ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

ノブドウレストランのお客さん・・・最終編

2018-08-31 19:21:45 | 昆虫

            ハキリバチ科 オオハキリバチ

最初キムネクマバチだな!と思って無視していました。が、しかし、動きがどうも可笑しい?少し違うな??取り敢えず写真をと、帰ってから調べたらハキリバチでした。2~2.5cm位の大きさでしっかり見るとキムネクマバチとは違います。

口の形に特徴がありやはり葉を切りそうな口元です。この体で頭が重そうだし、飛ぶのはあまり得意ではなさそうなユニークなハチでした。

ハナアブ科 オオハナアブ

名前にオオと付くだけ有ってハナアブの中では大きい部類です、1~1.6cmほどの大きさで腰の所の太い黄色の線が特徴です。目にも特徴があってアイロンを失敗して皺が寄っているような複眼です。

ハナアブ科 タカサゴハラブトハナアブ

タカサゴと付いているとおめでたいのかと思ってしまうのですが歳のせいでしょうね・・・高砂市の事だそうです。胸の辺りなどの細かな黄色の毛が良く目立ちます。

 クロバエ科 ツマグロキンバエ

ついキンバエと付くと魚などに付くキンバエを想像してしまいますがまったく違ったタイプのハエです。目に特徴があります。

セセリチョウ科 イチモンジセセリ

各種昆虫がノブドウレストランに来てくれますが、ご多分に漏れずチョウも当然のことながら来ます。セセリチョウはその来訪者の最たるものでしょうね。

セセリチョウ科 キマダラセセリ

イチモンジセセリより黄色がはっきりしたチョウです。忙しそうに飛び回っています。ノブドウはヤブガラシと同じように花盤の所に蜜を滲ませます。その滲んだ蜜をストローで吸い取るのですが量が少ないので直ぐに次へ移動します。とても忙しそうです。

カニグモ科 アズチグモ

これだけ各種昆虫が訪れてくれるのですから捕食者にとってもたまらない環境なのでしょうね。花の間にしっかりと潜んでチャンスを狙っていたのでしょう。キマダラセセリが犠牲になりました。自分の体より数段大きな獲物をゲットです。生きるか死ぬかの壮絶なドラマがノブドウレストランの其処かしこで繰り広げられています。

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初めて目にしました・・・

2018-08-30 20:08:45 | 昆虫

           コンボウヤセバチ科 ヒメコンボウヤセバチ

2cmほどのとても小さなハチです。最初変わったイトトンボが飛んでいると思ってみていたのですが、イトトンボではないと分かり慌てて写し始めたのでした。

体より止まっている足の方が目立ち妙な体型に見えます。寄生バチらしく卵を産み付ける産卵管もかなり長いです。

こんなハチは今まで見た事がありませんでしたので名前が分かりませんでした。蜂屋さんにお聞きして初めて知った次第です。

しかし色々のハチが居るものですね~~!!

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花が咲いてやっと見つけられる・・・

2018-08-29 16:29:52 | 植物

                                         トウダイグサ科  エノキグサ


樹木のエノキの葉に似ているからエノキグサという命名です。似ているようですが、エノキの葉自体が地味なので分かりにくいですよね!花は葉の根元の所から出て特徴のある形の苞葉から出ています。阿波踊りの編み笠に似た形です。別名のアミガサソウの方がピンとくるかも!つい「エノキダケ」と言ってしまうのは私だけでしょうか( Д)


苞葉からツンと立った穂状の先にピンクの小さい花が雄花です。雄花の根元で苞葉にくっついてる丸っこいのが雌花です!苞葉に包まれ守られていますよね!!植物の雌雄性にはいろんなパターンがあり興味を惹かれますが、このような雌雄同株で雌雄異花というのが一番ミステリアスに感じます。


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ノブドウレストランのお客さん・・・パート2

2018-08-28 19:19:45 | 昆虫

            ハナアブ科 キゴシハナアブ

ミツバチより少し大きい位のハナアブです。目に特徴がありとても面白いです。

一寸お洒落なサングラスをしているような柄です。こんな柄で見えるのか心配ですがちゃんと見えるのでしょうね・・・

クモバチ科 ツマアカクモバチ

見た事は無いのですがこの体でアシダカグモを狩るとか?ゴキブリの天敵と言われているアシダカグモですからかなりの強敵の様に思うのですが、狩るんでしょうね・・・見てみたいものです。

ツトガ科 シロオビノメイガ

昼間飛び回る蛾です。花の蜜を求めて飛び回っていますが異常を感じると葉の下に隠れます。その点がチョウとの大きな違いでしょうね。

セセリチョウ科 ダイミョウセセリ

こちらは正真正銘チョウです。でも蛾とそん色ないくらいの地味さ加減ですね・・・

 

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変な葉と宝物のような花です‥‥

2018-08-27 19:41:00 | 植物

                                               ウリ科 アマチャヅル

 花祭りにお釈迦様にかける甘茶とは別物です。アマチャヅル茶は健康茶として近年人気がでているそうですが。

葉の形態が変わっているつる植物です。鳥足状複葉(としあしじょうふくよう)といいます。5枚の小葉が1カ所についているわけではなく、根元から2枚目の小葉は1枚目の葉柄からでています。


 アマチャヅルの花です。雌雄異株なので、これは雄花です。真ん中に5個の葯が見えています。かわいい星型で飛び出た先から先まででも1センチにもならない小ささです。

                                                              ヤブガラシ


 同じ鳥足状複葉の形を持つものにヤブガラシがあります。ヤブガラシは結構見られると思います。アマチャヅルの葉には表面にまばらな毛が見えますが、ヤブガラシはツルっとしています。

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