Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

三重県鳥羽に海鮮三昧

2024-01-28 20:54:54 | 旅行

27日から1泊2日で、三重県鳥羽市のとある場所に海鮮三昧の旅行へ。

こちら兵庫からは、西名阪から伊勢自動車道を経て片道約4時間のドライブです。つい3日前には、名神高速が雪で立ち往生というニュースも出ていたので、雪が心配になり慌てて布製の¥2,000のタイヤチェーンを買いましたが、当日は晴天で行き帰りとも使うことはありませんでした。

特に観光目的ではなく、美味しいものを食べてゆっくりしよう、というのがメインだったので、チェックインの15:00頃に着くよう、11:00頃家を出ました。

15:30前につきましたが、そのまま部屋でゆっくり過ごしました。そしてようやく晩御飯ですが・・・

こんな感じの伊勢エビとアワビの刺身のメニューです。これに天ぷらや吸い物が後で付く感じです。

と思いきや・・・

ど~んと大皿に、タイとヒラメの刺身に、サザエなどの刺身もあります。

これで腹いっぱいになりました。

と思いきや・・・

もう1尾、伊勢エビが。この他、茶わん蒸しに、カキやサザエの鉄板焼きも付いて、最後は果物のデザートで締めましたが、もう美味い美味いと食べてましたが、食べきれませんでした。

食事はめちゃくちゃよかったですが、旅館は古く、設備も使いにくい古いものだったので、少し残念でしたが、食事がすべてをカバーしました。食事良ければすべてよし!

親父も満足していたようで良かったです。

次の日、朝のうちに少し一人で周りを散歩してみました。

旅館からは、綺麗な朝焼けが見えました。

朝ごはんは昨晩の伊勢海老の頭をみそ汁にしたものでした。ここからまたエビのミソを取り出して食べたのですが、美味かった。

そして散歩ですが、少し海岸の方へ。

海岸は広く、砂ではなく小粒の石のビーチでした。なので、遊泳後砂が足にまとわりつくことはなさそうです。夏に来たいものです。

近くに漁港もあり、また海女さんもいます。旅館の女将さんも海女さんで、今日も潜るといっていました。

海鮮はおいしいし、そんなに高くないし、いいところでした。また来たいと思います。

帰りは、伊勢神宮に寄りましたが、内宮は渋滞でなかなかたどり着けそうになく、外宮のみ立ち寄りました。おいしい伊勢うどんを食べて帰途につきました。

まあ、これで少しは親孝行できたと思います。両親はまた行きたいとのことでしたので、出来れば恒例行事にしたいと思います。

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Coral A-7のレストア&アップグレード(2)

2024-01-27 01:07:29 | トランジスタアンプ

明日(1/27)から、少し旅行に行きますので、早めに続きのブログを上げておこうと思います。もう親父が認知症が進んで恐らく家族そろって旅行するのは最後になるだろうということで、昨年末から計画していました。両親も年ですし、うろうろするのはしんどいので、おいしいご飯を食べて一泊するぐらいで、帰りは伊勢神宮詣りにでも行こうと思っています。

ということで、アンプレストアの続きですが、Coral A-7の電源部分は、コンデンサがすでに劣化していました。

そこで、これらは全部取り替えます。ダイオードもかなり古いものが付いていますので、これらも全部取り替えです。

トランスごと外してシャーシを掃除します。また、コンデンサは今の形状はもっと小さく、小さいものはリード型だったりするので、もともとコンデンサのバンドを止めていたネジ穴にラグ端子を止めるなどし、そこにコンデンサをはんだ付けします。

また、出力段のコンデンサは、同じ程度の大きさでも容量が数倍になっていたりしますので、こういうものに取り換えます。そうやって取り換えたのが下記の写真のものになります。

これで一度鳴らしてみたものの、ハムがありました。このハムがどこから出ているのかがわからず、上記写真のようにコンデンサのみで平滑していた出力段にトランジスタによるリップルフィルタを追加してみました。

しかしこれでもハムが出ますので、電源部分が犯人ではなかったようです。

結局色々確認して、原因は入力切替のロータリースイッチの接触不良ということが判明しました。古いアンプはこういうことがありますので、困ります。

ロータリースイッチ部分は、もう修理するのが億劫になってしまい、ハムは出ますがということで、このままオークションに出品しました。

価格は確か、入手した時とほぼ同じぐらいでしたが、まあ、色々改造に楽しめましたので良かったかと思います。

コンデンサ類を大幅に変更しましたが、音はよくなったのかどうか結局交換前の音がわからないので、何とも言えませんが、電解コンデンサが少なくなった分、今までよりも長持ちする可能性はあります。

