Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

ブログ1本目の真空管アンプの裏蓋製作

2021-05-30 20:46:52 | 自作300Bシングルアンプ

今日は、製作した真空管アンプの裏蓋の作成を行いました。裏ブタなので大したことはしていませんが、木枠に固定するためのネジ穴と、足、通気口の作成ぐらいです。

まずネジ穴は、縦横均等に3本ずつ入るようにしています。また、足ですが、今回初めてくり抜いた木の足を作って見ました。製作中の足を写真に示します。

足にしている木は、100均で買ってきた桐の木です。4㎝のホールソーでくり抜いて、ボール盤で回転させながらやすりで磨いていますが、目の細かいサンドペーパーをかけないと表面がザラザラです。

そして出来上がりは、下記のような感じです。

色を塗っていないのでなんだか浮いていますが、ま、とりあえずこれで。この足にさらに丸いフエルトを張り付けようと思います(今日はフエルトがなくて張っていません)。

そして通気口は4㎝のホールソーで対角線上に穴あけしましたが、穴から虫が入らないようにパンチングメタルでふさいでします。部品取りで落札した古いアンプを解体作業中に、たまに、シャーシ内に”Gブリ”の卵があったりします。気持ち悪~いアンプにならないよう気をつけましょう。

そして、シャーシが案外熱くなるので、あまり熱いようだと、ファンをつけるかもわかりませんが、ほこりが入るので私はファンは嫌いです。

シャーシが熱くなる原因は、300Bのカソード抵抗の排熱、電源トランスの熱、ヒータの整流用ブリッジダイオードあたりだと思いますが、それにしてもカソード抵抗の熱が結構大きい。ここは定電流回路などに変更する可能性もありです。まだまだいろいろ触るところがありそうです。

ではまた~。

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ブログ1本目の真空管アンプの調整

2021-05-29 22:42:22 | 自作300Bシングルアンプ

ようやく週末になりました。今日(土曜)は、朝から早速アンプの調整を実施。前回のブログを確認すると、ノイズが大きいと記載が・・・オシロで出力端子の信号(無信号時)を確認すると、約20mVぐらいのノイズが出ていました。書きながら思いましたが写真を撮り忘れました。

まずは、ノイズの出ている場所の特定のため、ヒータを疑い、出力管のみで確認、2-3mVとかなり優秀。今度は前球を挿して確認しました。するとノイズが20mVぐらいになる。どうも前球が原因のようです。一応ヒータバイアスを30Vぐらいかけていたのですが、ヒータとGND間にコンデンサを繋いでノイズが低減するか確認したところ、逆に増える。おかしいと思いDC電圧を確認してみたところ、100V近い電圧になっており、あれ?ということで、なんと6CG7のヒータカソード間の絶縁が壊れていることが判明しました。6CG7は100Vほどの耐圧があったため使用したのですが、残念。μもちょっと低めでしたので、30ぐらいある6ES8という球に変更しました。これでノイズは約5mVほどになりました。

6ES8は、6DJ8と同じようなカスコード接続用に作られた球ですが、セミリモートカットオフ管です。TDSLによると”Different rating or performance”で6DJ9と出てきます。今回のような初段の上側の球で使うと、結構抜けのよい音がし、気に入っています。

さて写真がなくつまらないブログになってしまいそうですが、今回のアンプ製作で故障していた球は、下記2つでした。

そして球を変更した最終的な回路は下記です。

そして外観は、球の変更で下記のようになりました。

出力は、約6w+6w、DFは3.3@8Ωとなりました。

音質は気に入っているのですが、いろいろ回路の手直しなどしてみて確認していきたいと思います。

あ~、次のネタが思いつかない!?

 

 

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ブログ1本目の真空管アンプ(その8)

2021-05-23 21:19:48 | 自作300Bシングルアンプ

ようやく休みになり、アンプづくりを再開!ただ、一旦作業を離れていたためどこまで進んでいたか忘れていましたが、ブログを確認し思い出しました。(こういう時ちょっとしたメモ代わりに助かる!)

