Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

アイデン AW-120X入手も、やってしまった・・・

2023-11-26 20:39:35 | スピーカシステム

昨日、荷物が届きました。

中身は何かといいますと・・・

こんな古くてボロボロの箱に入った、

知る人ぞ知る・・・

Aidenの30㎝スピーカAX-120Xです。

先日オークションを見ていたところ、あなたにお勧めの商品の欄で自分好みのスピーカがあるな、と思い見てみたところ、このスピーカだったわけです。

話は変わり、かなり前ですが、同じスピーカが出品されていたので入札しようと機会をうかがっていたことがあります。しかし、なんやかんやで忙しく入札をすっかり忘れてしまい、気が付いた時にはオークションは終了していました。そして終了価格は、驚きの3万円台。その時は残念で悔しくてうっかりしてしまった自分が腹立たしかったのですが、今回、また同じ機会に巡り合いました。しかも開始価格はかなりの安値です。

ここは以前のリベンジとばかり、ちょっと頑張ってしまい、1か月のお小遣い分を使い果たしてしまいました。が、2か月分へそくりがありましたので、大丈夫です。

ということでようやくわが家へ招いきれることが出来ました。

こういうアルニコのスピーカは趣があっていいですね~。しかし、このフレームの形といい、コーン紙の形状といい、どこか似ているスピーカがあったなと、思い出したのが、ALTEC 414Aです。

フレームの色は黒とグリーンの違いはあるものの、それ以外はそっくりなので、ブログネタにと見比べてみようと思いました。

で、414Aを元箱ではなく、今使っているYAMAHAの30㎝のスピーカの箱に入れていたのを思い出し、取り出してみました。が、なんと、414Aのビスコロイドたっぷりのエッジが箱の段ボールにくっついて取れない。

この時、ゆっくりやったらとれるかな?と徐々に剝いだところ、なんと、エッジが破れてしまったのです。この時は焦ってしまい、気が動転してもう片方はどうだと、やめておけばいいのに同じことをしてしまいました。残念ながらもう片方もエッジが破れてしまいました・・・。しまったと思いましたが後悔先に立たずです。

これが引っ付いたエッジです。細い黒い部分です。

ということで比較の写真です。

フレームの形は似てますね。そしてコーン紙も。

左の414Aエッジが痛々しいですが、そっくりです。

ですが、フレームの高さが少し異なるようです。

ということで、これで音楽を聴いてみようと思い、現状のYAMAHAのウーハーと入れ替えてみました。

YAMAHAも負けず、こんな立派なユニットですが・・・

アイデンのユニットもいいですね。装着も完了しました。

音出しですが、女性ボーカルをいくつか聞いてみましたが、414Aのせいで気分が落ち込んで、あまり気乗りません。心を静めてもう少しこのユニットで聞いてみたいと思います。

 

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Let's Note CF-SZ6のメイン基板交換

2023-11-25 14:45:21 | パソコン・モバイル

家の中を見渡せば、いつの間にか家族の人数よりもパソコンの数が多い状況になっていました。中でもノートパソコンは、大学生の子供に1人1~2台は当然ですが、リビングに1台、そして私には3台と碌に使いもしない過剰な状態が続いています。

中でもLet's Noteは、CPUがCore i5-7300のCF-SZ6が2台もあり、1台はリビングに、もう1台は私のところにあります。リビングのものは結構使っているのですが、私のところにあるものは、スペックが悪く全然使っていませんでした。購入は当然中古だったのですが、数年前かなりの安値で売られていて、これはお得!とばかりについポチってしまい、そのまま落札となったのですが、よく見たらメモリは4GBで、ストレージはSSDではなく、HDD320GBの機種となっていて、そりゃ誰も買わないよね、というようなスペックでがっかりでした。しかし届いてびっくり、レンタル落ちのPCだったのですが、使用歴が数100時間とかなり浅く、外観に傷はあるものの、キーボードはまるで新品のように奇麗でその部分は救われた思いがしました。

ところでこの機種CF-SZ6は、HDDはSSDに載せ替えは出来るものの、メモリは後付けできない機種になっていて、使用上どうしてもメモリ不足による動作の遅さが気になります。

