Kの小学校冬休みの自由研究(工作)に、一緒に弓矢づくりをしました。
何でも、「夢で見て、ずっと作ってみたいと思っていた」とのこと。
こちら(⇒http://blog.kotoba.littlestar.jp/?eid=1303776)のサイトに、
作り方が順を追って丁寧に紹介されていたので、とても参考になりました。
材料は、畑の作物の支えや庭木の冬囲いに使う、竹。それと、タコ糸。
まず、鉈(ナタ)で、少し太目の竹(直径3~5㎝位)を4分の1に割ります。
節の部分が固いので、金槌で鉈を少しずつ叩いて割り進めます。
割った竹をのこぎりでカット。長さは身長に合わせるとよいと思います。
Kの場合は、105~110㎝位にしました。
大人ならあっという間に切ってしまう太さですが、1年生には結構大変みたい。
紙ヤスリで、竹のトゲやカドをとって滑らかにします。
紙ヤスリの前に、カンナやナイフで削っておくといいと思います。
棒ヤスリを使って、竹の両端にタコ糸をくくりつけるための凹みをつけます。
竹をしならせ、二重に撚ったタコ糸(=弦:つる)を張って、弓の完成!!
矢には、細め(直径1㎝前後)の竹を使います。
一番上の写真では、破魔矢を使ってますが、長さが少々足りません。
弓よりも少し長いくらいがいいと思いますが、長すぎると重くなるので、
弓の大きさ、弦の強さとのバランスで、最適な長さを決めるといいと思います。
片端に弦を挟みこむための切れ込み(矢筈)を入れ、
矢尻には、安全のため、布をかぶせ、テルテル坊主みたいにしました。
※人に向けないこと。
※(屋内では)決められた的に向けて遊ぶこと。
など約束し、さっそく試射。
「結構飛ぶね~!。いいね~!。」と満足げなKと私。
こんな工作も、たまには楽しいものですね。
矢筈という言葉の意味や、なぜ先なのに矢尻なのか、なんて新発見もありました。
製作時間は、おおよそ1~2時間ほど。
宿の体験メニューに加えるのも面白いかも、と計画中です。 MASA