つぶやき日記

四季のうつろいから

早春

2015-02-13 12:36:42 | Weblog

12日は急に暖かくなって、穏やかな早春の一日だった。

まず第一の目的だった演劇鑑賞会の納金を済ませ、予約していた片瀬の「かくれ家わたなべ」に向かった。

目的地はわかりにくい場所で、近くの本蓮寺で一休止、外見から見てとても雰囲気がよさそうだったので拝見させていただいた。静かで風格があって素晴らしい拾い物をしたようなお寺だった。

今日、「本蓮寺」を検索してみたら、由緒あるお寺で驚いた。なるほど帰りに大勢の見学ツアーの人に出会ったわけだと納得した。

「本蓮寺」 595年(推古天皇3年)聖徳太子の師義玄和尚が創建の真言宗の寺院。1184年(元歴元年)源頼朝が源立寿寺として再建され嘉元年間(1303~1306)日秀が日蓮宗寺とした。1271年(文永8年)日蓮が龍ノ口法難の後休息をとったという伝承が残る。

さて本命の「かくれ家わたなべ」は、住宅地の奥まったところに位置して、なかなか見つけるのが困難だったが、静かな雰囲気で普通のお宅に招待されてお食事をいただいた気分、季節の素材が手の込んだおいしい出汁とともに、たくさんの品数になって供され、久しぶりに本格的な懐石料理を堪能した。

和紙に書かれたお品書きや席の設えが好みで、次は夏の懐石にぜひ訪れたいと思った。

 


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