Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

ブログ1本目の真空管アンプ(その6)

2021-05-15 23:45:37 | 自作300Bシングルアンプ

やっと休みになり、作業を再開しました。今日1日でだいぶ内部配線が進みましたが、何せ牛歩でまだまだ。何も考えずにブログに載せたもんだから、中身の配線が汚すぎたらかっこ悪いと、きれいとは言いませんがいつもより少しマシに作っています。あとは主に前段のプレートやSGにかける電圧回路を作らないといけません。SGの電源は抵抗分割にするのか、半導体で小細工するか、などなど、いろいろ考えてたりしています。B電源やヒータ回路、出力管周りはとりあえず済みました。

今日の進捗はこちら。

 

ところで、前段の球ですが、増幅部は下記のような球を使おうと考えています。E180F(6688A)とE810Fという球です。これらは確か通信機用の球で、それぞれgmがかなり高いものです。E180Fは16,500μS、E810Fはなんと50,000μSも。gmの高さは最強かもしれません。ちなみに6SJ7で1,600程度、6267(FE86)で2,000程度なので、普通のオーディオで使われる球よりかなり高いことがわかります。さて、うまくいくのか。私もまだ試したことがなく出来てからのお楽しみ。だめならだめであきらめるさ~。

ちなみに両方の球ともピン配は同じなので、うまく電圧調整すれば差し替えはできるはず。

ではまた~。

 

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古いトランジスタアンプの改造

2021-05-12 22:15:21 | トランジスタアンプ

最近仕事で忙しく、中々自作オーディオに取り組めないので、過去のものを取り上げたいと思います。

なんと、トランジスタアンプ!KE製A663というものです。

オークションに出ていたもので、これをレストアしたら面白そうと思い落札しました。なんせ、アンプづくりのために色々部品を集めていて、部品だらけなので少しでも使って有効利用しないと。

早速ですが、中身を公開。なんとメーカ製にもかかわらず、雑な配線、他にもハンダがへたっぴなところがあったりと、造りとしてはいまいち。恐らくはあまり良い工員さんを抱えていなかったのでしょう。

早速レストアですが、最初はかろうじて音が出る程度でした。そこで、まずは、傷んでいるであろう電解コンデンサの交換から。

パワーアンプ部の交換前(上)と交換後(下)

交換後の真ん中ののっぽのコンデンサは、ウェスタンのKSナンバーのものです。

その他のイコライザやトーンコントロール部も同じように変更しました。OSコンデンサも使えるところはたっぷりと。

そして部品交換後、鳴らしても若干ハムが出ている。そこで、トランスに丁度いいものがあったので、完全シールドタイプのものへ交換。電源回路はイコライザとトーン部はTL431を使用した簡単な定電圧電源へ、パワー部は、FETを使用したリップルフィルタの追加を行い、ハムはなくなりました。

なお、このころのアンプは、OTLではありますが、単電源での駆動のため電源回路も1個で済み、作るのは楽ですが、アンプの出力には直流カット用の大容量の電解コンデンサがついています。残念ながらこのコンデンサはノーマル品です。

完成後のアンプの中身はこちら。

中央が新設した電源回路で左側の灰色の四角いものが新しい電源トランスです。一番右手側にある基盤は、イコライザアンプ基板で懐かしのエルナーのARAや、イコライザ回路には銅箔のスチコンを使用しています。もちろんパスコンには、OSコンや、カップリングにフィルムコンなども使用。

完成後の音は、ほっこりと柔らかくまるで真空管アンプのようでした。このアンプは、昨年末オークションへ出品し、めでたく新しいところへ嫁入りできました。新しいご主人さんからは、出品後の評価後、数か月して「良い音でなっています」と再度評価いただきました。ありがとうございました。

 

 

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ブログ1本目の真空管アンプ(その5)

2021-05-09 22:23:41 | 自作300Bシングルアンプ

きょうは、シャーシを塗装し部品の組み立てを行いました。気になるシャーシの色は、結局、プライマー仕上げの色でそれほど違和感はなかったため、銀色っぽい灰色にしました。

こんな感じの色です。

そして、少しだけ配線しました。今日はここまで。

明日から仕事でした。これからはあまり進みがよくないかも。ではまた~。

 

 

 

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ブログ1本目の真空管アンプ(その4)

2021-05-08 16:53:13 | 自作300Bシングルアンプ

今日は、曇りがちですが、良好な天気でしたので、朝から作業に勤しみました。

↑こんなアルミの角パイプからサブシャーシの切り出し。↓

そして型紙を張り付けて穴あけ。

穴あけ完了後、やすり掛け、サンダーでの研磨を経て、プライマー処理まで一気に進みました。この間、手が汚れているので写真は撮らず。

仮組状態のシャーシ。裏側はこんな感じです。

そして球も載せてみました。まずは、チャイナの300Bから。

そして、Taylor T-55

次に809。

最後にPT15

さあ、どの球がいいでしょう、悩みますね~。これを見ている方、お暇ならご意見くださいな(といっても聞かないかもしれませんが)。

ところで、まだ、シャーシの塗装が残っており、まずは色を何にするかで夜も眠れず。

次回をお楽しみに~。

 

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ブログ1本目の真空管アンプ(その3)

2021-05-07 18:51:17 | 自作300Bシングルアンプ

今日は、早速シャーシの穴開け作業をしました。

当初、いつものように作業していたのですが、そういえばブログネタ忘れていたと思い、慌てて写真をパチリ。下記がその写真です。

メインシャーシの穴あけは、90%ぐらい終わりましたが、シャーシが大きくボール盤の首に閊えてシャーシの真ん中に近いところの穴あけができず、また明日、ハンディータイプのドリルで頑張る予定。この後、やすりで削り整形しました。結構大変です。

シャーシのやすりでの成型が終わっても、まだ実はサブシャーシがあり、アルミ部材からのサブシャーシの切り出しと穴あけ、あと全シャーシの研磨と汚れや油分のふき取り、プライマー処理、塗装と続きます。GW中に終わるのか。シャーシの加工だけでやることいっぱいです。

ではまた~。

 

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