つぶやき日記

四季のうつろいから

今月の美術講座

2018-12-08 15:25:59 | Weblog

以前は集中的に行われていた美術講座が、今回から1か月に1回になった。受講する側としてはこの方が有難いと思う。

昨日、今月の美術講座で鎌倉女子大学に行く通学路に、水仙が風に揺られていた。例年水仙はいつ咲くのだろうと、この冬の季節感にとまどった。

近代ヨーロッパ絵画の魅力(5)

ーアカデミズムへの反逆と印象派の誕生ー

エドワール・マネ(後編)(1832~1883年)

1860年代後半、マネを擁護する批評家ゾラをはじめ、詩人ボードレール、女流画家ベルト・モリゾとも交友を重ねる。1870年代、印象派の影響も見られるが、印象派展には一度も参加せず、サロンへの出品を続けた。

【主要作品】

《笛を吹く少年》1866年

フランス第二帝政の衛兵に所属する鼓笛隊の横笛奏者をモデルとして描かれているが、おそらく顔は画家の息子レオンをモデルにしていると思われる。

《エミール・ゾラの肖像》1868年

ゾラがマネを強く擁護した分析的論文に対し、マネがゾラへの感謝と賞賛の証として描いた作品。

《フォリー=ベルジェ―ル劇場のバー》1882年頃

マネ最晩年の傑作。当時パリで最も華やかな社交場のひとつであった劇場のバーと、シュゾンという女性をモデルにした給仕の姿を描いた。

見たことのある絵画もあり、いろいろのエピソードが面白く楽しい講座だった。

 


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