60歳からの眼差し

人生の最終章へ、見る物聞くもの、今何を感じるのか綴って見ようと思う。

東横線乗り入れ

2013年03月22日 08時17分22秒 | Weblog
 3月16日東京メトロ副都心線と東急東横線が渋谷で接続し、西武池袋線各駅から横浜の元町・中華街まで1本で繋がった。

 「では今日は記念して、中華街までラーメンを食べに行ってこよう」、そう思って出かけることにした。時刻表を調べると所沢から30分間隔の快速急行が乗り換えなしで一番早い。元町・中華街まで約1時間20分、運賃は980円(私は練馬まで定期券があるから830円)である。飯能から来た電車は所沢ではまだ余裕があり、乗り込んだ乗客はほとんど座れた。今から1時間20分、朝刊と本を読みながら電車の旅である。

 西武線から東京メトロ副都心線で、渋谷まで乗り入れたのは5年前の2008年である。構想は1972年と言うから実に35年の時を経ている。当初渋谷から先は品川を通り羽田に行く案だったようだが、東急が新宿への進出を目指して乗り入れを切望し、これが認められたようである。この接続に際して東横線のプラットホームが2階から地下5階に移動したため、不便になるという報道も多かった。しかしこれも東急側の戦略である以上やむ終えない。

 果たしてこの乗り入れで、人の流れがどう変わるのか?、どこが一番得をするのか?。渋谷はあまり行かないから利用者心理はよく分からないが、私の予想はこうである。渋谷から新宿へ出る人と、反対に新宿から渋谷に行く人と、その比率は同じぐらいで、差し引きゼロであろう。池袋は新宿渋谷に比べ集客力が劣るから少しマイナスになるように思う。それから東急沿線の人が川越や秩父まで、ワザワザ時間をかけて出かけるほどの魅力はない。反対に埼玉側から横浜を見れば、大きな観光スポットで遊びに行くに頻度が上がるだろう。結局、流れは東から西へ向かうように思う。

 お昼過ぎ、横浜中華街は大勢の人出で賑わっていた。「ようこそ、横浜中華街へ」の横断幕を掲げて中華大通りでパレードが練り歩く、爆竹が鳴り異国情緒いっぱいに見物客を楽しませる。やはり商魂のたくましさでは一歩も二歩も上である。結局この乗り入れは横浜の一人勝ちのように思ってしまった。あまりの賑わいで、どこの中華飯店も満員状態。やはり1人では並んでまでは入り辛く、結局中心から離れた空いた中華飯店を探して「牌骨麺(パイコウメン)」を食べて帰ってきた。

               
                        みなとみらい線 元町・中華街

      

               

      

               

      

      

      

      

              
                 爆竹は飛び散らないように鉄の籠に入れて鳴らす

      

              

               

      

      
                              関帝廟

      

               
                          中国の線香は太くて長い

      

               
                               牌骨麺






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