
トランプ大統領の右腕として、手腕を振るっているテスラやスペースXのCEOのイーロン・マスク氏が苦境に陥っている旨のニュースが連日流れている。米政府職員の大規模削減を主導し、欧州で右派勢力に肩入れするマスク氏への反発から、電気自動車のトップメーカーであるテスラ社の株価は大幅に急落しており、ヨーロッパはじめ世界中でテスラ車の不買運動が拡散し、販売減を招いている。テスラは新興市場で事業拡大を目指すが、トランプ政権の関税強化も前途に影を落としているという。
米国でもこの数週間、テスラの不買運動が拡大。駐車中の車が火炎瓶で焼かれる悪質な事例も起きた。こうした中、テスラの販売が大きく減り、米メディアによると米国で1月の登録台数が前年同月比11%減少したという。ロイター通信によるとドイツでも2月に76%減り、1月の60%減から減少が止まらない。マスク氏が移民排斥を主張する右派政党への支持を公言し、「イメージが悪化した」と指摘される。テスラの株価下落も激しく、ニューヨーク株式市場で3月中旬に入り、昨年12月の最高値圏から5割近く低い価格での取引が続いている。マスク氏は、昨年の大統領選で巨額の献金をして、トランプ大統領に重用されているが、トランプと同じく、自分勝手主義でやりたい放題でその横暴を誰も止められない印象がある。
そんなマスク氏に贈る言葉は、仏教でいうところの「自因自果」「悪因悪果」「因果応報」そのものである。テスラ車の販売大幅ダウン、テスラ株の急落は、当然の帰結ともいえる。マスク氏、トランプ氏同様自分第一主義、利己主義、金権主義であり、アメリカファーストは名目だけで、本音は自分ファーストであるように見える。二人には、仏教の教えを学んでほしいところだが、見向きもしないことは明らかで、閻魔様に地獄行きを命じられることは間違いなさそうである。。このまま不買運動が広がれば、テスラ社は危機に瀕する恐れもあるが、世界中の良識ある人達はどう見ているであろうか?
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