![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/29/ec034baba23302aaa015e10e89823bb6.jpg)
Kの小学校冬休みの自由研究(工作)に、一緒に弓矢づくりをしました。
何でも、「夢で見て、ずっと作ってみたいと思っていた」とのこと。
こちら(⇒http://blog.kotoba.littlestar.jp/?eid=1303776)のサイトに、
作り方が順を追って丁寧に紹介されていたので、とても参考になりました。
材料は、畑の作物の支えや庭木の冬囲いに使う、竹。それと、タコ糸。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/43/ecae596bd69f20d2e95239aedaab0155.jpg)
まず、鉈(ナタ)で、少し太目の竹(直径3~5㎝位)を4分の1に割ります。
節の部分が固いので、金槌で鉈を少しずつ叩いて割り進めます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/8f/a244aed12cc5d68aea15933310584eef.jpg)
割った竹をのこぎりでカット。長さは身長に合わせるとよいと思います。
Kの場合は、105~110㎝位にしました。
大人ならあっという間に切ってしまう太さですが、1年生には結構大変みたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/69/7ebea6d8ca0050830a014ac22246217d.jpg)
紙ヤスリで、竹のトゲやカドをとって滑らかにします。
紙ヤスリの前に、カンナやナイフで削っておくといいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/a1/615cfd78ac5adb29abc496f69a29cfa8.jpg)
棒ヤスリを使って、竹の両端にタコ糸をくくりつけるための凹みをつけます。
竹をしならせ、二重に撚ったタコ糸(=弦:つる)を張って、弓の完成!!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/d3/d03235e070e4a90b9e8045bb2aa54453.jpg)
矢には、細め(直径1㎝前後)の竹を使います。
一番上の写真では、破魔矢を使ってますが、長さが少々足りません。
弓よりも少し長いくらいがいいと思いますが、長すぎると重くなるので、
弓の大きさ、弦の強さとのバランスで、最適な長さを決めるといいと思います。
片端に弦を挟みこむための切れ込み(矢筈)を入れ、
矢尻には、安全のため、布をかぶせ、テルテル坊主みたいにしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/0a/a48c185df04185b00a9f93004aaa2135.jpg)
※人に向けないこと。
※(屋内では)決められた的に向けて遊ぶこと。
など約束し、さっそく試射。
「結構飛ぶね~!。いいね~!。」と満足げなKと私。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/e3/6b895b0a8139be1afdc8a40b5942b08a.jpg)
こんな工作も、たまには楽しいものですね。
矢筈という言葉の意味や、なぜ先なのに矢尻なのか、なんて新発見もありました。
製作時間は、おおよそ1~2時間ほど。
宿の体験メニューに加えるのも面白いかも、と計画中です。 MASA
材料は全て(土に還る)自然素材で、かつ自宅にあるものばかりなので、材料費もゼロ。エコでシンプル(原始的)な弓です。
まだまだ大人の手を借りる部分も多かった今回ですが、シンプルさゆえに、そのうちきっと一人でも作れるようになるでしょう。
その頃には、那須与一やウイリアム・テルみたいな達人になれるかもしれません(笑)。
安全のため、テルテル坊主部分を先にして射るので、的には残念ながら刺さりません(一番下の写真、トランポリンが的の代わりです)。