今日は、音質確認で、西宮のH氏宅にお邪魔しました。
まずは、アナログディスカバリーで特性の計測をしていただきました。
なんと、周波数特性は、5Hz~120kHzもあり驚きました。しかもほぼフラットです。その他、歪率特性やDF(ダンピングファクタ)の計測を行いました。これらはそれぞれまあこんなものかという感じでしたがDFは各周波数帯気にわたり5程度(@8Ω)ありました。が、印刷した紙をH氏宅に忘れてきてしまい、また画面も写真に撮ってなかったので載せられません。
そしてその後試聴に移ります。
今日の比較アンプは、和歌山のF氏作、STC 4300Bシングルです。
4300Bは今やかなりレアな球となったようで、オークションなどで見かけることも少なくなりました。私もはじめてお目にかかる球です。
事前の測定では残留ノイズがなんと40mVもあり、大丈夫かと懸念しましたが、やはり問題があったようで、B電源のレギュレータ用トランジスタが破損していました。
修理の際、ついでにはらわたも撮影させてもらいました。
拙作のアンプも下記の写真のように並べて音出し確認です。
結果やいかに!
拙作のアンプはやはりプッシュプルというだけあり、歪感が少ない音がします。それだけ、歪による倍音効果も少ないと思われ、音のふくよかさなどが4300Bが上回りましたが、6327も決して引けを取っていないと思います。まずは価格が4300Bの100分の1程度なので、その点では優っているでしょう。
レコードコンサート当日は、部屋が少し特殊ですしこの違いがどう出るか、楽しみです。
では皆さん、当日お会いしましょう!