そこで、Let’s Note CF-SV8の落札を機に、この2台のPCのメインボードを入れ替えて、片方はきれいでメモリが8GB SSD256GBの機種、もう片方は使い込まれた同4GB、HDD320GBのスペックにすべく、メインボードを入れ替えてみました。

ちなみに、CF-SV8は第8世代のインテルCorei5で最近安くなってきましたので、ついポチっとやってしまった訳です。

では、これから実施することは、PCの内部を触りますので、当然、メーカー保証も受けられなくなるばかりでなく、故障の原因になったりしますので、万一問題が発生してもすべて自己責任です。似たようなことを実施される方は、ご注意ください。

 

さて、早速両方の機種の裏ブタを開けてみました。

下のものがメモリ4GBでHDD搭載のものになります。HDDの配線が余分にあり、少し雑然としていますが、上のSSD搭載版は内部もすっきりしています。

この右側にあるメイン基板をそっくり入れ替えてやると、メモリ8GBの機種がきれいな筐体になる、という寸法です。

早速、メイン基板につながっているコネクタを外します。外す個所は、下記の写真の赤丸、青丸の部分で、青丸のコネクタは基板の裏側にあります。

無線LANカードは小さなアンテナ線を外さずに、基板ごとコネクタから外します。コネクタを外すにあたり、一番悩んだのは、モニター用?と思われるコネクタで、どう外せばいいのかわからなかったのですが、どうやら下記の写真の↑矢印のように単に持ち上げる形で外すようです。

そのまま上には外せないので、精密ドライバーでひっかけて端から順に少しずつ上に持ち上げる形で外せました。

無線LANカードは、→の部分で示すようにネジで固定されていますのでこれを外すと簡単に基盤が外せます。

青丸の部分で記載した基板の裏側のコネクタは、下記の矢印部分になります。

ここも外します。これらフレキシブルフラットケーブルの外し方は、WEBで検索すると結構出ていますので、参考にしてください。コネクタにロックが付いていますので、そのまま引き抜いたりしないようにした方が安全です。

バックアップ電池(上の写真の黄色いカバーが付いた円形のもの)は、コネクタを外すか電池ごと外すかしましょう。電池は両面テープでしっかりついていますので、はずすのは面倒でした。

ようやく基板が外せました。

左側がメモリ4GB、右側がメモリ8GBのものになります。

裏側を見ますと、ちょうどファンの上についている正方形のLSIが見えますが、これが2個と4個で違っており、メモリの容量の差になっています。

さて、次にメモリ4GBだった本体からHDDを取り出します。

上記写真の矢印部分のケーブルを外します。一番右側の矢印は、ねじを外します。真ん中はゴムのクッションが両面テープできっちりついていますので、これを剥がします。一番左は、コネクタを外します。

一番厄介なのはゴムのクッションを外す作業で、これはきれいに外せませんでしたので、カッターナイフでこそげ採るようにして外しました。

取り外したものをそれぞれ別の筐体に収め、コネクターをつけなおし、基板のネジも元通りつけて、裏蓋をつけて完成ですが、気を付けるのは、電源スイッチと無線LANスイッチのガイドがありますので、これに注意して基板を取り付けます。

この辺の写真は撮り忘れてしまいました。

一応うまくできましたので、これにて終了します。

 

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809ダーリントン接続アンプ

2023-11-19 17:54:12 | 自作真空管アンプ

レコードコンサートも終わり、落ち着いたところで何をしようかと色々考えていましたが、この前作った800のシングルアンプは、他のポジティブグリッド管も刺さるように作っていますので、別の球に差し替えてみたらどんな音がするのか、確認してみました。

ただの球転がしみたいなものですが、特性の異なる球なので、バイアスの調整が必要になりそのままの差し替えではありません。

どんな球にしたかといいますと、手ごろな送信管として809という球があり、これを使用してみたいと思います。

上記は、左が800で右が809になります。809はST管ですがグラスサイズがST19で300Bと同じサイズとなり、貫禄は十分です。特性的に容量が大きな811という球がありますが、809は811よりも手ごろで使いやすい球です。

