最近、葬儀やお線香のテレビCMが目立つような気がする。「小さなお葬式」「よりそうお葬式」や「セレモ」「くらしの友」等の葬儀関係のCM、「日本香堂」や「青雲」等のお線香関係のCMである。昔は、このようなCMはあまりなかったような気がするが、コロナ禍以降、葬儀関係の行事も一変し、こじんまりとした家族葬が主流になっているから、このようなCMも効果抜群と思われる。それでもCMを見ていると寂しい気持ちになる。
高齢化社会が進み、この手の需要が増大しているからと思われるが、考えて見れば、紙パンツや介護関係のCMも増えている気がする。自分が年をとってきたからであろうか?高度成長時代は、テレビCMも世相を反映したものが多かったような気がするが、今や団塊の世代のほとんどが後期高齢者となろうとしていることを考えれば、そこをターゲットとしたCMが増えるのも当然であろう。団塊の世代は、人数も多いが、それなりにパワーも大きく、お金も若者に比べてそれなりに持っているので、そこに焦点を当てるのは極めて正解である。政府は、子育て世代ばかりに焦点を当てて、いろいろな施策を講じているが、年寄り世代を軽く見てはいけない。保険料負担を増やしたり、年金を減らしたり、日本は年寄りには優しくないと感じるのは自分だけであろうか?
小さなお葬式CM: https://youtu.be/J79U4mU-dY0
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