Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

小野市S氏宅でのオフ会

2024-08-18 20:44:39 | オーディオオフ会

今日は、小野市S氏宅でのオフ会です。

本日は参加者が8名と少なかったですが、とんでもない事件が発生しました。

といっても、さほどの事はないかもですが、なんとS氏宅のCDプレーヤが壊れてしまったのです。

せっかく拙作のプリを鳴らして確認しようとしていたのですが、いつもの音質比較用のCDが鳴らせなく、音質確認が出来ませんでしたが、急遽、アナログプレーヤにて確認。

親亀の背中に子亀を載せて確認しております。

ただ、聴き慣れたソースではないのでいまいちよくわからずでしたが、1つ難点を発見。ゲインが高すぎてボリュームをほんの少し回しただけで、かなりの音量になってしまうことがわかりました。ちとこの辺は改善の余地ありです。もう少しNFBを掛けるなどしてゲインを調整したいと思います。

さて、事件の続きですが、CDが突然ならなくなりましたので、恐らくピックアップのレンズが汚れているのではないか、ということでCDのふたを開けてみることになりました。

開けてみたところ、なんと、パソコンの中に入っているCDドライブが現れました。

さらにこのドライブのふたを開けてレンズを磨いても効果なし。ついにはTOCまで読まなくなりました。このプレーヤは、赤色レーザを使用しているので、DVDドライブのようです。DVDドライブをCDプレーヤとして使用しているようですが、そうすると波長が短すぎるので何か工夫をしないとCDは読めないのですが、その工夫箇所がうまく働いているのだろうか・・・もうお手上げです、結局、原因がはっきりわからずでした。

残念ながらもう寿命のようですので、S氏には新しいCDプレーヤの購入をお願いしたいところです。経験豊富な皆さんのご意見ではDENONが良いみたいですが、折角なので海外製の車1台買えるぐらいのものをぜひお願いできませんか、と心の中で伝えておきました。

さて、CDプレーヤがそんな調子なので、イマイチBGMもなく人も少ないので寂しい感じでしたが、ふと横を見るとノートPCがあるではないですか。しかもUSB DACにつながっているとのこと。

そこで、この機会にストリーミングソフトをダウンロードし、BGMとして聴けるようにしました。この集まりは結構、年配の方がおられるので、ほとんどストリーミングアプリはご存じないようでしたが、まだ50代のヤングにはおなじみのSpotifyをインストールして差し上げました。

それが冒頭の写真のモニターに映っている画面です。

「これで好きな曲はなんでも聞けますよ」と伝え、BGMを鳴らしつつ、談笑の時間となり、時間はあっという間に過ぎていきました。

そういえば、11月にまた小野市で真空管アンプでレコードを聴く会がありますが、ヤング向けの曲が少ないとのことで、ヤング向けにはこのストリーミングを鳴らすのも手かと思います。キャンディーズはじめ、ピンクレディーやゴダイゴ、聖子ちゃんなど、豊富にヤングの曲がそろっているので、いいんじゃないでしょうか。S氏には広告なしのプレミアム会員になっていただこうっと。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小野市S氏宅でのオフ会

2024-07-21 21:19:28 | オーディオオフ会

今日は、7月のオフ会です。場所は小野市のS氏宅での開催でした。

今日のアンプは、1台のみで西宮のH氏がKT-88シングルを持ってこられていました。皆さん今は製作に忙しいようです。私もブログに載せていますが、プリアンプの製作に忙しく、パワーアンプは少しお預けです。

各メンバーの方は、それぞれ色々な構想を練っているらしく、部品やら、回路やら持ち寄って、ワイワイやっています。

既に、次期パワーアンプ用にトランスを発注した方もいるようです。

またある方は、こんな回路を計画しているなど・・・

どんなアンプが出来るのかかなり楽しみです。

そして拙作のプリアンプでも早く完成させるべく、セレクタスイッチのシャフトをS氏にお願いして短く切っていただきました。

(手タレ:堺市のS氏)

そして、S氏もスピーカーのクロスオーバーの製作に励まれているようで、こんなのを製作されていました。

またM氏は所持しているスピーカの音質確認に来られたようです。

白と黒の2つのスピーカになります。ともに16㎝口径のもののようで、白い方のメーカは何か忘れましたが、黒い方はKENYというかなり昔のメーカだそうです。私も名前は少し知っていましたが、どんなスピーカか初めて見ました。見た目はなかなか良さそうです。

音は、最近の小型スピーカは中々侮れません。黒い方は、フルレンジのバックロードホーンでやはり若干高域不足感はありましたが、白い方は、逆に高域が少しきつかったものの慣れてくるとなかなか良い感じに聞こえてきました。今後のチューニングに期待です。

最後は、同じくM氏の真空管搭載パワーアンプです。

真空管搭載のデジタルアンプで、MHaudioのUA-1という機種だそうです。

手のひらに乗るようなかなり小さなものですが、そこそこちゃんと鳴るのでびっくりです。搭載の真空管は、増幅に寄与しているのかどうか、分解しようとしましたが、今日は時間切れとなりました。

