今日は電源回路を製作しました。
電源用のサブシャーシに部品を載せていきます。まずは電源トランスと整流回路。
B電源は、トランスの110Vタップからとりますので、倍電圧整流にして約300Vを得ます。そこからリップルフィルタを通して250V程度を得られればと思っています。
そしてヒータは直流点火にします。12Vタップの出力をブリッジ整流し、安定化電源でも通そうかなと思っていますが、安定化電源を通すには電圧がちょっと足りないかも。
とりあえず、下記のように各電源基板を製作しました。
左がヒータ用の安定化電源で、右がB電源用のリップルフィルタです。
ヒータの安定化電源は、おなじみTL431とトランジスタで製作しています。
B電源のリップルフィルタは、FETを使用したフィルタですが、同時に出力電圧調整ができるよう、FETのゲートに接続した抵抗に流す電流を調整できるようにしています。
が、この回路が曲者でした。基準電圧を作るのに、TL431の2.5Vを使用した回路にしたのですが、高圧部分に使用したので壊れてしまったのです。
そこで、何か手ごろなのはないか探したところLEDがあったので、使用してみたところうまくいきました。LEDには47kΩの抵抗を接続して約300Vもの電圧をかけています。
こんな感じです。
動作中はこんな感じで光ります。
一応、基板はそれらしくできましたので、サブシャーシに並べてみました。今のところ、部品の干渉もなさそうです。あとはサブシャーシへの取り付けと配線になります。
一応電源基板はできたのですが、まだリップルがきれいに取れているのかだとか、ヒータにちゃんと所望の電圧が出るのかなど心配事はありますが、ちょうど区切りがいいので、また次回にしたいと思います。