ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

「森に癒されました!」

2022-04-10 10:32:24 | 植物

針葉樹の同定の事で、関市の百年公園に行って来ました。山道をオトメスミレを見ながら歩いていたら、黄緑色の葉の中にピンクの色が見えたので確認して見たら小さな緑色の花が有りました。「スノキ」か「ウスノキ」か「アクシバ」か判定しかねました。葉と花の形間違いがないと思いましたが、最後の手段で葉を食べて見て酸っぱさが無いことからツツジ科スノキ属の「ウスノキ」と判断しました。これから夏、秋と果実を確認するまで経過観察しようと思います。

                                                             ウスノキの花芽です

                                                                ウスノキの蕾みです

                                                                 ウスノキの花です

                                                             ウスノキの花の正面です

ウスノキを撮影しようと伏していたら何かが目の前を通り過ぎました。「むぅ!」と先に目をやると青く奇麗なイトトンボが止まっていました。先ずは撮影!

                                                               イトトンボ科 ホソミイトトンボ

成虫で越冬するイトトンボと判明。越冬中は、枯れ草の様な色だが春になると胸部側面と腹が鮮やかな青色に変化するらしい。同様に越冬するオツネントンボやホソミオツネントンボとは胸部の黒い紋様にて判別しました。まさかこの時期に森の中で遇えたことにビックリです!

                                                              シジミチョウ科 コツバメ

山道を素早く飛ぶ小さなチョウがいた。黒っぽくて毛深い、翅の紋様がはっきりしない太陽の方に向けて逆光になってしまった。残念!

                                                             サルノコシカケ科 ヒトクチタケ

松の幹に幾つものキノコが生えていました。このキノコは枯れて2年目に出ると言われています。匂いを嗅ぐと何となく松茸っぽい香りなので一寸齧って見ましたが匂いに反して苦くて不味いし賞味期限の過ぎた餅のように固いので不味いです。もちろん食用にはなりません。今回も森を散策して、新しい出合いと面白さに癒されました。

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春の妖精に感謝です。

2022-04-09 21:38:52 | 植物

                                                              ユリ科 カタクリ

3月16日、園内で一番最初に咲いたカタクリの今です。

                                                                 ユリ科 シロバナカタクリ

3月25日に咲いたシロバナカタクリに続いて28日、2番目に見つかったシロバナカタクリです。

                                                           

31日に3番目に見つかったシロバナカタクリです。岐阜市北部の畜産センター公園のカタクリは、ここ2年位から群生地周辺の広がりを見せています。そんな中で数万株にあるか無いかと言われるシロバナカタクリが3株も見つかっています。これは凄いことだと思います。花色の変化が何による事なのかは分かりませんが、不思議が見られるのは嬉しいもので感謝です!!!

                  & サトイモ科の三兄弟です

毎年、心待ちにしている植物です。芽出しの時は土中からツノが生える様な感じで、成熟した姿も面白く個性的で存在感ありますが、地味なんですね!

                サトイモ科テンナンショウ属 ウラシマソウ

名前の由来となっている浦島太郎の釣り糸に例えた細長く垂れ下るものは、附属体と言うのですね。

                サトイモ科テンナンショウ属 ムサシアブミ

馬具の一つの鐙(蔵の両側に垂らして足を乗せる)の形に似ていることが名前の由来と言われる。

                  サトイモ科テンナンショウ属 マムシグサ

茎の模様が蝮(マムシ)に似ていることが名前の由来と言われる。三種は、似ているようでも非常に個性的な植物だと思います。共通していることは、①に有毒植物で危険。②に栄養状態で雌雄が変化する。③に受粉の為に昆虫を欺く。と言われていますが、特に気を付けたいのは有毒植物であることで、触らないで眺めて楽しむ事をお勧めします。

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地元の名前のチョウです

2022-04-08 18:45:18 | 昆虫

岐阜市北部の畜産センター公園では3月30日に山の斜面のカタクリ群生地でギフチョウの飛翔が確認されました。4月に入り麓の植物園にも出入りしています。こうなるといよいよ繁殖の時期ですね!

                  アゲハチョウ科 ギフチョウ

植物園に飛来したギフチョウです。スマホで慌てて撮ったのでイマイチの画像ですが?

             

水仙の蜜吸いは、初めてです。この後にタンポポにも止まりました。

黒と薄い黄色の縞模様、後翅のオレンジや赤と青の模様が綺麗です。

今までギフチョウは、ショウジョウバカマやカタクリ、スミレ、コバノミツバツツジでの蜜吸引は見ていますが、スイセンやタンポポでは初めて見たので驚きました。紫やピンク系の色が好みと思っていましたので新発見です。ギフチョウにも変わり者が居ても可笑しくないですね!いつもと違う蜜の味は如何だったか?気になるところです。(笑)

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2014年に産卵しているだろう画像を・・・

2022-04-07 17:16:56 | 昆虫

                  ナラメカイメンタマバチ虫こぶ

百年公園に有る3m程のコナラの木を見ていた時こんな物が・・・何だろう虫こぶだろうけれど??

粒粒が半透明で光を反射して奇麗なんです。

どうですか・・・奇麗でしょう!(^^)!こんな物を見ると中に何が入っているのかつい見たくなるのが私の性分なんです。で、1個切り開いてみました。

中は4つの部屋に分かれていてその各部屋には幼虫が居ました。

こんな幼虫です。調べるとナラカイメンタマバチの幼虫らしいのです。で、記憶をたどると確かまだ寒い4月の頃芽出ししたコナラの芽に沢山のコバチが集まっていたことが有りました。で、ハチの専門家の人に同定してもらった所ナラカイメンタマバチ??ではないか??との事でした。やっとその幼虫に巡り合えたと感動でした。

こちらが成虫ではないかと思われるハチの画像です。

2014年4月に写した画像です。2003年以来の冷夏だったと記録には有るように、この年は結構遅くまで寒かった記憶が有るのですが?で、4月で芽吹きもこの状態でした。8年の時を経て解決したと思っているのですが、ググるとハチが一寸違うような画像なので?又藪の中に入ったままです( ゚Д゚)

 

 

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丁度TVで取り上げていました

2022-04-06 21:24:46 | 植物

                 コウヤノマンネングサ

和歌山県の苔の聖地と言われている所へコケ図鑑を書いている藤井久子さんともう一人の方が出かけて取材されていましたが、かなり奥地のタイの側に有るとか・・・その奥地の滝の側に有るという苔が百年公園には自生しているんです。

綺麗な苔です。

年中青くてスギゴケの大型と言った出で立ちです。

シライトソウ

更にこれも奥地へ行かないと結構見ることが出来ないのですが、自生しているんですね・・・花はまだですのでまた花が咲いたらアップします。

カンアオイ

山の斜面に育っているので花を写すのに非常に楽ですね。これでギフチョウが居てくれたら最高なのですが・・・昔は居たらしいのです。

カテンソウ

河川敷の土手に沢山自生しています。花の作りが独特で面白いのですが一寸早かったようで咲いていません。

ばね仕掛けになっていてその場根が伸びる時にショックで花粉を飛ばす仕組みです。また咲いたら再度アップしますね。

 

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