またこういう面白いアンプを見つけたら、アップグレードしつつ、修理してみたいと思います。

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Coral A-7のレストア&アップグレード(1)

2024-01-21 19:11:06 | トランジスタアンプ

今週末は、天気が悪く予定が狂いました。昨日に引き続き小雨がぱらつく天気で、トランスボックスの塗装が出来ません。

そこで、今日は、かなり以前にレストアし、しかもアップグレードしたトランジスタアンプCoral A-7について載せたいと思います。

Coralは、今は無き会社ですが、スピーカではかなり有名な会社でした。BETAやFLATシリーズのフルレンジや、H-100シリーズのツイータなど、古いオーディオマニアで知らない人はいないのではと思います。私も同社のH-105というツイータを16歳の時に購入して音がいいのでいまだに持っています。

A-7はそのCoral製のアンプになります。ちなみにスピーカのA-7は米アルテックのものになり、本アンプとは関係ありません^^;。

あまり細かいスペックはわかりませんが、オーディオの足跡によると、出力は25W+25Wもあったようです。トランジスタはすべてゲルマニウムのものだったので、かなり古い製造年代と思われ、同足跡によると1965年頃と出ています。価格からも当時はかなり高級品だったようです。

入手したものは、音が出たか出なかったか、かなり前なので忘れましたが、こういう古いアンプはトランジスタが壊れてしまってはいけませんので、音だし(電源を入れる)前に中身の状態をよく確認する必要があります。

早速御開帳です。

内部は、それほどひどい埃はありませんが、放熱穴のある部分は埃が積もっています。こういうのは作業性確保のため、掃除機などできれいにしましょう。

その後部品を確認すると、案の定、電解コンデンサは変えた方が良さそうでした。

電コンに限らず、古いオイルコンでもゴムパッキンのものは、既にシールの機能を失っていると思われますので、有無を言わさず全交換です。特に電コンの場合は、見た目良さそうでも容量抜けなども考えられます。

次にアンプ基板を確認してみます。

アンプ基板は、片chずつまとめられており、大量の電コンが見えます。中でもひと際大きなコンデンサがあり、これが出力用のカップリングコンデンサです。25V800μF程度のものだったと思いますが、今では同容量でもこんなに大きな形はしていません。

出力段のトランジスタは、上述のオーディオの足跡では「2SB425」とのことですが、ついているものは東芝の「2SB26A」でした。

アンプ部の基盤を見てみます。

上記ご覧のように、ゲルマニウムトランジスタ数石で増幅し、各段のカップリングもパスコンもほとんど電コンで行っているようです。ただ、一部、緑の平べったい直方体の部品が見えますが、これはフィルムコンでした。どの部分に採用しているのか忘れましたが、これも交換対象としました。

この基板上のコンデンサはすべて交換となります。

交換に当たっては、多少グレードアップを行うため、カップリング部分は、出力段の大容量のものは除いて、近い容量のフィルムコンにし、パスコン部分は個体電解コンデンサ(OSコンや、タンタルコン)を使用することとしました。

早速交換です。交換に使用したフィルムコンで一部容量が大きく大型のものは、工夫して何とか収めるようにします。また、上の写真のように一部オイルコンも使われているようでしたので、これもフィルムコンに交換しました。

ということで、交換後の様子を載せます。

交換前はこんな感じでした。

交換後は、かなりカラフルになりました。

あと電源部分ですが、これはまた次回にでも載せたいと思います。

 

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ジャンク品の落札

2024-01-20 20:49:33 | ジャンク

今日は、先週に引き続きトランスボックスの製作をしようと思っていましたが、塗装の段階にもかかわらず、今日は小雨が降っており、こういうときに塗装するとたいてい失敗しますので、作業は中止としました。

そこで今回は先日落札したジャンク品について、記載したいと思います。

落札したジャンク品は、下記のようなトランスらしきものが2つ、真空管が1つ付いたシャーシになります。

真空管は小容量整流管の6X4が付いていました。なので、恐らく電源装置と思います。以前も似たような電源装置のジャンクを落札しましたが、今回も懲りずに落札しています。

