Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

ブログ1本目の真空管アンプ(その1)

2021-05-05 23:52:06 | 自作300Bシングルアンプ

さー、作るぞ!と思ったのは、5か月前。年末休みの間に真空管アンプを作ろうと思い、シャーシをある方に作っていただいたのですが、結局、このGWから製作開始です。

さて、このシャーシですが、兵庫県は小野市のS氏作によるもので、木枠は欅で作成いただきました。S氏は、木工の達人、なんとスピーカのエンクロージャはもとより、ホーンまでも木工で製作してしまう方です。そしてご自身も自作オーディオアンプを使い小野市のイベントなどでも活躍しています。

毎年、S氏主催で小野市で下記のような「自作真空管アンプでレコードを聴く会 in 小野」というイベントを開催しているのですが、昨年度は残念ながらコロナの影響で中止となりました。写真はS氏によるエンクロージャーとホーンです。ダイヤトーンの2S-305のようなラウンドバッフルのエンクロージャですが、中身はアルテックの416-8Bが入っています。

ところで、アンプの方ですが、実はまだ球を決めていません。恐らくは、写真のようなチャイナの300Bになる予定ですが、同じような規模でPT15、809、TaylorのT-55あたりの送信管も対象で考えています。そのため、ドライバは、ダイナミックカップリングも可能なように初段管とドライバ管の2つの球を載せられるように加工しています。

ちなみに電源トランスは、旧ノグチのPMC-170Mで、送信管のような多食らいのヒータでも大丈夫?!と心配に思う方もいるでしょう。特にT-55は7.5Vのヒータですが、これは、6.3Vをショットキーバリヤダイオードのブリッジで整流して、10000μFのコンデンサをかましてやれば、7V近い電圧が得られ若干規格に足りないですが、6.8V程度でもエミッションは十分出ていますので、大丈夫です。

B電源は、トランジスタによるリップルフィルタ兼電圧調整回路にしたかったのですが、このシャーシには角形チョークが似合いそうなので、チョークによる平滑回路としました。

とりあえず今日はここまで。型紙を実際の部品に合わせて、位置確認を行い微修正しました。製作をお楽しみに・・・

 

 

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