つぶやき日記

四季のうつろいから

映画「コクリコ坂から」

2011-08-19 18:20:54 | Weblog

今日は久しぶりの雨になった。これで連日の夏日、猛暑日から解放されるかと思う。

港南台シネマへ映画「コクリコ坂から」を観に行った。夏休みなので今まで遠慮していたのだけれど、思ったより人出はなく、ゆったりと鑑賞することが出来た。

東京オリンピック前、昭和36~38年ごろの設定だろう。坂本九さんの「上を向いて歩こう」が、積極的に使われていて、オリンピックの前宣伝が見られた。ガスはマッチで点けられて、ご飯はお釜で炊かれ、おひつに移されていた。洗濯機のしぼり機が懐かしかった。そのほか何を見ても、「あぁ!」とあの時代を思い出すグッズ山盛りだった。

昭和36年春、短大を卒業して就職、その秋結婚して、翌37年9月長女を出産した。そして、38年10月、半年前に赴任していた夫の元へ、1歳になったばかりの長女を連れてロンドンに渡った。あの自分がどこにいたかわからなかった、大きな波に流されたような時代に、いつも「上を向いて歩こう」が流れていた。日本では勿論、ロンドンの街角でもその楽曲は聞くことが出来た。そのころ、頭角を現し始めたビートルスの音楽と共に・・・

映画は一言で言えば、高校生の初恋。いろんな場面で、切なさを感じた。監督は宮崎吾朗さんでも、企画・脚本は同世代の父親の駿さん故か。


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