早速、差し替えてみました。

グラスサイズが大きいせいか、809でも貫禄は十分です。

早速バイアスの調整です。

B電圧は340V、プレート電流は、80mAほどにしました。800よりは少ない電流ですが、出力は5Wあります。

早速試聴です。

ファーストインプレッションですが、音は結構軽い感じでした。800の時はもう少し深い音がしたように思いますが、なんだか物足りないような。もう少し調整が必要なようです。

とうことで、ちょっと課題が出来てしまったような、球転がしでした。

 

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’23 小野市レコードコンサートアンケート結果

2023-11-18 22:45:03 | 小野市レコードコンサート

先週のレコードコンサートは、多くの方にご来場いただきました。ありがとうございました。

レコードコンサートでは、いつもアンケートを配っているのですが、今回は回収枚数がいつもよりも多く、70枚も記載いただきましたので、今日は集計を行っていました。

早速その集計結果を少し見てみたいと思います。が、集計して思ったのは、今後どういうことに生かすために聞いているのかをもっとよく考えてアンケートを作ればよかったと。

いつものアンケートは純粋にどの辺りから人が来ているのだろう、どんな曲がいいのだろうなど、単に自分たちが知りたいことを記載しているだけで、あまり今後の運営にどうつなげていくかは考えられていないアンケートになっていました。

しかし、プログラムを考えるにあたり、どういうことが喜ばれるのか、どういった世代や性別の方がそれを記載しているのか、ということがターゲットを考えるうえで重要ということがこの集計をしていて分かりました。まあ、こういうことは基本中の基本かもしれませんが、今まであまりそんなことはやったことはなく、そんな知識はない人なので・・・この辺は、反省点として、次回のアンケートに生かしたいと思います。

さて、アンケートの集計ですが、まずは来場のきっかけです。

なんと、第1位は友人からの紹介でした。これは会の発起人の小野市のS氏の功績が大きく、メールや電話などで親しい友人などに沢山の人に声をかけていたからです。次にMJ誌の告知欄と新聞でした。新聞はこれもS氏が連絡した結果毎年取材してもらえるようになりました。

次に演奏した曲目についてです。

概ね良い結果となりましたが、3時間も演奏しているので皆さん飽きが来て眠くなっている方が多かったように思います。会場の様子を見ていて疲れていそうな感じがしました。

次回はもう少し趣向を凝らす必要がありそうですが、これを考えるうえでアンケートをもっと次回の内容につなげていくよう考えればよかったと思った次第です。

次に再生装置についてです。再生装置への評価が気になったので毎回入れていますが、もうなくてもいい質問かもしれません。

毎回、悪い結果にはなっていません。これは知人が多いから、気兼ねされているのかもわかりませんが、自作といえどそんなに悪い機材ではないので結果に表れたのだと思います。

次に住まいを聞いてみましたが、これはまあ当然だと思いますが、近隣の市町村になると思います。が、一部の方は金沢市や野洲市、岡山の方からも来ていただいています。このあたり、知人の紹介もありますがMJ誌の効果もあったようです。

次は、真空管アンプへの興味を聞いたものですが、まあ、こういう会に来られる方は興味ある方がほとんどだ、ということがアンケート作成前には考えられていませんでした。

大体、知人の紹介で同じような趣味の方に声をかけているのですし、当然ですよね・・・

さて、最後は、全体的な意見を聞いたものになります。同じ人が複数回答したり、また回答が無い人もいたりしています。

こういう会をやってくれてありがとう、と感謝いただくのが結構ありますが、反省点も。

「音楽情報の紹介をしてほしい」というのがありますが、真空管アンプに詳しい人間はたくさんいますが、音楽ソフトに詳しい人はほとんどいなく、説明できる人がいません。以前はいたのですが、ご病気で出席が出来ない状況になっています。

持ち込みレコードを鳴らす時間がない、というのもありますが、これは、昼休みに、鳴らそうと思っていたのですが、途中で機材がおかしくなってしまい、昼休みに調整していたため、鳴らすことが出来ませんでした。折角持ってきていただいた人もいましたが、対応できずに申し訳ないと思っています。

