マツ科 ヒマラヤスギ
名前はスギと付きますがマツ科の樹木です。名前でお分かりの様に原産地はヒマラヤです。明治初期に移入されたようです。この画像の虫のように見えるものはヒマラヤスギの雄花です。
ヒマラヤスギ
前日の雨で雄花から飛ばされた花粉が黄色く縁どられています。こんな光景は今まで出会ったことが有りません。雄花が有るのですから雌花は今現在木の上についているのでしょうね・・・松かさがハラハラと幾つも落ちています。
ヒマラヤスギ松毬
きっと落ちているだろうと探し回ったのですがその時には見つかりませんでした。後日再度探したらこんな状態で見つかりました。右に有る大きな松毬は仲間が白山神社内の鬼瓦の置いて有る所に保管してくれていました。この松毬は下から一枚づつパラパラと崩れていき無くなってしまいます。運が良いと頭の部分だけ残りバラの花のような松毬が出来上がります。リース作りには欠かせないシーダローズと言われるものです。この画像でも左にある二つはそのシーダローズです。
スギゴケ科 スギゴケ
こちらのコケは葉緑素を持っているコケでスギゴケと言います。有名な所では京都の西芳寺が有ります。幾種類もの苔が生えそろっていてそれは綺麗な御寺です。
ツチグリ科 ツチグリ
こちらのコケは葉緑素を持たない菌糸体のコケです。西部劇に出てくる保安官のバッチを思い出させるいで立ちですね～。と言っても私は本物を見た事が有りませんが？湿度のある時はバッジに見えますが乾燥しているときはバッチの星の部分が真ん中の胞子嚢を包み込んでしまい丸くなります。故に天然の湿度計とも言われています。育ちあがると真ん中に穴が開いて雨粒などの刺激が加わると胞子を飛ばします。
カニグモ科 ワカバグモ
名前が示す通り若葉色したクモです。きっとこのクモは私に見つかったことを後悔しているでしょうね・・・あまりにも目立ちすぎなんです!(^^)!
ワカバグモ
ここまで移動すると少しは目立たなくなったかもしれませんね。ブナの葉が綺麗に黄葉したので若葉色のこのクモが目立つようになってしまったようです。それでも今年は沢山見ることが出来たユキムシを捕まえているようでした。
ヤドリギ科 マツグミ
ヤドリギと言う割には自分で葉緑素を作り出すこともできるので左程松には危害を加えるような存在ではないようです。夏に咲く花がちょっと変わっていて赤色の３ｃｍ位ある細長い花姿です。今現在は青い実がなっていますが来年の５～６月くらいに赤く色ついて食べることが出来ます。写真を撮ることが出来たらまたアップしますね。
ゾウムシの幼虫？？？
今年はどんぐりの当たり年なのでふれあいの森から拾ってきたどんぐりを机の上に置いておきました。普通煮沸するのですが、数も少ないのでそのままにしていたんです。そしたら何とウジムシがこんな風に出てきました。多分ゾウムシの幼虫だろうとは思いますが？仕方ないので赤土を入れた昆虫籠に緊急避難させました。このまま春まで持ち越しです。来春どんなゾウムシが孵化したか報告しますね。
