
7月4~6日まで東京の国立競技場で第109回日本陸上競技選手権大会が開催され、NHKで生中継放送もあった。今年は、9月13~21日に東京で世界選手権(世界陸上)が開催予定で、代表選手選考競技会を兼ねるため、注目を浴びている。2021年に開催された東京オリンピックは無観客で実施されたので、世界のトップレベルの競技を生で見られるのは、9月の世界陸上が初めての機会である。すでに開会式を含めた初日の競技の観戦チケットを購入済みである。
今年の日本選手権は世界陸上と同じ競技場で行われるので、前哨戦として、どんな選手が代表に選ばれるか興味深い。陸上競技の日本選手のレベルは決して高くはないので、メダルを狙える競技は、女子やり投げとか競歩とか4x100mリレーとかに限定されるが、8位入賞となると男子110mHとか女子5000mとか男女マラソンとかも期待される。
今回の日本選手権で、古巣JAL所属の高良彩花(女子走幅跳)、鵜澤飛羽(男子200m)両選手が優勝を果たし、欠場したもの同所属の北口榛花(女子やり投げ)、村竹ラシッド(男子110mH)両選手は日本記録保持者で世界陸上でもメダルや入賞が期待されているようで嬉しいかぎりである。
日本選手権は、独占的にNHKが放映しているが、世界陸上は、TBSが独占放映する。これは昔からTBSが世界陸上の放映権を持っており、今回も織田裕二さんがスペシャルアンバサダーを務めるということで楽しみである。世界陸上は隔年で開催されているが、現役時代に個人的にも5回(1999~2007)ほど生で観戦する機会を得たことがあるので、いっそう興味がわく。
今回の日本選手権では、女子800mで久保凛という高校生が日本新記録を出したり、男子やり投げで、崎山雄太選手が歴代2位の記録を出したり、好成績も出ているが、なにせ世界とのレベルの差は否めないのは残念である。現役時代、9年間陸上競技関係の仕事をしていたので。特別に関心をもってテレビ中継を楽しませてもらった。
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