”その7”でほぼ配線は終わり動作確認していましたが、前段(E180F)のプレート電圧が予想より低すぎたり、スクリーングリッド(G2)の電圧もちょっと高めだったり、ということがありました。そこで、上段の6CG7のカソード抵抗の調整や、E180FのG2の定電流回路を電圧調整回路(G2-GND間に抵抗を1本入れるだけ)に変更し、思う値に調整できるようになりました。

これらの修正をまずは、右chで行っていましたが、左chも同じように定数を変更しました。そして左chにも真空管を挿して、いざ電源をいれてみたところ、なんと左chに挿したE180Fのヒータが切れていることが判明。なんという神のいたずらか嘆きましたが、gmの高いE810Fで調整する気も起らず、いつも使い慣れているE81Lという球(gmはE180Fとほぼ同じ)に変更し、ピン配が若干変更になってしまいましたが、幸い軽度の修正で済み、何とか一応は出来上がりました。まずは写真を。

そして中身は、下記のようになりました。

ここで、一旦、ブログ上は完成ということにしておきます。

実はまだ、若干のノイズ(配線を束ねたら急に大きくなった)がありこの原因の特定と、NFB調整などで音質を気に入るように調整していきたいと思います。また、工作としては、底板や足の取り付けと、パイロットランプの取り付けを忘れていたため、休みの日にも取り付けようと思います。

回路図は、最終的に下記のようになりましたが、今後の調整で変更の可能性ありです。

さあ、次のネタをどうしよう。悩みますね。

ではまた~。

 

 

 

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長浜出張

2021-05-22 21:50:06 | 旅行

最近忙しく趣味のアンプづくりもなかなか手が出せず。今日は土曜日にもかかわらず、出張でした。この時期出張?と思う方もいるかもしれないですが、どうしても片付けないといけないことがあり、仕方なしに・・・

ただ、昼からだったので、これまた食事で迷うことに。当初は、休みの日だしゆっくり行って、長時間の電車内で食べようと思っていたのですが、よくよく考えたらこの時期、そんなことしている人はいない。そこで、1時間早めに行って現地で食べることにしました。場所は観光地とはいえ、人が少ない状況なので、多少は現地の経済を回さないとねぇ。

ということで、お昼は、長浜の郷土料理のっぺいうどん。

この、のっぺいうどんは、長浜の発祥らしく、とろみのついた汁にほんのりショウガが効いておいしいうどんでした。やっぱり現地で食べてよかった。うどんの中央にある黒い丸いものは大きなシイタケで、かじっても嚙み切れず苦労しましたが、2つに折ってかじると厚みが出て切れやすく、うまく食べることができました。

ということで、時間まで少しだけあたりを散策し、その後、出張場所へ出向き仕事を片付けたのでした。

長浜の主要観光スポットは、JRの長浜駅から近くまた歴史もある街で、グルメスポットや見どころがたくさんあるところがいいですね。また時期がよくなったら家族でゆっくり来ようっと。

ではまた~。

 

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ブログ1本目の真空管アンプ(その7)

2021-05-15 23:45:37 | 自作300Bシングルアンプ

今日も配線作業を実施し、一応、ほぼ配線はできました。

前段のSGの回路ですが、E180FやE810Fの規格表を見てみると、SGには数mAと結構電流が流れているようなので、前段のSG電圧はトランジスタによる小細工を行い、定電流回路としてみました。SGへの電流を絞って、電圧を調整するというものです。ただあまり絞れないので、最後は電圧制御になっているかもしれません。

現在、各所の電圧を測定中ですが、前段のプレート電圧が低かったりと、思った通りの電圧とならない箇所があり確認中です。すべて完成後、配線を結束バンドで縛り、もうちょっと中身を整理したいと思います。

が、明日からまた仕事でした。なかなか思い通りの時間が取れなかもしれず、更新が遅れるかも。

ではまた~。

 

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