なぜ落札したかというと、単に安かったから。真空管アンプは真空管の他、トランスがかなりのコストを占めるので、安く製作するにはこういうトランスをまめに見ておく必要があります。今回はそれに合致したものが見つかったというわけです。ちなみに落札額は¥1,100、送料は¥1,600ほどで、税含め計¥3,000以下でした。

早速どんなものか見てみます。

シャーシ内は下記のように大した部品はありません。コンデンサと抵抗、スイッチやヒューズぐらいの、簡単な電源回路のようです。

シャーシ上には、灰色と黒の四角い部品が載っていますが、灰色のものが電源トランス、黒いものがチョークコイルのようです。

残念なことに、電源トランスは端子型ではなく、ケーブル直だしタイプのものでした。これらのケーブルがそれぞれどんな巻線で何ボルトの電圧が出るものなのかも仕様が見当たりませんので、調査する必要があります。

そのため、このシャーシに組み込まれた状態で事前にどのケーブルがどこにつながっているのか確認しメモしておきます。

一応、1次側の100V、2次側の高圧部分(6X4のプレートにつながった配線)と低圧部分(6X4のヒータや、パイロットランプにつながった配線)は、どれなのか判明しました。

この後、部品取りを行いました。

採れた部品は下記になります。

あまり採れた部品は多くないですが、安かったので良しとします。チョークは、2.5mH-8Aとインダクタンスはかなり小さく、電流容量は大きいので、ヒータ用のチョークと思われます。しかしこのシャーシでは、高圧部分に使用されていました。

もう1つこのチョークがあれば、スピーカのネットワーク用にちょうどいいのですが、そんなにうまくいかないものですね。

さて、電源トランスの2次側の電圧ですが、ざっとオシロで簡単に測定します。

下記写真のように1次側に1Vの交流を入れます。この状態で2次側に何Vの電圧が出てくるかを確認しました。

ただ、このブログを書いていて気が付いたのですが、入力したのは1kHzの交流でした。電源トランスなので、あまり高い周波数は得意ではないと思われるので、こんな高い周波数を入れるべきではありませんでしたが、今のところ後の祭りです。暇なとき再度60Hzあたりの周波数で見ることにしたいと思います。

上記はかなりピンボケですが、高圧部分は約2.90Vの電圧が出ているので、290Vの出力が可能なようです。その他、ヒータ用に5Vと6.3Vが出ており、もう1つ高圧で625Vの巻線もある様でした。

290Vの巻線の電流容量がどのくらいなのかわかりませんでしたが、大きさ的にタムラのF-485と合う大きさなので、100mAぐらいの電流が取れるものであれば、2.5Vのヒータトランスを用意して、45シングルなんかがデザイン的に良いかも知れません。

アンプにするのはまたの楽しみということで、今回はこんな部品取り結果でした。

 

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トランスボックスの製作(3)

2024-01-14 21:00:38 | トランス

昨年の5月ぐらいに安いトランスとジャンク品から取り出した金属ボックスからトランスボックスを製作しましたが、やはり安いトランスではいい音が出ず、しばらくこのボックスは放置していましたが、中途半端だったので早く何とかしたいと思い、トランスを載せ替えることにしました。

使用するトランスは、以前入手したタムラのK113という名称のトランスです。

中古で入手したので、テープの跡が付いたりしていますが、音は安物のトランスよりはいいのではないかと思います。

早速ボックスの穴あけです。

まずは、穴あけ個所の型を取ります。

型に従って穴を開けるところをドリルで穴を開けています。外は寒いので、今回は卓上で使用可能な手回しドリルを使用しましたが、大きい穴を開けるのに苦労しました。

大きい穴のところは、小さい穴をたくさんあけてその上から太いドリルで穴を開けようとしましたが・・・

大きい穴は薄い金属板だと、手回しドリルではなかなかうまくあけられず、結局、2.8㎜のドリルで大きい穴の型通りに穴をたくさんあけていったので、かなり手が疲れました。

空いた穴にヤスリを入れて、穴を成型していきます。

これをすべての穴に対してやっていきます。写真ではあっという間ですが、結構な時間がかかったのと、上述したようにかなり手が疲れてしまいました。

ヤスリで削っている最中にボックスの塗装が金属粉と擦れて剥げてしまいました。

そこで再塗装が必要になりましたので、次週は再塗装をして組み立てたいと思います。

 

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