ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

今シーズンは結構クワコが目につきます

2023-04-30 12:13:50 | 昆虫

                カイコガ科 クワコ

こんな風に止まっていました。

結構動きが速いのですよこれで。最初見た時は鳥の糞かと思えるような格好でしたが異常を感じたのでしょうか?サッサと下の方に移動し始めるのです。意外や意外です、この動きは。

カタカイガラムシ科 ヒモワタカイガラムシ

更にカシトガリキジラミを探すべく桑の木をウロウロと・・・すると何とこの子が居るではないですか?昨年の5月に森林アカデミーで集団を見かけたのが初なのに今回またここに居るとは!!さらに今回は成長初期の状態です。

この状態から真ん中の腹部がどんどん膨らんでいきその中に卵が産みこまれるという仕組みです。

1頭だけ蝋物質を剥がしてみました。中には矢張り卵が相当数入っているようです。調べたところによると多いものは3千個も入っているのだとか。

左端の方に足も手も有るのでしょうけれど完全に殻の中に入っているので見ることが出来ません。

この様に成長段階の初期を見るとしっかりと納得できるのですが出来上がったリングだけ見てもよく分からないのです。今回集団とまでは行っていませんが10頭ぐらいは住み着いている状態です。ほかのエノキにも1頭居ましたから結構今まででも居たのかもと思うようになりました。それにしても桑の木は色々な事が起きる面白い樹木だと分かりました。

棘の様なアキニレその後

短枝がまるで棘のようになっていたアキニレの新芽が吹き始めました。芽吹きが始まると棘の異様さが目立たなくなるので極普通のアキニレにしか見えません。ですから今迄まったく気が付かなかったのですね。ドンドン緑色が増えていきまったく普通のアキニレに変身です。

トウダイグサ科 ナンキンハゼ

今年もナンキンハゼの新芽は奇麗です。この河川敷の一部にナンキンハゼの群生地が有ります。その中の数本は手の届く位置に枝が有るので新芽観察には持って来いなのです。

柔らかな緑と紫外線予防の赤色が微妙に折り合っていてとても奇麗です。花もその内にアップできるかも?

マメ科 コメツブツメクサ

足元には外来種のコメツブツメクサの絨毯です。当然のことながらこの近くにはメリケントキンソウも蔓延っています。

ある種ここの河川敷は外来種天国と言えば天国です。もう少し時期がずれるとオオフタバムグラが辺り一面ビッシリと・・・更にオオキンケイギクもしかり、何とかしなければ( ;∀;)

 

 

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今どきのイネ科・・

2023-04-29 16:43:07 | 植物

                                                          カズノコグサ

イネ科は分からない!と思って放り出していたのですが、3年前コロナ禍の中、こんな時だからこそやってみようと一念発起!食いついてみました。虫メガネを使わなくても外見で判断できるものから分かってきました。カズノコグサは本で見ていたので、見つけたら「あっ、カズノコグサ!!」と即断!昔から見ていたような気がしますが初めて名前を知ったのです。本に挟んで乾燥させてもツブレずそのままなのでかさばります。

                                                           カラスムギ

私は長年の経験からカラスムギを見る時期になるとクシャミがひどくなり目もやられるのです。イネ科の花粉のせいなんでしょうけど。カラスムギのツンツンした姿をみると逃げたくなります。イネ科を調べようと持ち帰って調べていると、なんか体がムズムズしてきます。なのになぜイネ科にチャレンジしたのだろう?!

カラスが口を開けたような形だからカラスムギかと思っていましたが、ヒトではなくカラスが食べるようなムギだというところから名前が付いたようです。ところが、食用となっていて栄養素を多く含み食物繊維などが豊富だとか。野生のカラスムギを栽培化したのがエンバク(オーツ麦)で加工したのがオートミールだそうです。食べてましたわ!!

                                                                 ミゾイチゴツナギ

イネ科にハードルが高かった理由がもうひとつ!!写真がうまく撮れないんです。iphoneで撮るのですが、まずピントが合わない。後ろの地面や草にピントが行ってしまいます。今年は覚悟を決めて、粘り強くピントが来るまで待ってみようとやっています。ミゾイチゴツナギはなかなか名前が分からなかったです。写真も超難関!!ふれ森にはたくさんあります。

                                                                   スズメノテッポウ

子供の頃から知っていました。上の方を引っこ抜いて、笛にして吹いていました。あんまりうまく鳴らせなかったけど。

                                                              セトガヤ

セトガヤって今日初めて知りました。最初スズメノテッポウかと思ったのですが、なんか違うと何度も疑い結局スズメノテッポウだろうと思って写真撮って帰ってきました。調べてみるとスズメノテッポウによく似ていると出ていてビックリしました。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あっという間に春が通り過ぎたようです

2023-04-28 18:03:52 | 植物

                マメ科 ノダフジ

気が付いたら花が咲いていて次に気が付いたら落花激しい様子です。

キムネクマバチを見つける隙も無いような気がするくらい忙しい春の様子です。

サガオニグモ

何だか久しぶりのご対面のような気がするのですが。

キッチリとしたスタイルのオニグモらしくないオニグモだと思っているのですが胴体の肩部分が尖っているのが特徴でしょうか?