たまたま別件で12AU7を持っていましたので、球の差し替えをして遊んでみました。

色々差し替えたのですが、M氏はTENの12AU7がお気に入りのようでしたので、そのままお使いいただきました。この他、12BH7も使用できるようで、やや太い感じの音が出ていました。

そんなこんなであっという間に時間も過ぎて今日はお開きとなりました。今日もS氏にはお世話になり、ありがとうございました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明石市I氏宅でのオフ会

2024-06-16 21:18:30 | オーディオオフ会

今日は、明石市のI氏宅にてオフ会です。

今日のオフ会はいつもと異なり、屋外でのバーベキュー(BBQ)になります。場所は、I氏の邸宅の約5000エーカーはあろうかというお庭でテントを広げ総勢12人での会となりました。

到着後ほどなくして準備の開始です。

炭火も用意します。最近はガスバーナーであぶって火を起こすのですね。もうBBQは数10年やってないので時代の変化を感じます。昔は新聞紙と小枝を使って順番に火をつけ、最後は団扇であぶり倒して火をつけたものです。

着火後、早速肉を焼きました。肉は大量に用意いただきたらふくごちそうになったのですが、肝心の肉の写真は、食べるのに忙しくて取り忘れました。

思い出したころには、ほぼ肉は終わっています。

今日は曇りの予報でしたが、結構晴れて日差しが強く、まだ6月というのにかなり暑かったですが、美味しいBBQをごちそうになり、感謝です。場所を提供していただいたIさん、食材を用意いただいたAさん、他関係者の皆さん、ありがとうございました。

さて、BBQもひと段落しオフ会の方も開始です。

MJライターS氏の製作中のSPの試聴ですが、ご本人はソファーで寝てましたので、皆で適当にならして遊んでいました。まだネットワークは製作中でこれからのようですが、出来上がるのが楽しみです。

M氏は落札したプリアンプを持参されました。球は12DW7を使用しているので、もし予備球があったら持ってきてほしいといわれていましたので、数本手持ちのものを持参。

ただこのアンプ、ノイズが載るとのこと。下記のアンプになりますが、確かに見た目でもちょっと配線に問題がありそうです。

もう少し整然と配線されていたらトラブルの原因確認もしやすいかと思いますが、ちょっと難しそうで諦めました。

最後に西宮のH氏は、現在、DACの製作中で、最近トランスを特注されたとのことで写真を撮りました。

DACのアナログ増幅部分は、真空管を使いますので、タップが多いのなんの。しかしこれでも、先日当方が製作したトランスとほぼ価格は同じだったのが衝撃です。今度から便乗させてもらおう。

ということで、今日はBBQも兼ねたオフ会となりました。実は暑い外に数時間いたのでかなり疲れていましたが、皆さんのオーディオ熱に刺激されていろいろな思いが込み上げてきた今日のオフ会でした。早くプリアンプを完成させねば・・・

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

堺市A氏宅でのオフ会

2024-05-26 21:43:13 | オーディオオフ会

今日は月1回のオフ会です。堺市のA氏宅にての開催となりました。

今日はアンプの数は少なかったものの、球の数が多い状況となりました。

また、DACも色々改造されているようで、その確認も行いました。まずはアンプと真空管です。

エントリーは、地獄耳の異名を持つ伊丹のYさんのアンプです。

球は6550が刺さっていますが、ピン配が同じ下記の球の試聴を行いました。

左から、KT-66、EL37、EL34です。EL34はMullardの古いやつです。今日はこの内でどの球が聴きやすいか確認されるようです。

そして、拙作のアンプですが、今日は5998用に配線を変えて試聴に臨みます。

球は、Chatham製、WE製の5998と、GE製の5998Aです。上記写真に写っているのがChartham製です。

GEとWEのものは上記になります。Chartham製はなんと、WEとトップマイカが所謂おにぎり型で、WEと似たような作りになっており、音も良かったので今日は持ってきました。

そして、番外は16A8のシングルアンプで大変小型にまとめられているアンプです。たまたま昔からA氏宅に西宮のH氏のアンプが置きっぱなしになっていて、鳴らして見たようです。

どのアンプもそれぞれ善し悪しがありましたが、回路構成的に伊丹のY氏と西宮のH氏のアンプは似たような回路で音も似ていました。拙作のアンプは、基本回路は同一であるものの、初段の素子や、パワー管のカソード、NFBの構成など各部でこれらとはかなり違っており、音質の傾向がガラッと変わります。

結局拙作のアンプは、GEの5998Aが一番良かった印象がありました。WEやChathamの5998は若干高域で歪っぽく、5998Aには及びませんでした。この理由を後ほどよく考えましたが、アンプの調整は5998Aで行っていたので、それが原因かもわかりません。

次にDACですが、MJ誌でおなじみの明石のI氏で何か試作をされたようです。

いまいちよくわかっていなかったのですが、何やら、DACのIV変換か?と思われる部分の抵抗を今までのものより10倍高い価格の日本製に置き換え、ゲインも低めにされたようです。

単体で聞いてる分には音的にはあまりよくわからなかったのですが、この後、CDからの同軸入力部分のカップリングコンデンサをメーカがよくわからないスチロールコンデンサからSOSHINのSEコンデンサに変更したところ、まろやかで聞きやすい音になったような気が・・・本来とは異なる部分での確認になったのでしょうか。

なんだか色々収穫があったようです。

そして最後は、A氏の職人技!

