ふれあいの森特派員

ながら川ふれあいの森で見つけた生き物たちや風景など盛りだくさんの情報をお届けします!ときどきチェックしてね(^_-)~♪

「椿洞の希少種たち」

2023-12-31 16:03:32 | 植物

この時期の森は、落葉の下で春待ちの植物たちが生育しているのです。その中でも希少種でもある植物を探してみました。

                                                         ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ

シダ植物の仲間と言うことですがシダには見えません。子供の頃は「キツネのしっぽ」と言いながら遊び、沢山集めて敷くと気持ち良い座布団だったと記憶しています。名前はヒカゲですが生えているのは、結構日当たりの良い場所が多いです。薬草としても使います。

                                                                ヒカゲノカズラ科 トウゲシバ

和名は峠芝ですがシダ植物の仲間です。林間や北向きの山の斜面など直射日光を避けた湿潤な場所が生育に適しているようです。最近は薬草として効能の研究が盛んに行われているようです。

                                                                 トウゲシバの胞子嚢群(ソーラス)

トウゲシバの葉腋に1個ずつ付いているのが胞子嚢です。黄色に熟して横に裂けて開いているのは胞子を出した跡です。

                                                          ウマノスズクサ科 ヒメカンアオイ

落葉しないタイプです。株元からしっかりとした芽が出来ています。増殖してくれればギフチョウの食草となりますのでうれしい事です。

                                                              ツツジ科 イワナシ

山の赤土斜面に張り付くように生育しています。この公園でも以前からあった場所には、良く見ないと見つからない状況になっています。それでも嬉しいことに数カ所で幼木が見つかるようになりました。ピンクの花が待ち遠しいです。

                                                                  キョウチクトウ科 テイカカズラの綿毛

落葉の上に白い綿毛が・・・周りを探して見上げるとアベマキの木にテイカカズラが巻き付いています。ここから落ちて来たのかと思いつつこの「風散布型」の種子が入っていたサヤを見たいなと思いましたが、位置が高く見えませんでした。有毒植物です。

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「12月の岐阜市椿洞」

2023-12-30 20:23:53 | 植物

岐阜市北部に位置する椿洞。このところの冷え込みで霜が降りるようになり、平年並みの気温かと思いきや日中は暖かく12~14度以上の日が続いています。

                                                           マンサク科 シナマンサク

今年の2月に咲いて、NHKの取材でTVニュースになったのですが、何ともう花が咲き始めていました!昨年より1か月半異なります。それにしても、ちょっと早いのでは?

                                                            キジカクシ科 ジャノヒゲ

綺麗な青色を見せて果実は豊作の様です。今年もツグミやシロハラの来訪を待ちわびているのですが、未だその兆候が見られません。

                                                              キジカクシ科 ヤブラン

こちらは艶々の黒い果実です。鳥にとっては重要な食糧で、かなり食べられています。この公園では葉の幅違いのコヤブランとヒメヤブランもあります。比較すると果実の付く数と大きさが異なっています。

                                                                      アカネ科 ツルアリドオシ

枯葉に隠れた赤い果実がドキッとします。漏斗状の2組の白い花は可憐な姿で好きな花の一つです。花は2つでも子房が合着しているので果実は1個なのですね!理屈は分かっても、何故そうなのか不思議です?

                                                                   サクラソウ科 ヤブコウジ

別名を「ヤマタチバナ」とも言われ「十両」として、冬季に赤い果実をつけることから人気の常緑の小低木です。大きな木の下でちょっと湿った感じの場所で繁殖しています。初夏に咲く赤味の付いた白い花が可憐です。話は少し脱線しますが、お正月のおめでたい時に飾る赤い果実の植物を揃えることを縁起が良いと言われます。「千両」、「万両」「十両」は、比較的入手しやすいように思います。「百両」は「カラタチバナ・唐橘」と言い名前の通り「唐・中国」からの外来種(江戸時代のタチバナは非常に高価で、百両以下では手に入れることができないため、「百両金」と呼ばれたそうです。)現在でも園芸関係先からの入手が中心で「一両」のアリドオシも付近の山野で見ることは少ないことから、「千両、万両をお持ちでも、このアリドオシがないと『千両、万両、有り通し』につながらない」と言われるそうです。参考までに「億両」はツルシキミ(ミヤマシキミ)になります。

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迷宮の道

2023-12-29 17:03:19 | 植物

                トヤマシノブゴケ

この苔は間違いないのですが、どんどん深みにはまっていきそうです。

倒木の際などによく蔓延っています。

これだけ拡大してもわからない部類の苔は分かりませんね。

ラセンゴケ

鞭上の物体が特徴的です。

水分を含むとこんな感じに化けます。

そんなところも面白いのですが。

ヒジキゴケ

ここら辺からちょっと怪しくなるのですが???

たぶん間違いないと思います。

コスギゴケ

こちらも水分を含んだのと何のではかなり変化があります。

石の上にも蔓延っています。

地衣類ヤグラゴケ

これは間違いませんね。

地衣類と苔はちょっと違いますのでその中でも同定が簡単な地位類です。

ハナミョウガ

何だろうと最初は分かりませんでした。

こんな実がなるのですね。

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またまた、メジロガモを・・・

2023-12-28 16:17:36 | 野鳥

               メジロガモ

この子は時間によって近くに来てくれるようです。11時ころが良いのかな?

キンクロハジロがすぐ傍にくっついていて仲間と思っているのかな~~??

大きさもほとんど変わりません。

潜りも上手いです。

ルリビタキ

2022年にはじめてこの子に出会ったのですが、美男子です。

ポーズも決まっていますね。

餌付けしているようで行けば必ず出てきてくれます。

モズ

こちらは木曽川河川敷にいたモズオスです。

ノスリ

上空を滑空していました。

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今のところ見える野鳥のピックアップです。

2023-12-27 22:08:32 | 野鳥

                オカヨシガモ

木曽川庭園の池にいるカモの類で一番いる鳥です。

それでも数十羽です。

コガモ

こちらも何時もなら邪魔くさいほどいるのですが・・・

このくらいです。

ヒドリガモ

違う池です。

数えるほどです。

マガモ

この集団だけです。

雌雄で10羽ほどでしょうか?

兎に角いませんね。

キジバト

普段なら写さないのですが。

キンクロハジロ

この1羽だけです。

シメ

やっと写せました。

松毬の実を食べていました。

ジョウビタキ

ジョウビタキのメスです。

カラス

水浴びです。瞬膜が見えます。

大きい分だけしぶきも飛びますね。

ホオジロ

久しぶりに見たホオジロのオスです。

 

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