レッスン日記53 綱渡りで冷や汗

2016-07-21 08:32:35 | レッスン
レッスンだった。

スケールはカールフレッシュ、A-moll。
カールフレッシュは、1~5が単旋律音階、6〜10が重音に
なっている。

前回1~7をみていただき、1~6まで持ち帰りになっていた。
今回はそれプラス8~10。

スケールって誤魔化しがきかないから、先生の前で弾くのは
本当に緊張する。
いや、その他諸々何も誤魔化せないんだけど、スケールは音を
外すと特に目立つ。

私のようなヘナチョコは綱渡りをしているような気持ちで弾く。
次に押さえる音が、果たして合うのか合わないのか。
外したら足を滑らせて落下する……、みたいな感じ。
大げさ?

それで、10まで弾き終わったら冷や汗がすごい。
明らかに暑さからではない冷たい汗がヒヤヒヤと。

結果、3度重音とフィンガードオクターブはもう一度。
単旋律の精度ももう少し上げましょう、ということで5番も持ち帰り。
3度重音が合わないのは根深い問題。
以前ほどではないが、やはり苦手だ。

ローデは14番。
スケールの冷や汗がひかないまま弾き始める。
練習では、結構いい調子に仕上がったと思っていた。
音程とか音楽的なことも、私なりにずいぶん練ってきたのだが。

あまりにもスケールに集中しすぎたらしく、弾いている間に、
フラットが6個ついたこの曲の音の動きがわからなくなった。
これ音程合ってる?なんか変?と、頭の中が???。
一度やめて弾き直そうかと思ったが、あまりにもおかしければ
先生に止められるだろう、と弾き続けた。

なんとか終わりまで行き着いて、
「頑張りましたね、前回よりずいぶん良くなりましたよ」
と言っていただいた。
多分、こういうのも練習の成果なんだろう。
頭は混乱していても体・指で覚えた動きで弾いた、みたいな。
いくつか注意事項を確認して、次は16番へ。
今度はちゃんと意識を保って合格したいなあ。

そんなこんなで終了時間が迫り。
曲の苦手な箇所の弾き方をいくつか確認してタイムアップ。
次回レッスンは曲から。
…そろそろこの曲にも目処をつけたいところ。

しかし、スケールとローデに特化したレッスンも、キリキリ
集中していいものだなあ、と帰り道で清々しく思った。
レッスン中は生きた心地がしなかったけどね。ホントに。

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