新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

車いすで2階へ

2011年09月20日 | お客様
本日のお客様は愛知県からお越しのK様ファミリー
4泊5日の北海道旅行の最終日にアットホームな宿を求めて
当宿にお泊まりいただきまして、ありがとうございます
今日の夕焼けは、とてもきれいでしたね。

チェックインされたお客様はまずお泊まりのお部屋へ
つづいて宿内をご案内します。
3階からすべり台を体験していただいた後に、
眺めのよい一室でウェルカム珈琲をお出ししています。
(18時からの御食事ですと、16時半から30分間は
 MASAが炭をおこしにまいりますので、その後になります。)

2階へ上がるスロープは、「のんびり宿」のコンセプトに添った、
建築工房の社長さんからの提案です。
小さなお子様の遊び場にも大人気なのですが、
今回もとても喜んでいただけたのが、車いすに乗る1年生のY太くん。
お母様のY子さんも感激してくださいました。

今回、Y太くんの御食事のサポートをさせていただきました。
料理をポタージュ状にする「ミキサー食」です。
当宿でもミキサーはなじみ深く、季節の野菜をダッチオーブンで
柔らかく煮てミキサーでポタージュスープにしています。
今回も当宿のメイン「鶏肉と野菜のダッチオーブン」をポタージュに。
甘党のY太さんは、にんじんの甘さが気に入っていただけたようです。

「(前略)重度障がいのY太がゆっくりくつろげた事、これからも宣伝し、
 ぜひ、障がい児をもつ家族が泊まれる宿を続けていってください。」

以上は、ご感想欄から引用させていただいた文ですが、
この記事のアップを積極的に勧めてくださったMさんとYさん。
ご意志を継いで、がんばります
この記事からも多くの方に関心をもっていただければ幸いです。

また隣町に、ご夫婦共に看護師で介護士の経営する宿があります。
どこか病いを患われていても「旅行をしたい」と思われている方の
ご旅行をサポートをしたいと、宿「和みの風」を始められました。
こちらではプロの配慮を受けられ、とっても安心な宿です。

今回K様ファミリーをお迎えして、
当宿の設計が癒し空間であることや私たちにもできるサポートを知り、
宿の役割や可能性にまた新たな発見がありました。
さらにきめ細やかな対応ができるよう、先輩にも教えていただきながら
お客様をお迎えしたいと思っていますので、よろしくお願いします
御食事やお部屋のこと等、ご予約の際にお気軽にご相談ください。

今回K様ファミリーの介護のご苦労を垣間見て、
きめ細やかなお世話に感心しつつ、
「大変ですね」と言う言葉はなぜか口に出ませんでした。
それはきっと、ご家族が「大変そう」にふるまわれることなく、
日常の、当たり前の、旅中も変わらぬ生活をされているからでしょうか。
優しいまなざしのMさん、明るく太陽のようなYさん、ステキです。

Y太くん。4泊5日&愛知 北海道は長いフェリーの旅中、
体調を崩すことなく楽しく過ごせてよかったですね。
今頃は、台風の北上に向かっての海の上、揺れは大丈夫ですか?
無事おうちに帰って少し体を休めたら、また学校が楽しみですね。

Sちゃん。旅の中でイチバン楽しかったことを聞いたら、
「すべり台」とこたえてくれてありがとうね。

来年1年生なる前からスラスラ絵本の読み聞かせをしてくれてビックリ


Kともいっぱい遊んでくれて、ありがとうね

北海道旅行の際には、ぜひまた遊びにいらしてくださいませ。
三人で楽しみにお待ちしています



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