12月20日、BS日テレ夜8時から、「その時、歌は流れた~時代を彩った昭和名曲」が10月11日の再放送として、放送され、懐かしい思いで番組を見た。昭和の時代、レコードを持っていなくてもテレビ、ラジオ、商店街などから歌が流れ老若男女問わず誰しもが口ずさむ数多くの名曲が誕生し、名曲の数々は当時の世相を捉えることで多くの人に支持された。時には歌詞の世界に憧れ、時には自分への応援歌として、また、ある時には当時の恋愛に当てはめたり・・・。番組MCは太川陽介、吉川美代子さんで、ゲストとして、南こうせつさんを迎え、名曲が誕生した「そのとき」のエピソードも紹介してくれた。カバーシンガーとして、市川由紀乃、夏川りみ、ベイビーブー等が出演し、当時流行った名曲を披露してくれた。
1949年では、「悲しき口笛」(美空ひばり)、「青い山脈」(藤山一郎)、1962年では、「いつでも夢を」(橋幸夫・吉永小百合)、「赤いハンカチ」(石原裕次郎)、「下町の太陽」(倍賞千恵子)、1973年では、「神田川」「赤ちょうちん」(かぐや姫)、「あなた」(小坂明子)、1978年では、「夢一夜」(南こうせつ)、1983年では、村下孝蔵さんの「初恋」「春雨」「踊り子」等を紹介してくれた。個人的に印象に残っている曲は、「いつでも夢を」で、中学校の卒業アルバムの寄せ書きにこの言葉を書いたのをはっきりと覚えている。「神田川」「赤ちょうちん」も「あなた」も独身時代の懐かしい思い出ソングで、1983年の「初恋」も大好きな曲である。音楽を聴くだけで、当時の思い出がよみがえり、ウキウキして元気が出てくるのは、まさに音楽そのものが持っている不思議なパワーである。昭和時代は、我々世代にとって、青春そのもので、まさに時代を彩った懐かしの名曲であふれているので、これからも何度でも聴いて元気をもらいたいと感じている。
「いつでも夢を」: https://www.youtube.com/watch?v=AbEHO-Db7F8
「初恋」: https://www.youtube.com/watch?v=mQfEP9KSJt8