日曜朝の文化放送「日曜はがんばらない」のプレゼント応募で、鎌田實さんの「シン・がんばらない」という新書(潮出版社)が運よく当選し、早速読み始めてみた。著者の代表作『がんばらない』が20年の時を経てアップデートされたものという。筆者によると、「シン」というのは、狭義には「新」「深」「心」、広義には「真」「浸」「慎」「神」「信」というようないろいろな意味を込めているという。ラジオ番組は毎週聴いて元気をもらっているが、そのタイトルは、この本から来ているようである。
第1章 シン・生き方では、ソロ活のことが触れられていた。最近、「孤独のグルメ」とか「ぼっちキャンプ」とかソロを楽しむアクティビティ(ソロ活)が注目されている。一人で温泉旅行に出かけたり、外食したり、カロオケに行ったり、ソロ活の楽しみが支持されつつある。ソロ活は独身者が一人で楽しむための活動ということではなく、既婚者にも当てはまるという。旅先までは一緒に行くし、宿も同じ、でも現地に着いたら基本は別行動でそれぞれが行きたい場所にソロで行くといった謂わばパートタイムソロ旅も珍しくないと紹介されているが、我が家の場合も全くその通りで実践している。旅行に行く時は、必ず旅行スケジュール表を作成しているが、そこには、午前中-自由行動などと書くこともよくある。ゆっくりしたい妻といろいろ見たい夫との折衷案である。いつも同じ行動を取る必要はないとの提案に大賛成である。
本の中で、朝井麻由美さんというフリーライターのソロ活を紹介している。彼女は「ソロ活女子のススメ」という本を2019年に書き、2021年には、テレビ東京で江口のり子さん主演でドラマ化され、人気を博したようである。まさに積極的にひとり時間を楽しむことを意味する「ソロ活」を扱った人生応援ドラマで何回か見た記憶があるが、まさに我々にも適用されることに妙に納得するものである。主役の女性は、好きな時に好きな場所で、ひとりでしか味わえない贅 沢な時間を過ごすため、今日も新たな“ソロ活”を探し求めるという...人気ドラマのようで、今年4月から、毎週水曜深夜1時からシーズン4が放送され、台湾もドラマの舞台になるようで興味津々である。深夜なので、録画してちょっと覗いてみようと思う。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます