見失いそうになる気持ち

2016-04-05 21:44:58 | 音楽
娘が春休みなので自分の時間がない。
自分の時間がないということは、練習ができないということ。
全く練習時間がとれないこともあるし、20分とか30分しか
弾けないこともある。
どうも弾いた気がしないが、短時間でもできるだけ毎日練習
したい。

以前にも書いたような気がするが、こういう練習は前進する
ためというより、後退しないためという感じ。
弾かないよりはいいはず。多分。

昨日、そんなふうに30分だけ時間ができた。
発表会が近づいているのに、とイライラしながら弾き始めた。

そしたら、なんていうか。
すごく上手に弾けたとかじゃないんだけど。
ただバイオリンを弾くだけで嬉しい、楽しいっていう感覚が、
体中に染み渡っていった。
弾いていたら、心がスーッと綺麗になっていくみたいだった。
「ああ、私はやっぱりバイオリンが好きだ」
って、一人でしみじみと感じていた。

技術的なこととか、限りなく改善点があって。
私はいつもゴチャゴチャゴチャゴチャ書いて捏ねまわしているが。
なぜ弾くのか、っていう問いの答え。
その土台は必ず、バイオリンが好きだっていう気持ちなんだ。
当たり前のことなのに、時々見失いそうになる。
だけど、こんな不意打ちみたいに思い出させてくれちゃってさ。もうっ。
……やっぱり、やめられないよねえ。

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