21日のBS-TBS「昭和歌謡ベストテンDX」は、クリスマスを目前に控え、「クリスマスの聴きたい曲特集」をやってくれた。クリスマスが近づくと街でもクリスマスソングが流れて、雰囲気が盛り上がる。定番のクリスマスソングはいっぱいあり、どの曲も聴いているだけでクリスマスの雰囲気を感じることができるから不思議である。今年は、本場ブロードウェイのクリスマス・ワンダーランドというミュージカルを観覧したので、定番のクリスマスソングを生歌で嫌というほど聴くことができた。昭和歌謡となるとある程度限られるが、やはり稲垣潤一の「クリスマスキャロルの頃には」《1992年》が印象的。個人的に一番聴きたい好きな曲は、山下達郎の「クリスマス・イブ」《1983年》で、まさにクリスマスそのもので雰囲気があり、定番となりつつあるが、どうも今年はジャニーズ問題がらみで、ラジオや街でもこの「クリスマス・イブ」の音楽があまり流れていないようである。
スタジオゲストとして、つるの剛士、はいだしょうこ、Ms,OOJA、クリス・ハートが出演し、聴きたい曲をカバーしていた。広瀬香美の「ロマンスの神様」《1993年》や松原みきの「真夜中のドア~stay with me」《1979年》という軽快なシティ・ポップも紹介されたが、自分にとってはあまりピンとはこなかった。また、杉山清貴の「最後のHoly Night」《1986年》や浜田省吾の「悲しみは雪のように」《1992年》がこの時期に聴きたくなる歌として紹介されたが、我々世代にはあまり馴染みのある曲ではなく、ちょっと残念であった。クリスマスは、やはりキリスト教から来ているイベントであるので、厳かな教会の鐘の音色や定番のクリスマスソングのほうがピンと来る。
「クリスマスキャロルの頃には」: https://www.youtube.com/watch?v=QtL9DdSJ8TY
「クリスマス・イブ」: https://www.youtube.com/watch?v=ssZJPfg7sGc