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忠臣蔵の赤穂義士祭~泉岳寺にて

2023年12月15日 20時59分45秒 | イベント

 

12月14日は、赤穂浪士討ち入りの日であるが、この日、泉岳寺にて赤穂義士祭が開催され、近くなので出かけてみた。泉岳寺は、港区高輪にある曹洞宗の寺院で、1701年3月14日、江戸城中、松の廊下で吉良上野介義央の殺傷により即日切腹させられた浅野長矩及び1702年12月14日に江戸本所の吉良邸に押し入って主君の仇を討った47人の赤穂義士の墓があることで有名である。一般に「四十七士」と言われる赤穂義士だが、泉岳寺には討ち入り前に自害した浅野氏の家臣・萱野重実の供養塔を含めて48基のお墓がある。赤穂義士のリーダーが大石内蔵助で、お寺には大きな銅像が建てられている。

お墓には、今までに2,3回お参りしたことがあるが、この日は大勢の参拝者があり、1時間待ちの状態であったので、今回は諦め、通常の参拝とイベントの一つである義士行列を見学した。義士行列は、赤穂義士47人が当時の服装で、中央区役所→歌舞伎座→増上寺→泉岳寺とパレードするイベントである。予定より遅れて、15時半過ぎに泉岳寺に到着した。大石内蔵助を先頭に、それぞれ、名前を書いた衣装を身に着けているので、誰かよくわかるし、当時そのままの雰囲気がある。行列の見学は2回目である。何年か前には、墨田区にある吉良邸跡(本所松坂町公園)に行ったこともある。

14日の夜には、BS朝日で、テレビ朝日開局45周年記念で2004年に製作された「忠臣蔵」が一挙放送され、しっかり見た。義士行列を見た後だったので、臨場感抜群であった。松平健が大石内蔵助役をやっていたが、多くの有名人が出演していた。討ち入りの翌年2月に、義士47人は、幕府により切腹(実際の切腹は46人)を命ぜられるが、大石内蔵助の辞世の句「あら楽し思ひは晴るる身は捨つる浮世の月にかかる雲なし」で番組は終わり、感動的であった。

特別番組の後、同局で【あなたの知らない京都旅〜1200年の物語 「忠臣蔵 京に潜伏 大石内蔵助の葛藤」】という番組もあり、興味を惹かれた。大石内蔵助は京都との関わり深く、討ち入り決行日を決めたのも京都にいた時だったという。また、14日のテレ朝のグッド・モーニングの言葉検定でも忠臣蔵を取り上げており、赤穂事件を題材とした歌舞伎および人形浄瑠璃での「仮名手本忠臣蔵」の由来もよく理解した。上演禁止となった忠臣蔵を室町時代に演目を変えたもので、仮名手本とは、赤穂四十七士をかな手本47文字になぞらえ、登場人物の名前も変更したものであることを初めて知った。まさに忠臣蔵一色の14日であった。

  (追記)

翌15日にも、BS朝日で、2010年製作の「忠臣蔵~その男、大石内蔵助」が放映され、続けて見た。ストーリーは同じなので、落ち着いて見ていられたが、俳優が若返っているので、新鮮さがあった。大石内蔵助は田村正和、吉良上野介義央は西田敏行が演じていた。

     大石内蔵助の銅像(泉岳寺)

 


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