新得 のんびり宿 スロウ inn 楓(ふぅ~)

北海道十勝の自然の恵みをダッチオーブン料理でおもてなしするのんびり宿「スロウ inn 楓(ふう~)」のHP兼ブログです。

自由研究で弓矢づくり

2015年01月19日 | その他

Kの小学校冬休みの自由研究(工作)に、一緒に弓矢づくりをしました。
何でも、「夢で見て、ずっと作ってみたいと思っていた」とのこと。
こちら(⇒http://blog.kotoba.littlestar.jp/?eid=1303776)のサイトに、
作り方が順を追って丁寧に紹介されていたので、とても参考になりました。

材料は、畑の作物の支えや庭木の冬囲いに使う、竹。それと、タコ糸。


まず、鉈(ナタ)で、少し太目の竹(直径3~5㎝位)を4分の1に割ります。
節の部分が固いので、金槌で鉈を少しずつ叩いて割り進めます。


割った竹をのこぎりでカット。長さは身長に合わせるとよいと思います。
Kの場合は、105~110㎝位にしました。
大人ならあっという間に切ってしまう太さですが、1年生には結構大変みたい。


紙ヤスリで、竹のトゲやカドをとって滑らかにします。
紙ヤスリの前に、カンナやナイフで削っておくといいと思います。


棒ヤスリを使って、竹の両端にタコ糸をくくりつけるための凹みをつけます。
竹をしならせ、二重に撚ったタコ糸(=弦:つる)を張って、弓の完成!!


矢には、細め(直径1㎝前後)の竹を使います。
一番上の写真では、破魔矢を使ってますが、長さが少々足りません。
弓よりも少し長いくらいがいいと思いますが、長すぎると重くなるので、
弓の大きさ、弦の強さとのバランスで、最適な長さを決めるといいと思います。
片端に弦を挟みこむための切れ込み(矢筈)を入れ、
矢尻には、安全のため、布をかぶせ、テルテル坊主みたいにしました。


※人に向けないこと。
※(屋内では)決められた的に向けて遊ぶこと。
など約束し、さっそく試射。
「結構飛ぶね~!。いいね~!。」と満足げなKと私。

こんな工作も、たまには楽しいものですね。
矢筈という言葉の意味や、なぜ先なのに矢尻なのか、なんて新発見もありました。
製作時間は、おおよそ1~2時間ほど。
宿の体験メニューに加えるのも面白いかも、と計画中です。  MASA

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
那須与一? ウイリアム テル? (ペンギン)
2015-01-23 12:00:47
hp を見ながらとは言え 立派な弓矢が出来ましたね。のこぎりを使っている 手袋と、上着を見て、kくんと判ってビックリしました。手つきといい、身体つきといい 1年生とは思えない立派な姿勢ですね。次のブログで 的に刺さったところを見せてね。大事なお約束を守って、上手になってくださいネ。そしてアーチェリーにも挑戦してください。
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源為朝?平教経? (MASA)
2015-01-24 21:28:32
ペンギンさん、こんばんは。
材料は全て(土に還る)自然素材で、かつ自宅にあるものばかりなので、材料費もゼロ。エコでシンプル(原始的)な弓です。
まだまだ大人の手を借りる部分も多かった今回ですが、シンプルさゆえに、そのうちきっと一人でも作れるようになるでしょう。
その頃には、那須与一やウイリアム・テルみたいな達人になれるかもしれません(笑)。
安全のため、テルテル坊主部分を先にして射るので、的には残念ながら刺さりません(一番下の写真、トランポリンが的の代わりです)。
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