今日は小野市のSさん宅にてオフ会です。総勢11名の参加でした。
今日のアンプのエントリは3台。1台目は、1619にはまり込んでいる和歌山のHさん作、1619パラプッシュモノ2台。
コンパクトに作られていて見た目はかなりかわいいアンプです。
超3結回路で帰還管にWE396Aを使用した贅沢なアンプです。音は、明るくもしっとりした音質です。女性ボーカルが際立ってよかった印象です。現在、1619を使用したアンプを3台製作中でマルチアンプ構成でスピーカを駆動するよう準備中とのことでした。完成したらどんな音になるのか楽しみです。
次は、拙作の3C33シングルで、昨日改造したアンプです。
どんな評価が下るのか、恐る恐るです。
第一声は、「中々いいやん」とのことでしたが、ここで喜ぶのはまだまだ素人。「そうですかね~」といったんは否定しておいて反応をうかがいつつ、おっ、これは本当かな、となんとなくわかってから、「そういうことにしておきましょう、結構苦労しましたし・・・」という感じで進めるのが、まあ、嗜みというのでしょうか。なかなか奥ゆかしい世界です。本当いうと自分でも音に深みが出てボーカルの息遣いも聞こえてくるようにうまく仕上がったかな、と思っていました。
そして、トリはなんと半導体式アンプです。
年末のオフ会でお世話になった、明石のI氏作のアンプです。I氏はオペアンプの達人で、このアンプも前段にオペアンプを使用し電力増幅段に2SK1058/2SJ162を使用した回路のアンプです。オペアンプは、高電圧でも使用できるものを使っているとのことでした。
音は、ダンピングの効いた音で、かつ高音がきれいな音です。静寂が感じられる音がしました。電力増幅段の電源には、懐かしいエルナーのCerafineを使用されており、時代を彷彿させる感がありましたが、中身は最新のオペアンプのようです。
大昔、オペアンプといえば741かLF356だった時代にLF356+2SK135/2SJ50で似たようなアンプを作ったことがありますが、当時は悲しくもスッカスカの音でなにもいいことはなかったのですが、このアンプを聴くと天と地ぐらいの差があるレベルです。しっかり力強くも静けさが伝わりきれいな音を奏でるという、半導体アンプはこれで十分ではないか、と思わせるような音質でした。
今日は、3連休の真ん中で交通量が多いだけでなく事故で高速道路の車線が3車線中1車線しか使えなくなっているなど、渋滞が激しく、S氏宅に着いたのはお昼前でした。なので今日はあまり時間がなく、3台のアンプの試聴とオーディオ談議であっという間に時間が過ぎていきました。
また、次回のオフ会向けに何か考えておこうと思います。
今日は、明石のI氏宅でオーディオオフ会の忘年会でした。
まずはBGMにI氏作の1619プッシュプルアンプをセット。
そして、カニ鍋を準備しますが、出来上がると皆一斉に箸をつけました。
約10人で4㎏のカニをご用意したそうです。カニなんてそうそう食べるものじゃないので、皆さん箸が進み、あっという間に空っぽに。
この後、第2弾、第3弾へ進みました。
もう、第3弾や最後のおじやでの締めの辺りは写真もすっかり撮り忘れていました。
鍋が終わり、いつものオーディオを少しやりましたが、Y氏作の300Bシングルをセッティングし、1619の中身を見せてもらうことに。
300Bのシリアルを見てみたところ、1984年製のものでしたが、まだそのころまでアメリカでは300Bを生産していたのですね。
いったい、1984年でどういう装置の保守用に作られたのでしょうか。
ということをいろいろ巡らせつつ、300Bで音楽を奏でながら、冒頭の写真の1619プッシュプルアンプのはらわた解体ショウに入ります。
まずは、上面のふたを外してもらいました。
特注の電源トランスに、山水のOPT H15-8が鎮座しております。そしてその右に1619が。メタル管で地味なのと、孫が触ったらやけどするので、ケース入りにしたとか。1619は赤く光るわけではないので、確かにケース入りの方が良さそうですね。
そして、裏側の配線の部分です。
回路はすべて基板を製作し、部品を取り付けていますので基板間の配線のみになり、整然としています。最近は、基板の製作も安くなったとか。10枚で5ドルだったそうです。
私も以前、サブミニ管のフラットアンプ基板をいただいたので、早く作らないとと思っているのですが、ケースから作ることになるので、そこがなかなかスタートできないところです。以前作ったイコライザアンプも入れて、プリアンプにしたいと思っているところです。
そんなこんなで、忘年会もあっという間に過ぎ、お開きとなりました。年明けまで、いつの間にかあとわずかです。できれば今年の仕事は今年のうちに手を付けたいものです。
今日は、小野市のS氏宅でのオフ会でした。次週はついにレコードコンサートの本番になりますので、本日はその最終打ち合わせも行います。
打ち合わせやら雑談やら交えながら行いましたので、別のコンサートのポスターやらが散らかっています。
ほぼ、不明点が埋まりつつあり、まだ準備が出来ていない人は、今週前半に用意いただくことで、ほぼ完了です。
そして、拙作のアンプの音質最終確認を行いました。
実は、昨日のうちに真空管の800と807を新たなモノにしましたので、念のための音質確認になります。
800はRCA De forestの刻印、807はNeotronのタイトベースのものにしてみました。この807はベースに模様がついていますが、前所有者が落書きでもしたのかと思ったのですが、どうも最初から書かれていたもののようで珍しい球です。しかも色合いが、”青空と麦畑”を意味する色でなかなか時流にのっています。
音は特に問題なさそうでした。良かったです。
見た目こんな感じになりました。
残り1週間を切りましたが、念入りに準備して進めたいと思います。
皆様、会場でお会いしましょう。