EL152をお持ちのようです。ソケットが特殊なためあまり作例も見かけない球ですが、なんとこの右側のソケットは自作されたようです。

ピンを挿す部分は、真鍮の丸棒から旋盤での削りだしで、10文字に縦に切り欠きを入れてピンを四隅からつかむように加工されたとのこと。それを10個並べて上記写真のように寸分のずれもなく並べています。ミリ単位のかなり細かな仕事です。

さらに小野市のS氏によればこのピンの形状に並べるのがすごく難しいとのことで、少しでもずれると、ガラスが割れてしまうことになるので、買ってきたものだろうと当初は思っていましたが、お尋ねしたところ、自作とのことで皆びっくりしました。

そんなこんなで、今日も皆さんの職人芸を垣間見るオフ会は、時間もあっという間に過ぎ去り、終わってしまいました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小野市S氏宅でのオフ会

2024-04-28 21:36:57 | オーディオオフ会

今日は、小野市S氏宅でのオーディオオフ会です。

今日のエントリアンプは少なく、西宮のH氏作KT-88シングルと拙作の6258単管シングルの2つでした。

また、MJのスピーカ製作記事の執筆や最近関連の本を出版されたS氏も来られるので、お借りしていた小型スピーカの返却、かつ、出来れば適価でお譲りいただけないかと思ってスピーカも持参しておりました。

まずはアンプの試聴ですが、まあ、いつものようにKT-88は高域も伸びていうことない、地獄耳の伊丹市のYさんも6528は高域がいまいち、とのことでしたが、自分も確かにそれは納得。比較すると分かるのですがなんか高域に伸びやかさがない。スピーカのS氏も同意見でした。

その後、スピーカをS氏の小型スピーカに交換。

このスピーカがすごいスピーカで、鳴らしていると、上記写真にある3つのスピーカシステムのうちどれがなっていのかわからなくなるくらいの実力。

今一番大きいスピーカがなっているといわれれば、ほう、とうなずくほど、自然ななりっぷりです。たかが12㎝のスピーカとは思えません。口径の小さいスピーカにありがちな、「小さいスピーカがなっている感」が全然ないのです。

今日は、12人もの参加者がいたのですが、皆その音に絶賛でした。そして脆くも購入の夢は砕け、しばらくはS氏の手元で愛機として愉しまれるそうです。

が、ここで地獄耳のY氏が突然、6528アンプの出力トランスの位相は大丈夫か?と。

この位相については、以前も指摘があったのですでに修正していたつもりだったのですが、かなり前だったので自分もどういう風に直したっけ???と思って曖昧な返事をしていたところ、実際の接続を確認することに。

使用しているトランスは旧TANGOのXE-20Sですが、このトランスは3段アンプ向けに作られているということで、1次側と2次側の極性が逆になっているのです。

しかも1次側はトランスのラベルに記載のように、P端子は球のプレートに、B端子はB電源につながないといけない様なのですが、私の方はそんなこと気にもせず、PとBの接続を逆にして位相を2次側に合わせていたのでした。

この指摘を受け、早速修正。1次側を元通りに修正し、2次側のHOT・COLD側を入れ替えました。

再度、小型スピーカにつないで鳴らしてみたところ、音の傾向が確かに変わりました。高域の伸びが良く、かつ低域もしっかりしてかなりまとまった音が出るようになったのです。スピーカのS氏いわく、「6528の方が高級機の様」と先ほどの評価とはかなり変わりました。そして地獄耳のS氏もこちらの方が良いと6528推しです。

帰宅後、自分も家のシステムで聞きながらこのブログを書いているのですが、昨日の音とは違い、高域がのびやかでまろみがある音になっているのにびっくりです。

この理由は何だろうと素人なりに考えましたが、自分の予想では、1次側の巻線が鉄心に近い方と遠い方で、近い方をB端子にしてしまうと、交流的にアースされるので信号が鉄心に届きにくいのではと考えています。鉄心に近い巻線からではなく鉄心から離れた外側の巻線から磁界を受けていることになり、必要な信号が失われているのではないかと。

というようなことを若干ですがLINEでもやり取りし、結局誰もトランスの巻線構造をわかっていないので結論は出ず。

がしかし今日は大きな収穫がありました。ちゃんと知識思ってトランスの接続をしなくては!と。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする