日本航空は、冊子の時刻表を国内線は2021年6月版より、国際線は、3月28日~8月31日版より廃止すると発表したが、寂しい思いである。紙消費量抑制による環境への配慮、パソコンやスマートフォン普及に伴う需要減少の観点から冊子の制作を終了するとしているが、全日空もすでに2月版より廃止に踏み切っており、時代の流れをひしと感じる。
JALの国内線の時刻表は1951年、国際線は1954年が最初の発行というから、国内線は開始から70年で幕を閉じることになる。現実的には、パソコンやスマホが普及し、時刻表もオンライン検索で十分であるともいえるが、航空ファンとしては寂しい気がする。
すべての時刻表はどこかで保存されているかも知れないが、個人的には、1970年7月から1972年12月までの時刻表は保存している。当時の時刻表の表紙は、現役のキャビン・アテンダントが選ばれて掲載されていた。いつからいつまで現役のキャビン・アテンダントが表紙を飾っていたのか確かではないが、50年も前のことなので、今は皆、70代になっていると思うと時の流れを感じる。21日のテレビ朝日のスペシャルドラマで「エアガール一期生」の誕生物語が放映されていたが、時代の流れを感じる今日この頃である。当時の懐かしい制服を見て青春時代を思い出してみたい。
国内線時刻表1970~1972年: https://youtu.be/1ARX_wiE9-U
画像は、1951年の最初の時刻表 :
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