コジャノメ

地味ですが好きなチョウです。渋いですね・・・

シオヤトンボ

出てき始めました。また今シーズンも悩まなければ・・・

タベサナエ

羽化したての様です。

ノミノフスマ

ドキッとするほど綺麗に見える時が有るのです。今日がその日でした。

これだけ花が有るとドキドキし通しです!(^^)!

 

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい樹木が

2023-04-27 20:34:38 | 植物

                セコイア・センペルビレンス

一見スギのように見えたので木肌が変わった杉だなと見とれていたのですが、イヤ待てよ?一寸違う。よ~~く見ると銘板が有りました。この名前なんです。

6500万年前~200万年前ごろ世界中に蔓延っていたとか。今現在はカリフォルニアの一部に自生しているようです。世界一高い樹木なんだとか。道理でチョット見でもかなり高木に見えますから。そんな樹木が子の学びの森には有るのです。

イスノキ

虫瘤のデパートと言われているイスノキも可なりの大きなものが有ります高さ10mは優にあるでしょうね。惜しいのはその虫瘤が見える葉を付けた枝が刈り払われていることです。公園課の職員の方にお願いしておきました。向こう側に出ている枝は今後刈り払わないで下さいと。

イチイガシ

このブナ科のイチイガシも有るのです。花も咲きそうでした。

芽出しが独特ですね。

これが蕾かな再度観察に出掛けなければと思っている所です。

マンサク実

気が付けば花は写しているのですが、すっかり実を写していませんでした。これも実の元ですけど。経過観察要です。

ツブラジイ

満開です。栗の花の匂いそっくりです。アブの類やハチの類が飛んできて蜜を集めていました。

雄花

こちらが雄花です。

こちらが雌花で粒の1個が1つのドングリになります。

サンショ雄花

こちらはサンショの雄花。

雌花の生れの果てで実になりかけの所です。

カラタチ

カラタチの実の赤ちゃんです。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木曾川庭園の植物他

2023-04-26 17:11:15 | 植物

                アヤメ科 アヤメ

何ともすがすがしい花だと思うのですが。どちらがアヤメかカキツバタとよく綺麗な人を見かけた時に使う事も有りますが最近はこんな表現はご法度なんでしょうね・・・

姿がシャキッとしていて良いのと花色・花姿がなんとも言えず素晴らしいと思ってしまうのです。

シソ科 タツナミソウ

どうもこの色に弱いのです。タツナミソウも白花も有るのですが断然この色が好きですね。

こちらの色も有りますね。広重の書いた浮世絵の波そのものですね。

イヌサフラン科 チゴユリ

この一輪だけが花開いていました。我が家にも鉢植えが有るのですが毎年二つに割って知り合いに差し上げています。ドンドン増えますね。

スイカヅラ科 ノヂシャ

ヨーロッパ原産の植物で日本の物は帰化植物なんだとか。で、外来種と帰化植物はどう違うのかと?ふと思って調べました。人的に持ち込まれて屋外で勝手に生育するようになったものが帰化植物なんですと。と言う事はいま日本に有る外来種は帰化植物じゃないだろうかと新たな疑問が出てきたのですが??また調べて報告しますね。堤防の北斜面に蔓延っています。不思議なのは南斜面には無いのです。有る場所は木陰になるような場所にしか生えていません。今年初めて気が付きました・・・一日カンカン照りは嫌なようですね。

イネ科 ハルガヤ

ノヂシャの生えている法面に初めて目にするイネ科が?何だこれは?写し取り調べるとハルガヤ何だとか。で、良い香りがするとの記述が。これは採ってきて試さないといけないのではと・・・

これが穂の状態です。で、香りですが全草から時間経過とともに香りが出てくるのです。皆さんの一度見掛けたらお試しあれ。外来種ですから抜き取っても何の問題も無いでしょうから・・・

ユキノシタ科 ウノハナ

これだけの花を付けているのに香りがしない・・・

花粉は誰が運ぶのでしょうね?若しくは夜遅くになると香るのか??そんな事も無いように思うのですが?匂いの分かる人が居たらご一報ください。

ムクロジ科 ハナノキ雌株

 

ハナノキの種が奇麗にぶら下がり始めました。

これを見るとモミジと親戚なんだと納得できますがムクロジ科と言うのがなんだかしっくりこない。

モクセイ科 ヒイラギ

気を付けていたのです。何とか花を見たいと。処がどっこい、気が付いたら蕾だし気が付いたら種でした・・・丁度真ん中が抜けていました。

中身を見たかったので外皮を剥がしたところです。中に乳白色のツルとした種の元が入っています。食べてみたのですが若干甘くてヌルっとしていました。

ムクロジ科 チドリノキ

やっと花を写すことが出来ました。

間違いなくチドリノキですね。

フキ

面白い光の当たり方をしていたのでパチリと。フキとタケノコ&身欠きにしんの炊き込みが大好きなんです。春の香り満載の食べ物です。

トサカグンバイ

一時アセビの葉裏に居なくなったのでどうしたのかと思っていました。今回アセビの葉裏を覗き込んだらこんな様子でした。バッチリ生まれていました。でもどのアセビにも居るのではないです。ほんの数本でした。

イカリモンガ

綺麗なイカリモンガがヒラヒラと飛んでいました。

有難いことにウノハナへ。蛾でもこれだけチョウに似ているものはやはり花とのコラボが良いですね。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする