ようやく卒業します

ようやくこの靴を捨てる決心ができました。
写真では分かりにくいかもしれないけど（そんなことない？苦笑）、
これは私が高校生時分から履いているボロボロに履き古した学生靴です。

なぜ捨てられなかったかというと、つい２年前までバリバリの現役
でした。だけど、靴底にヒビが入り、雨の日は、いや雨が降っていなくても
道路が濡れていたら、そのヒビから水が浸み込んできて靴下がびちょ濡れに
なるから、使用頻度が落ちました。それでも履いてたんかいっ！？でしょ。

こんなボロボロになった靴を履くなんてみっともないと思われるかも
しれないですが、以前にも書いたように私に合う靴がなかったからです。

１度黒いパンプスを持ってたときがありました。きつくてそれも舞台用、
式用のみの着用だったけど、あるお葬式のときに靴底が見事にベロ～ンと
剥がれてしまいました。それも10年以上前の話。今度パンプスを買うときは
オーダーメイドで！と思っていたから、以後もずっと買えていなかったのです。

いい大人なのにさすがに黒い靴がないのはマズイでしょ。そこまで
追いつめられてもまだ敷居が高かったオーダーメイド。

ようやく３月に採寸しに行ったことはこのブログでもお話しました。
そうなんです、私がオーダーしたのは“冠婚葬祭に履けるオーソドックスな
黒いパンプス”だったのです。

当初１、２ヵ月で出来る・・・と聞いていたけど、でも、私も
「急ぎではないのでいつでもいいですよ。」とは言っていたんですが、
完成の連絡が入ったのは先週のこと。気の長い私も辛抱強く待ちました。

それまで出動する機会がないとは思うけれど、念のため黒い靴は
これしかなかったんで捨てられないでいたのです。

この靴は高校生の時ですから自分で買った靴ではありません。だけど
本革だったから、やっぱり長持ちしましたね。

本当に今までいろいろなシーンで役立ったよ。ありがとう。