨明けが宣言された。庭の「オオハマボウ」が咲くと梅雨明けだよと島のお年寄りが言っていた。

喜界島は7月22日の皆既日食(あと17日)に向けて、準備中。

ただ快晴を祈るのみ。

畝を潤し、土をならし、豊かな雨を注いで柔らかにし、芽生えたものを祝福してくださるからです。 (詩編  65:11)


蘇鉄の雌花

2009-07-02 08:05:50 | 植物

Dsc03817_2 蘇鉄の雌花

喜界空港の庭にある蘇鉄30本の内、たった一つだけの雌花を見つけた。小さな蝶が蜜を吸っていた。受粉が進み、秋には赤い実を付けたソテツの実が見られるだろう。

人の生涯は草のよう。野の花のように咲く。 (詩編  103:15 )