

新聞をみると毎日、大勢の難民・移民の人々がドイツやイタリア等EU諸国を目
指して移動している。
既に今年だけでも地中海を渡った難民は52万を超え、シリアだけでも難民は400
万人を超えるのだとか。
EU各国ではドイツを始めとして、その受け入れに尽力しているが、各国の国内事
情も含め一定の限界があるようだ。
まぁ当たり前といえば至極当然にあたり前、いくら人道主義とはいえ無制限に難
民・移民を受け入れると、国家そのものが財政的にも宗教的にも破たんの危機を
受けることになる。
こんな時は国連が大いにりーたーシップを発揮し、人・モノ・金を提供し危機の
救済当たる、こんな時のための国連、しかしほとんど機能していない。
特に、この難民・移民の原因、つまり元凶となっている戦争(何故か紛争だそうだ)
の当事者というか後ろ盾はアメリカでありロシアありその同盟国だ。
その戦争(紛争)を調整するのが国連の安全保障関連理事会、ところが常任理事国は
かの国そのもの、しかも拒否権ありで何も決まらない、つまり大国のやりたい放題。
アメリカの嘘から始まったイラク戦争、ロシアの都合で始めたクリミア戦争、シリ
アの民主化闘争のはずがイスラム国のとの内戦、それを米ロが権益争い。
そのおかげ?での難民・移民だ、いったい世界をどうしょうとするのか? 大国という
のは国・人間としての恥はもってないのか?
即刻、内戦やら戦争を止める手立てを示せ、難民は増えるばかりだ。
国連安保理も改革が出来ないなら解散だ。
最後はやけぱっちですが、こんなことで良いはずが無い。