なお、機材がおかしくなったのはCDプレーヤのデジタル出力が壊れてしまったためということが判明しました。

曲が少し多く、3時間は長いというのも。確かに、音楽をかけ続けているだけなので、ちょっと単調すぎる気もします。

第1部は、アンプのなき合わせを行うのですが、各アンプで同じ曲を鳴らして比較したいというのもありました。これは去年はそうしていたのですが、同じ曲を鳴らすのは苦痛ではないかという意見もあり、好きな曲を鳴らすようになったしだいです。やはりなき合わせの意図を考えると、もっともなご意見だと思います。

あと、アンプの紹介で「製作時の苦労や技術的な話があれば」というのもわかります。今回も皆さんにはできればとお願いしたのですが、ほとんどの方は辞退されました。あまり知識はないので・・・とのことでしたが、苦労話でもいいのです。要はアンプの製作者の顔が見えれば。ほとんどの人はこんなことが出来る知識はなく、それでも頑張ってここまで作ったというのが重要なのです。

この他、飛び入りで入られた生録の再生をされた方がいたのですが、本当にそこでピアノがなっているような気がしましたので、また来年もやってほしいという意見も。私もぜひやってほしいと思います。

ということで、これらを次回に向けて参考にしたいと思います。

 

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’23 小野市レコードコンサート本番

2023-11-12 21:43:49 | 小野市レコードコンサート

今日はいよいよレコードコンサート本番です。

早速、昨日設置した機材のチェック等をはじめます。万一”ノイズ”などあったらまずい、ということで結構真剣。

今日再生する機材一式もこんな感じです。

昨日写真に撮り忘れたOTLアンプも置いてあります。

そしてプレーヤは2台。

手前のプレーヤは、ガラードのターンテーブルにエアベアリングを用いたリニアトラッキングアーム(黒檀によるカスタムMade品)です。空気を使ってアームの左右移動の摩擦をなくしているとのこと。

そのためのコンプレッサーも脇に置いています。

そしていよいよ開会のあいさつ。発起人の小野市のS氏。

この後すぐに始まりましたが、自分はプレーヤの演奏係。そのため、演奏中のアンプは、見られずですが、プレーヤを通して、会場の様子はしっかり確認しています。

皆さん、真剣に音を確認されています。会場は9割方埋まっています。

そしてついにリニアトラッキングアーム登場。

エアベアリング恐るべし。かなりスムーズに溝をトラッキングしていました。

また、飛び入り参加で、録音エンジニアリングを生業とされている方も登場。昨日、岸和田の方であったコンサートで16chの装置で録音した演奏のうちメインの2ch分を聞かせてくださいました。

この中央の装置(マウスの下の機材)は、アンプかと思いきや、パソコンに16chでハイレゾ録音を行う装置だそうな。まだ日本では普及していない装置とのこと。その実録はいかにと思っていたところ、まさにその場で演奏しているような錯覚に陥るほどのかなりの高音質にはびっくりしました。

午前はあっという間に終了しましたが、演奏中何度か”ブー”という音が、断続的に発生。機材のせいかと思い、いろいろとっかえひっかえしていたのですが、原因は不明でした。

そしていよいよ午後からの第二部です。ここからは小野市の地域づくり協議会の方たちが進行していただけます。

まずは、協議会メンバーの方のご挨拶から。

そしてプログラムが始まります。

会場には女性の方もちらほら。マニアの集いのようなところを少し払しょくするような曲を選んでいますので、女性の方も来ていただけるようになりました。ただ、13時から16時までの演奏はきつく、聞いている方も疲れてくるだろうと思いますので、次回からはもう少し趣向を凝らした演奏方法を模索中。

この3時間のうちに午前で聞こえたノイズが10分おきぐらい断続的に発生していることが判明しました。しかも原因は不明。今のところ、新しいコミセン内で太陽光発電などのパワコンや何かポンプなどのモーターのインバータなどが定期的に動作しているんではないだろうか、それが電源を伝ってノイズに表れているのではないか、という想定ですが、さっぱりわからずです。

16時になり終了し、機材の撤収となりました。

今年は結構たくさんの方にご来場いただきました。アンケートを最後に記載していいただくのですが、書いていただいた方だけでも70枚ほどありました。これらアンケートを確認しますが、どんな内容なのか期待と不安が入り混じった状態です。

さあ、また明日らか仕事がありますので、これでおしまいにします。

 

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