浪漫飛行への誘(いざな)い

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アドベントカレンダーは子供の楽しみ

2023年12月01日 05時28分55秒 | イベント

 

12月に入り、今年もあと1ヵ月となってしまったが、12月になると我が家のリビングを飾るのがクリスマスデコレーションである。いろんな種類のクリスマスグッズをこの1ヵ月だけ飾り付ける。子供が小さかった頃は、クリスマスツリーを飾っていたが、今は二人だけなので、クリスマスリースやろうそくで回転する木製ウィンドミルや木製のサンタさんやツリーに飾り付ける小さな人形等に加え、アドベントカレンダーを飾っている。

クリスマスの飾りつけは、ドイツに住んでいた頃、クリスマスマーケットも盛んで、多種多様な本場のクリスマスグッズを買っては飾り付けていた。特に、アドベントカレンダーのことはドイツに行って初めて知ったが、12月1日からクリスマス当日までの24日間をカウントダウンする、期間限定の特別なカレンダーのこと。 紙や布製のカレンダーに24個(25個の場合も)のポケットや扉がついていたり、24個の袋や箱に分かれていて、毎日一つずつ開けるとチョコレートなどの小さなお菓子やプレゼントが入っているというもの。アドベントとはキリスト教の待降節(カトリック、ルーテル教会)あるいは降臨節(聖公会)のこと。 「到来」を意味するラテン語が語源で、「キリストの到来」=クリスマスにいたる約4週間のことを指すという。

大衆的な安価なものは、サンタさんやクリスマスイメージの絵が描かれている紙製の箱の日付の扉の中にチョコレートが入っているもので、我が家でも子供達は、毎朝、扉を開けてチョコレートを食べるのを楽しみにしていた。毎日扉を開けていって、最後に25日のクリスマスを迎えるというものである。

日本に戻って来てからも、毎年このカレンダーを購入していたが、日本では30年前だとまだあまり普及しておらず、いつも銀座のソニープラザで買っていた。今では、いろいろなところで売っているが、このアドベントカレンダーを飾る習慣は今でも続いており、子供たちは、40を過ぎても楽しみにしているようである。

また、ドイツでクリスマスの木彫りのおもちゃの本場といえば、ドレスデンの南50㎞のところにあるザイフェンという小さな村が有名である。クリスマス前には、この「おもちゃの村」に世界中から人々が訪れる。彼らのお目当てはこの村で何百年も前から作られているクリスマスツリーに飾る木製オーナメントやくるみわり人形、窓辺を飾るロウソク立てや天使のミニチュアなどである。このザイフェンの村を訪れたのは、2006年7月のことで、ドイツ人の友人が車でプラハからドレスデンに向かう途中に立ち寄ってくれたものである。小さな村であるが、木彫りのおもちゃ等を製作、販売しているお店がひしめいていて、クリスマス時期ではなかったが、雰囲気抜群であった。

 

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